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This Archive : 2012年12月

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2012.12.31 *Mon*

2012年マイベスト本決まりました!


2012年も今日で終わり。
最後の最後まで悩みましたが、ようやく今年のベスト本が決まりました~きもち


↓クリックすると別ウィンドウで開きます↓

2012国内

2012海外

2012コミック


ちなみに今年読んだ本の冊数は、206冊でした。
うち漫画116冊だから、半分以上は漫画って事になりますね…(笑)

2013年も、積読を減らしつつ楽しく読書していけたら良いな~と思いますかお

ライン


今年一年、本当にお世話になりました。

いつも遊びに来て下さったお友達、ブログをお休み中のお友達。
来年も皆さんにとって、素敵な一年になりますように…きもち

ではでは、良いお年を~~きもち

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2012.12.31 *Mon*

2012年マイベスト本<国内編>

◆ 2012年 マイベスト本 国内編 ◆



1位 叫びと祈り(梓崎優) ほしきもち 

★ ミステリ ★




これはダントツの1位!!!ホント素晴らしかった~きもち
世界各国で遭遇した謎を解き明かすという、ちょっぴり新感覚のミステリ。
これがデビュー作とはビックリ。これからが楽しみな作家さんNO.1です。






2位 死の泉(皆川博子)

★ ミステリ・幻想 ★




2012年は皆川作品を何冊か読みましたが、これが一番好みでした!
古城、カストラート、人体実験、地底洞窟…全てが自分のツボでしたね(笑)
美しさとおぞましさと。そこはかとなく禁断の匂いがするミステリです。






3位 儚い羊たちの祝宴(米澤穂信)

★ ミステリ ★




<米澤さん=青春ミステリ>という、半ば固定化されたイメージが完全に払拭された作品。
ギョッとするほどオチがブラックな短編集です。えぇ、かなり黒いです。
米澤さんには、どんどんこういうタイプの作品を書いて頂きたい!





4位 ほたるの群れ(向山貴彦)

★ ファンタジー ★





1学期、ついに完結です!ファンタジーと呼ぶにはあまりにも血生臭いですかね(笑)
十代の殺し屋達の凄絶な死闘を描いた、ブラック(?)ファンタジー。
2学期が始まるのが待ち遠しくもあり、ちょっと怖くもあり……






5位 天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語(中村弦)

★ ファンタジー・幻想 ★




第20回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。これも素晴らしかったですかお
人を幻惑させる館…といえば、真っ先に綾辻さんの館シリーズを思い浮かべるけれども。
この作品は、読後に温かさに包まれます。泣きたいほどに優しく静かな物語。






6位 楊令伝(北方謙三)

★ 歴史 ★




「水滸伝」の続編で、青面獣・楊志の息子である楊令が主人公です。
あの時の少年が…林冲にとことん打ち据えられたあのコが、こんなに立派な青年に…!と感無量。
志を胸に次々と命を落としていく漢達。前作同様、滂沱の涙でした。。。かお






7位 夢の上 サウガ城の六騎将(多崎礼)

★ ファンタジー ★




永久保存版のファンタジー「夢の上」の外伝!!
あの切なく美しい余韻を残した本編の世界観を、さらに深みのあるものにしてくれました。
未読の方は是非本編からどうぞ。涙なしには読めない素晴らしいファンタジーです。






8位 パラダイス・ロスト(柳広司)

★ ミステリ ★




「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」に続く、D機関シリーズ第3弾。
このシリーズは安定した面白さがありますね~どこまでもスタイリッシュで恰好良いミステリ。
超人的な能力を誇るD機関のスパイ達と、"魔王"結城中佐。手に汗握る頭脳戦です。






9位 幻想建築術(篠田真由美)

★ ファンタジー・サスペンス・幻想 ★




中世ヨーロッパらしき場所を舞台にした、オムニバス形式の連作短編集。
毒のある美しさ、とでも言うのでしょうか。ちょっと中毒性のある作品ですね~(笑)
通常のファンタジーに飽き飽きしている人は是非。大人のための物語です。






10位 金色の獣、彼方に向かう(恒川光太郎)

★ ファンタジー・ホラー ★




あっという間に引き込まれてしまう、不思議な恒川ワールド。
現実世界の中に、ふっと現れる異界への扉。怖さと切なさのバランスが絶妙です。
「恒川作品はジブリで映画化」を熱望する一読者です。。。(笑)


2012海外

2012コミック

2012.12.31 *Mon*

2012年マイベスト本<海外編>

◆ 2012年 マイベスト本 海外編 ◆



1位 シャンタラム(グレゴリー・デイヴィッド ロバーツ) ほしきもち 

★ エンタメ・冒険・自伝 ★




最高に面白くて、混沌としていて、パワーに満ち溢れた作品きもち
この作者の経歴を見ると、どれだけこの物語がリアリティのあるものか分かります。
インドは心の国。とんでもなく劣悪な環境でも、不思議とこの国に惹かれている自分がいます。






2位 キャリアーズ(パトリック・リンチ)

★ バイオ・サスペンス ★

キャリアーズ(上)キャリアーズ(下)


怖い!面白い!一気読み!
初出は1996年と、随分昔の作品ではありますが、今でも全然色褪せない面白さです。
インドネシア・スマトラ島で、突然猛威を振るい始めた謎のウイルス。見つけたら是非読んで!






3位 第六ポンプ(パオロ・バチガルピ)

★ SF ★




これまた度胆を抜かれてしまったSFです。どの短編も素晴らしく面白い!!
近未来のディストピア的世界観なんだけど、現代の延長線上にある事に気付いてドキリとする。
徹底的に管理された世界。もしかしたら、すぐそこにまで迫ってきているのかもしれません…






4位 壜の中の手記(ジェラルド・カーシュ)

★ SF・ファンタジー ★




奇想天外で、ブラックユーモアに溢れた個性的な短編集。
SF、ファンタジー、ホラー……どんなジャンルにも当てはまるような当てはまらないような。
奇妙なお話が好きな人にはすごくオススメ。悪夢にうなされても責任は取れませんが(笑)






5位 ペルディード・ストリート・ステーション(チャイナ・ミエヴィル)

★ SF・ファンタジー ★




猥雑で、グロテスク。なんでもアリ!な混沌とした世界観が魅力のこの作品。
まぁ何ていうか、色んな意味でギリギリのラインでしたね…(笑)慣れって怖いわー。
人の精神を餌にして、すっかり廃人にしてしまう夢蛾の捕食シーンは、、、ちょっとした衝撃。






6位 13番目の物語(ダイアン・セッターフィールド)

★ ゴシック・ミステリ ★




<お屋敷>というワードにビビッときた方は是非読んでみて!!
双子の少女や、謎の幽霊、古書店…等々、好きな人にはたまらない作品だと思いますかお
ラストのどんでん返しも素晴らしい。これだから海外ミステリはやめられない。






7位 サイバラバード・デイズ(イアン・マクドナルド)

★ SF ★




近未来のインドを舞台にした中短編集。「シャンタラム」に続き、今インドがアツいです(笑)
ロボットやらAIやらが出てくるSFですが、いつでも人間の心は変わらないなと思います。
予想していた以上に恋愛色の強い作品で、SFとしては異色でしたね。






8位 アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚(クラーク・アシュトン・スミス)

★ ホラー・幻想・ファンタジー ★




「こんなのを読んでて大丈夫だろうか…」何故だかそんな落ち着かない気持ちになる本。
魔女、魔術師、人狼にラミア。禍々しさ全開のホラー・ファンタジー短編集です。
「ゾティーク幻妖怪異譚」「ヒュペルボレオス極北神怪譚」と合わせてどうぞ!






9位 蠅の王(ウィリアム・ゴールディング)

★ 漂流物 ★




今更ながら読みました!これは裏の「十五少年漂流記」。面白いです。怖いです。
少年達が無人島に流されるところまでは同じ。でもその先、彼らを待ち受けていたものは…?
秩序がなくなってしまった人間達は、もはや動物と変わらない。人間の本質を考えさせられる本。






10位 川は静かに流れ(ジョン・ハート)

★ 家族再生・ミステリ ★




この作家さんは「家族再生」の物語が上手いなぁと、つくづく実感しますね。
殺人の濡れ衣を着せられ、孤立無援で村を飛び出した主人公。数年ぶりに故郷に戻ってきた彼は…
モヤッとした読後感。でも不思議と心地良さを感じるラストです。


2012国内

2012コミック


2012.12.31 *Mon*

2012年マイベスト本<コミック編>

◆ 2012年 マイベスト本 コミック編 ◆



1位 マギ(大高忍)1~15巻 ほしきもち 

★ ファンタジー・冒険 ★






アニメにハマって、一気に大人買いしてしまった作品です~かお
アラビアン・ナイト風の王道ファンタジーなんだけどね、ありそうでなかったんだよね。
敵キャラまでもが皆魅力的で、嬉しい悲鳴状態。ホント最高に面白い!!!






2位 黒子のバスケ(藤巻忠俊)1~20巻

★ スポーツ・青春 ★







これも今年はハマりにハマったマンガですね~めっちゃ面白いです!!
1巻の頃と比べると、格段に絵が上手くなっていますね。並べてみるとよく分かる(笑)
もはやバスケというよりも、必殺技アリのバトル漫画の様相を呈しています。これぞジャンプ!






3位 ヴィンランド・サガ(藤巻忠俊)11~12巻

★ 歴史 ★




刊行ペースは亀並みに遅いですが、とにかく一冊一冊の重みが違うきもち
ましてや今は奴隷編。これだけの描きこみならば、待ってやろうじゃないか!という気になります。
舞台は11世紀北ヨーロッパ。最初の頃のヴァイキング達の凄惨な戦いは、今は影を潜めています。






4位 ばらかもん(ヨシノサツキ)6巻

★ ほのぼの ★




なんでこのシリーズはこんなに癒されるんだろうなぁ。。。
一人、都会から田舎の島に来たイケメン書道家の、まったりスローライフなお話。
なんか結構どうでも良い知識仕入れちゃったりするんだよね。カメムシの捕り方とか(笑)






5位 銀の匙(荒川弘)1~5巻

★ 学園・農業 ★




「鋼の錬金術師」とはまた違った面白さ!(最初こそあまりの違いにビックリしたけど…)
北海道の農業学校を舞台にしているせいか、妙に親近感も湧いてしまう(笑)
お人好しの八軒クンの今後の進路が気になるところですが。。。






6位 テガミバチ(浅田弘幸)1~15巻

★ ファンタジー ★



テガミバチ12


夜が明ける事のない国。首都を照らす人工太陽の光が届かない場所。
うっとりするほど綺麗な絵と、切なさと温かさに溢れる素敵なファンタジー!
どちらかというと女の子に人気がありそうなストーリーですねきもち






7位 バクマン(大場つぐみ・小畑健)16~20巻

★ 青春・漫画 ★




バクマン、ついに完結しましたね。おめでとうございます!!!
漫画家を志していた少年達が、こんなに大きくなっちゃって…(母のような気持ち。笑)
そのへんのバトル漫画より熱い少年漫画でした。面白かったです~かお






8位 艶漢(尚月地)5巻

★ ? ★




惚れ惚れするほどに美しい絵、これでもかというほどの圧倒的な描き込み。
しかしジャンル分けが難しい……レトロ?耽美?たまにグロ??う~~ん……
とにかく魅了される事は確かです。また最初から読み返したくなりました!!






9位 花咲ける青少年 特別編(樹なつみ)3巻

★ 恋愛 ★



色気のありすぎる美青年達に思わずため息が……!!
最初「花咲ける青少年」じゃなくて「花咲ける美少年」だと思っていましたからね(爆)
特別編3巻は、ノエイ&マハティ編。次こそは!立人メインの話が読みたいな~~。






10位 緋の纏(乾みく)5~7巻

★ 時代物 ★




この方もとんでもなく絵が上手いんだよなぁ……そしてお話も面白い。
一進の素直さにキュンときて。そんな彼を無条件で受け入れる「く組」の皆があったかくて。
要の過去が見えてきたところで、また深みのある作品になりました!



2012国内

2012海外



2012.12.29 *Sat*

「毒の目覚め」S・J・ボルトン


 

Amazonのページはこちら→毒の目覚め 上 (創元推理文庫)毒の目覚め 下 (創元推理文庫)


毒の目覚め(上)(下)
著者:S・J・ボルトン
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
その夏、英国の小さな村では蛇が異常発生していた。獣医のクララはある老人の死に疑問を感じる。死因は蛇の毒だが、1匹に咬まれたにしては毒の濃度が高すぎるのだ。さらに近所の家で、世界で最も危険と言われる毒蛇を発見する。数々の事件は、何者かの策略なのか?言い知れぬ恐怖と謎に挑む女性獣医の姿を圧巻の筆致で描きMWA賞受賞に輝いた、荘麗なゴシック・ミステリ。



村には、決して語られない「記憶」があった。

この帯に惹かれて、ついつい衝動買いしてしまった本です!
閉鎖的な村だとか、小さなコミュニティーだとか、そういう要素が大好きなんですね。

その点、この作品の舞台となるイギリスの小さな村はとても魅力的でした。
美しく豊かな自然、だけれどもどこか不穏さを秘めているかのように重く陰鬱な雰囲気。
廃墟となった教会。不気味なガーゴイルやキマイラの彫像。

それを端的に表しているこの本の装丁は、素晴らしいと思いますかお


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ ゴシック・ミステリ  過去の事件  蛇・蛇・蛇!!!


≪オススメPoint≫にも書きましたが、とにかく蛇だらけ。(←全然オススメじゃない)
蛇嫌いの人には、おそらく失神しそうなほどキモチワルイ作品だと思います。

イギリスにいるはずのない世界一危険な毒蛇タイパンに迫るシーンだとか、
死んだはずの人間を目撃するシーンは、サスペンスとしては非常に良い出来です。
緊張感がとにかくハンパない!上巻までは良かったんですけどねぇ。

下巻に入り、事件の真相に近づくにつれ、少々肩透かしを食らった気持ちきもち
まぁ読む人にもよるのでしょうけど、日本人にはなかなか馴染みのない概念なのでは??

主人公の獣医クララが、蛇の事を「可愛い」とか思っちゃってる時点で、
あぁ…自分とは全く別の人種だと、少々冷めた視点で読んでしまった感は否めません。
床と天井、全てに蛇がひしめくガラスケースに感動する女性ってどうなの?(笑)

ただ、容姿に対するコンプレックスだとか、二人の男性の間で揺れる気持ちだとか、
そのあたりは女性作家だからか、かなりリアルに描かれていて良かったかな。

この作品に出てきたクサリヘビとタイパン、googleで調べてみました。
……私には一生蛇を好きになれる自信はありませんかお


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2012.12.28 *Fri*

「ころころろ」畠中恵




Amazonのページはこちら→ころころろ (新潮文庫)


ころころろ
著者:畠中恵
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ある朝突然、若だんなの目が見えなくなってしまったからさあ大変。お武家から困ったお願いごとを持ち込まれていた長崎屋は、さらなる受難にてんやわんやの大騒ぎ。目を治すための手がかりを求め奔走する仁吉は、思わぬ面倒に巻き込まれる。一方で佐助は、こんな時に可愛い女房をもらっただって!?幼き日の一太郎が経験する淡い初恋物語も収録された、「しゃばけ」シリーズ第八弾。

【目次】(「BOOK」データベースより)
はじめての/ほねぬすびと/ころころろ/けじあり/物語のつづき



しゃばけシリーズ、第8弾です~きもち

長らく積んだままになっていたんですが、ちょっと落ち込む事がありまして。
ふとこの本の存在を思い出して、手に取る事にしました。

柴田ゆうさんのイラストを見ただけで、ホッと落ち着きます(笑)
そして本を開いて、若だんなや妖達の変わらぬやり取りに心があったかくなる。

決してインパクトのある作品ではないのだけれど、
「変わらない」ものがあるんだってだけで、こんなにも安心できるものなんですねぇ。
モヤモヤしたものを抱えている時、落ち込んだ時、なくてはならないお薬のような本ですかお


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ しゃばけシリーズ  ミステリ  ほっこり  鳴家の可愛さ


今回は珍しく、あるひとつのテーマで繋がっている連作短編。

ある日、目覚めると若だんなの目が見えなくなっていた!
若だんなを大好きな兄や達、妖達が、光を取り戻すために奔走するというお話です。

兄やの仁吉なんか、いつも以上に(!)必死な様子で一人旅にまで出ちゃうんですが、
当の若だんなは「あらまぁ」という感じで(笑)他の人の心配をしてしまうという。
あまりの緊急感のなさに笑っちゃいました。やっぱり若だんなですね…かお

お菓子を奪い合う鳴家達も相変わらず可愛くて、ホント癒されました!
このシリーズはずっと続いて欲しいなぁ。。。

畠中さん×萩尾望都さんのスペシャル対談も、なんとも贅沢でした~きもち


<しゃばけシリーズ>
しゃばけ
ぬしさまへ
ねこのばば
おまけのこ
うそうそ
ちんぷんかん
いっちばん


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2012.12.26 *Wed*

「ルームメイト」今邑彩




Amazonのページはこちら→ルームメイト (中公文庫)


ルームメイト
著者:今邑彩
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
私は彼女の事を何も知らなかったのか…?大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に既に死体となったルームメイトが…。



つくづくこの作家さんは、当たりハズレの差が大きいなぁ…と感じますかお

それでも「よもつひらさか」や「いつもの朝に」の面白さが忘れられなくて、
時々無性に今邑作品が読みたくなっちゃうんですよねぇ。。。

これ完全に帯で損をしている気がします(笑)
「ミエミエな展開だなぁと思っていたら、意外な方向に話は進んで、
いやぁ まんまと騙されました。」


……こんなの書いてたら、イヤでも深読みしちゃうじゃないですか~~。
最後の最後に大どんでん返しを期待していたものの、結局想定内の展開でした。
うん、考えれば考えるほど今邑さんは悪くないような気がする。


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ ミステリ  多重人格  面白いは面白いですが…


多重人格を扱った作品は、今までにもわりと沢山あるかと思います。
でもそれをミステリに使うというのは、どうなのかなぁと思わないでもないです。
それを言うと、この本の全てが否定されちゃいますが…(笑)

例えば貴志祐介さんの「十三番目の人格」のように、
いっそのことホラーテイストにしてみたら、もっと面白かったんじゃないかな~きもち

登場人物が少ない、というのもオチが簡単に読めてしまう要因の一つ。
どうしても最後まで「どこかで読んだような…」という気持ちが拭えない作品でした。

ただ、ラストの「モノローグ4」に関しては、私はわりと好きでしたねぇかお
今邑さんは「後味のチョー悪いラスト」と仰っていましたが、そこまででもなかったですよ。
この不気味な余韻を残すオチのおかげで、おそらく記憶に残るであろう作品になりました!


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2012.12.25 *Tue*

「壜の中の手記」ジェラルド・カーシュ




Amazonのページはこちら→壜の中の手記 (角川文庫)


壜の中の手記
著者:ジェラルド・カーシュ
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ビアスの失踪という米文学史上最大のミステリを題材に不気味なファンタジーを創造、エドガー賞に輝いた「壜の中の手記」、無人島で発見された奇怪な白骨に秘められた哀しくも恐ろしい愛の物語「豚の島の女王」など途方もない奇想とねじれたユーモアに満ちた語り/騙りの天才カーシュの異色短篇集。「凍れる美女」「壁のない部屋で」の新訳2篇、「狂える花」ロング・ヴァージョンを収録した新編集版。

【目次】(「BOOK」データベースより)
豚の島の女王/黄金の河/ねじくれた骨/凍れる美女/骨のない人間/壜の中の手記/ブライトンの怪物/破滅の種子/壁のない部屋で/時計収集家の王/狂える花/死こそわが同志



実は10年ほど前、単行本で読んだ時にあっさり撃沈していた本書かお
久しぶりに文庫で出ているのを発見して、「今度こそは!」と再挑戦してみました。

おぉ、、、なんだこれ。面白いじゃない!!

以前は、読んだ時期がたまたま悪かったのか、
はたまた多少なりとも自分の読解力に成長が見られたのか……

まぁ何だかよく分かりませんが、とにかくすごく面白かったのですきもち

奇想天外で、うっすらと不気味で、ブラックユーモアに溢れる短編集。
どのお話も「悪趣味」と言っても良いほど濃ゆ~いのですが、不思議と品があるのですよ。
ちょっと夢に出てきそうなのが多かったですね(笑)


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ ブラックファンタジー  奇想天外  不思議  悪夢…


12の短編が収められていますが、どれもインパクトが強かったです。
中でもお気に入りはやじるし

ぼたん 壜の中の手記
実在した作家アンブローズ・ビアスの失踪事件をもとに書かれた作品。
メキシコ中南部で見つかったオショショコの壜の中には、ビアス直筆の古文書が入っていた。
その手記に書かれていた内容とは……

これ、じわじわ~っと怖さがくるんですよね。
宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い出しました。もうこれは読んでくれ!としか言えない。

ぼたん 豚の島の女王
これもインパクトありましたね。単なる無人島漂流モノじゃありません。
何しろ登場人物は、手も足もない奇形の美女、醜いが優しい巨人、二人の小人。
4人だけの閉ざされた歪な世界と、その崩壊。

これも「壜の中の手記」同様、手記によって明らかになっていくという手法です。
異様な雰囲気ながらも、どこか哀しさも感じられるお話でした。

ぼたん ねじくれた骨
脱走するくらいなら、ここで一生を終えた方がいいわ~(笑)
人喰いワニの住む河、人の皮を剥ぐインディオの住む密林に囲まれている刑務所。
設定もですが、これはとにかくオチが秀逸でした。


上記の他にも、主君そっくりの蝋人形を作った王専属の時計師の話「時計収集家の王」や、
持ち主に破滅をもたらすという呪いの(?)指輪を巡る話「破滅の種子」も良い。
ラストの「死こそわが同志」は鳥肌が立ちましたね。怖……きもち

奇妙な物語が好きな方、ホラー好きの方にも是非読んで頂きたい一冊です!


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2012.12.22 *Sat*

「叫びと祈り」梓崎優




Amazonのページはこちら→叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)


叫びと祈り
著者:梓崎優
評価:ほしほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人、スペインの風車の丘で繰り広げられる推理合戦、ロシアの修道院で勃発した列聖を巡る悲劇…ひとりの青年が世界各国で遭遇する、数々の異様な謎。選考委員を驚嘆させた第五回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据え、美しいラストまで一瀉千里に突き進む驚異の連作推理誕生。大型新人の鮮烈なデビュー作。



お久しぶりの永久保存版入り、きましたよ~~きもち

初めましての作家さんでしたが、もう文章から設定に至るまで全てが好みど真ん中でした。
そう、これがきもちデビュー作きもちなのです。梓崎優(しざきゆう)さん、1983年生まれ。

……なんと、私より1コ年上なだけでしたか…(驚)
そして受賞時はまだ20代前半?感服。


外の世界は真っ白だった。
舞う白に視界を遮られて、晴れた日には見渡せるはずのなだらかな稜線も、
ときおりその姿を不完全にした。

ひらひら、さらさら。
紙吹雪より静かに、雨粒よりゆっくりと。凍える空気を物ともしない踊り子のように。
そこには音がなく、ただ僕の吐く息だけが、白い色と一緒にその名残を留めていた。(P236)


雪の描写を、これほどまでに優美に表現したのを、私は初めて読みました!

まるでベテラン作家のようにこなれた美しい文章、そして素晴らしい表現力。
「日本語って本当に綺麗だなぁ」と、何度感嘆した事でしょうかお


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ 異色のミステリ  上質な文章  これがデビュー作!


さて、肝心の内容ですが。
個人的には、これまたかな~りツボな作品だったんです。

ジャーナリストの青年・斉木が、世界各国で遭遇する様々な事件を描いた連作短編集。

ぼたん 「砂漠を走る船の道」
サハラ砂漠を渡るキャラバン隊が砂嵐に襲われ、その後次々と起こる連続殺人の謎。
初っ端からやられました!すっかりミスリードされてましたね~。

ぼたん 「白い巨人」
数百年前、スペインの風車の中で忽然と消えた兵士の伝説。
そして1年前にも、全く同じ状況である一人の女性が消えてしまったという謎。
これまた騙されてた。つくづく自分って良い読者だなぁと思う(笑)

ぼたん 「凍れるルーシー」
南ロシアの丘陵地帯に位置する女子修道院。そこに祀られている"腐敗しない"聖人の遺骸。
あ、、、実はねオチがよく分からないんです。誰か教えて下さい!!
ミステリとして読んでいいの?それともこれホラーですか?(だとしたらかなり怖い)

ぼたん 「叫び」
これすごく好みだった!アマゾンの奥地、少数民族を襲った恐ろしい疫病。
度胆を抜かれるようなお話でめちゃめちゃ面白いんだけど、かなり悲惨ですね~。
異文化への理解、コミュニケーションというものへの難しさを感じます。

ぼたん 「祈り」
ひぇ~~最後にこれですか!何とも言えないモヤッとした読後感……。
でも、このオチが嫌いかと聞かれると、そうとも言い切れない(笑)


とにもかくにも、普通のミステリとは一線を画していますね。
あちこちに散りばめられた叙述トリックに、もしかしたらあざとさを感じる読者もいるかも。
賛否両論ありそうですが、私は大満足のミステリでしたかお

ちょっと毛色の違うミステリをお好みの方は、是非是非ご一読下さいませ!!


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2012.12.21 *Fri*

「サイバラバード・デイズ」イアン・マクドナルド




Amazonのページはこちら→サイバラバード・デイズ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)


サイバラバード・デイズ
著者:イアン・マクドナルド
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
分離戦争まっただなかのインド。サンジーヴの村にも戦火がおよぶ。アニメさながらの巨大ロボットの戦いに、子供も大人も大喝采。ロボット戦士にあこがれて、サンジーヴは都会へと向かうが…「サンジーヴとロボット戦士」、ダンサーのエシャは、レベル二・九という高い知性を持つAIの外交官A・J・ラオに求婚される。怖ろしいまでに魅力的な彼に、エシャはすっかり夢中になるが…。AIと人間との結婚が産みだす悲喜劇を描き、ヒューゴー賞、英国SF協会賞を受賞した「ジンの花嫁」など、猥雑で生命力あふれる近未来のインドを描く連作中短篇7篇を収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)
サンジーヴとロボット戦士/カイル、川へ行く/暗殺者/花嫁募集中/小さき女神/ジンの花嫁/ヴィシュヌと猫のサーカス



お友達の日向永遠さんから教えて頂いた本ですかお
日向さん、いつも面白い本を紹介して頂いてありがとうございます~!!

近未来のインドを舞台にした中短編集です。
もう超混沌としていて、何でもアリな世界観に圧倒されちゃいました。

最初は「第六ポンプ」に似たような雰囲気かなぁ…と思いつつ読み始めたのですが。
全然違う!まるで別物!「第六ポンプ」は、そこはかとなく退廃的な香りがしましたが、
この本は、猥雑でとんでもないパワーが満ち満ちているというか。スゴイですよ~きもち

今まさにIT大国として急成長しているインドならではのお話かもしれません。
やがてはこんな世界が来るのかも、と思うと正直怖いですが…(笑)


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ SF  インド  超カオスな世界観


7つの中短編が収められていますが、特に好きだったもの やじるし

ぼたん 暗殺者

「お前はアザド家に復讐するための武器なのだよ」
…と、幼い頃から父親に繰り返し言われ続けてきたジョドラ家の令嬢・パドミニ。
アザド家の攻撃により、一族を失い一人残された彼女は復讐を胸に誓うが…。

敵対する名門一族の男女の恋。
甘さと切なさのバランスが絶妙で、衝撃的なラストが待ち受けています。
父親の言葉はそういう意味だったのか!と。。。


ぼたん 小さき女神

小さい頃に親から引き離され、「女神」の転生として生き神とされた少女のお話。
どんな出来事にも心を動かされる事のない、冷酷な女神。
宮殿の中で決して血を流してはいけない、その時には女神としての力を失うと告げられ…

女神としての力を失ってからが、この物語の面白いところです。
全く予測もつかなかった展開!かなりお気に入り。


ぼたん ジンの花嫁

これ、映画にして欲しい(笑)ありそうでないんだよね~。
AIの外交官が、人間の女性ダンサーに恋をした。彼女はAIを受け入れ結婚(!)する。
異種間の恋愛…というのだろうか、とにかくスゴイ事に変わりはないです。


予想していた以上に恋愛色の強い作品集でしたね。
切ないながらも読後感は爽やかで、希望が見えるお話が多かった気がしますきもち

この作家さんの、他作品も読んでみたくなりました!


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2012.12.16 *Sun*

「金色の獣、彼方に向かう」恒川光太郎




Amazonのページはこちら→金色の獣、彼方に向かう


金色の獣、彼方に向かう
著者:恒川光太郎
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
樹海に抱かれた村で暮らす大輝は、ある日、金色の毛をした不思議な生き物と出合う。ルークと名付けて飼い始めるが、次第に大輝の体に異変が起きてきて……。「樹海」と「サンカ」をテーマに、鬼才が読者を神々の世界に誘う、表題作を含む4編を収録。



約1年ほど積んだままになっていましたが、やっとこさ読みましたかお

やっぱ、いいねぇ~~
あっという間に恒川ワールドに引きずり込まれちゃいますね。

デビュー作「夜市」から、ずっと追っかけ続けてきましたが、
この作家さんの方向性は全くブレる事がありません。そこがすごく好印象。

現実世界の中に、ふっと一瞬だけ現れる異世界。
懐かしさと同時に、もやもやとした哀しい怖さが感じられる恒川作品は、
秋の終わりに読むのが一番しっくりくる気がしますね~きもち


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ 幻想ホラーファンタジー  美しさと哀しさと  不思議


樹海と山窩(さんか)というテーマのもとに、緩やかな繋がりのある連作短編集ですかお
鼬(いたち)のような不思議な獣が、頻繁に登場しています。

「異神千夜」は、この作家さんには珍しい鎌倉時代を舞台にした作品。
元の間諜として活動する日本人の青年が、元寇により二国間で板挟みになるお話。

「風天孔参り」も良かったなぁ。死の匂いが濃厚に感じられます。
鬱蒼とした樹海で、ある日突然現れる<風天孔>と呼ばれる異界への入り口。
そこに入った者は、忽然と姿を消してしまう…。

「森の神、夢に還る」は、とても美しく物悲しかった。
色々な人間に憑依できる「私」の視点から語られていく物語。涙腺が緩みましたきもち

表題作「金色の獣、彼方に向かう」で、全てが収束するという形。
大輝は、様々な怪異が語られている"川の向こう"から来たという少女に出会う。
二人はある日、金色の長い毛と緑色の目を持つ鼬を拾い、ルークと名付けるが…。

結局最後まで、金色の獣の正体は分からないままなのですが、
その曖昧さがまた、不思議な世界観を作り出しているのだと思います。。。

結論。
恒川作品に、ハズレなし!!!


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2012.12.15 *Sat*

11月☆鑑賞メーターまとめ


11月に観たDVDを、鑑賞メーターでまとめました~かお

11月の鑑賞メーター
観たビデオの数:2本
観た鑑賞時間:198分



三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 3D&2Dブルーレイセット [Blu-ray]三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 3D&2Dブルーレイセット [Blu-ray]
旅先のホテルの地上波にて。最近の映画は、頑張れば頑張るほど安っぽくありきたりに見えてしまうのは何故なんだろうなぁ…。映像が綺麗なのは当たり前になってしまったんだから、ストーリーにしっかりと力を入れて欲しいです。切にそう願います…!まぁ唯一褒められる部分があったとすれば、「衣装」でしょうか。アクションが派手なので、暇つぶしに観るなら良い映画かもしれません。ミラのあのシーンは、バイオハザードそのもの(笑)
鑑賞日:11月11日 監督:ポール・W・S・アンダーソン



少年と自転車 [DVD]少年と自転車 [DVD]
派手ではないけれど心がじんわりと温かくなる、良い映画でした!自転車が大好きなシリルは、父親がいつか迎えに来てくれる事を信じて児童養護施設で暮らしている。父親からもう来るなと言われた時のシリルの背中があまりにも可哀想で観ていられなかった。週末だけの里親サマンサ。実の息子でないシリルへのぎこちない愛情がホッとする。一歩一歩、お互い手探りの状態で距離感を縮めていく二人。重いテーマの中にも、優しさと希望を内包していて、静かな余韻に浸りました。
鑑賞日:11月24日 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ

鑑賞メーター


ライン

11月も控え目に2本(笑)

お友達のdaiyuukiさんから教えて頂いた「少年と自転車」、とても良かったですきもち

父親に見捨てられた少年。
里親になった一人の女性との間に、徐々に信頼関係が生まれていく様が良かったですね。
でも世界中にこういう子供達が沢山いるんだろうな…。本当に悲しいことですね。


「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」は、、、自分の中では☆1つぐらい(笑)
もうちょっとやそっとの映像技術では驚きません。CGに頼る映画は食傷気味なんです。
だから、一番に求めるのはきちんとしたストーリー。こんなんじゃ三銃士ファンは怒るだろうね。

全編通してツッコミしか出ない映画というのは、ちょっと珍しいですかお
辛口ですが、この映画は個人的には時間のムダでしたねぇ。。。


2012.12.14 *Fri*

11月☆ブクログまとめ


11月に読んだ本を、ブクログでまとめました~きもち

読んだ本の数:21冊(小説6冊・漫画14冊・雑誌1冊)

nanaco☆の本棚 - 2012年11月 (21作品)

これは今まで読んだ事のないタイプの作品。
だって、近未来のインドが舞台!なんだかとてつもなく新鮮でした(笑)

個人的なお気に入りは「暗殺者」。
敵対する名門一族の男女の恋。甘さと切なさのバランスが絶妙です。
「小さき女神」と「ジンの花嫁」も良かったな。

「シャンタラム」を読んだ時にも感じた事ですが、
インドには、猥雑さもあれば例えようのない美しさもあって。
混沌とした中にも、抑えられたパワーが満ち満ちています。
そこがこの本の魅力で、こんなにも惹きつけられるんでしょうね~。




アリババの過去は想像以上に凄絶だったんだなぁ…

アリババとカシム。二人の道が重なる事はなくなっちゃうのかな。
生まれながらの身分の違いは、どうすることもできない。
カシムの気持ちも痛いほど分かるから辛いですね。

そしてどうしようジュダル!
あの性格の悪さ、目つきの悪さ、好きだわ~(笑)




シンドバッド王に一目惚れの姫君、可愛いっ…!
いや、最初こそ老け顔だと思ったけど、おまけマンガで可愛さ全開(笑)
(そしてジュダルはさらに可愛い~)

アリババはここぞという時にリーダーシップを発揮しますね。
今後どんどん成長していきそうなので、楽しみ。




「まさか…あれが私の本気だったとでも?」
モルジアナ、怖すぎて絶対敵に回したくない~。
でも仲間になるとこれほど心強いコはいないですね。

そしてウーゴくん、ついにお顔が登場!
あんなマッチョな体して、爽やかなイケメンだったのね(笑)

アリババとカシムの仲の良さを知っていると、
二人が戦うのを見るのは辛いなぁ…




こんなに可愛い表紙なのに、今までで一番重い展開。
なんというギャップなの~~悲しくて切なくて、泣きました。

カシムとアリババ、もっと腹を割って話していたらなぁ…
アリババは本当に他人の事を考える良いヤツで、もう眩しいくらい。
カシムにその光は眩しすぎて、影を作ってしまったんだろうか。




いや~どんどん面白くなってくるなぁ!
前巻が重苦しい展開だったから、どうなることやらと思ったけど、
今回はコメディ寄りで笑えます。

表紙のシャルルカンとヤムライハの関係も好き~
んな事で張り合ってどうする(笑)

そしてついに練白龍も登場。
お姉ちゃんに似てる~この生真面目さが何とも素敵。




表紙の白龍クン、格好良すぎてどうしようかと思いました!
……でもあんなキャラなんですよね(笑)
お姉ちゃんと白龍クンのおまけマンガが可愛かったです。

「ハチミツ、ちょうだい?」迷宮攻略、怖いな~;ザガンも得体が知れない。
モルジアナが健気で泣けます。もう十分強いよ、あなたは…。




ドゥニヤ姫と、姫を守る騎士イサアクのお話、泣けました。
あ~なんて理不尽な。。。

良いトコで登場する師匠!カッコイイ!!




これは久々のヒット!!
他サイトのレビューを見ると、どうやら賛否両論あるようですね…
ちょっと毛色の違うミステリを求めていた私には、好みど真ん中でした。

ある青年が世界各国で遭遇した様々な事件を描いた、連作短編集。

◆「砂漠を走る船の道」サハラ砂漠のキャラバン隊で起こる連続殺人。
◆「白い巨人」スペインの風車の中で消えた兵士の伝説と、ある女性の謎。
◆「凍れるルーシー」ロシアの修道院に祀られた腐敗しない聖人の謎。
◆「叫び」アマゾンの奥地、少数民族を襲った恐ろしい疫病。
◆「祈り」主人公・斉木を待ち受けていた運命とは…?

文章の質が高く、どの短編もレベルが高いですね。
個人的には「砂漠を走る船の道」と「叫び」が、特にお気に入り。
最後の「祈り」は、何とも言えぬもやっとした読後感でした(笑)

この作品がデビュー作との事で驚きです。
歳も近い作家さんなので、これから応援していきたいですね^^




奇想天外で、不気味で、ブラックユーモアに溢れる短編集。

実は十年程前に、一度単行本に挑戦してあっさり撃沈している(笑)
文庫が出ているのを発見して、久々に再挑戦してみたら…面白い!!
自分の読解力に多少なりとも成長が見られて、嬉しい限りです^^;

どの短編も、「悪趣味」と言っても過言ではないほど、
ちょっと…いや、結構ブキミな話なんですが。不思議と品があるんですね。

◆「壜の中の手記」怖い~!注文の多い料理店を思い出しました…。
◆「豚の島の女王」美貌だが奇形の女性、醜いが優しい巨人、二人の小人。4人だけの世界。
◆「ねじくれた骨」人喰いワニの住む河、人の皮を剥ぐインディオの住む密林に囲まれた刑務所で…。
◆「時計収集家の王」主君そっくりの蝋人形を作った王専属の時計師の話。

上記が特にお気に入りですが、その他も全て面白かったです。
ラスト「死こそわが同志」はかなり衝撃ですね。。。




フレブラ外伝!
今回も彩さんの美しい表紙絵を堪能しました~♪
ソフトカバーは高いですが、これだけで買う価値アリです。

海斗が決して戻る事のできない日々。
例えイギリス贔屓だとしても、こうやってスペイン編を読んでいると、
1対1で向き合うと、皆魅力的な人物ばかりだよなぁと感じますね。

ビセンテやレオの不器用な優しさ。
でも海斗に対する愛情は、傍から見るとあまりに分かりやすくて。
もうこんな関係に戻る事はできないのかなと思うと、切なくなります。

かといってジェフリーの隣にいない海斗は、想像できなくて。
海斗が二人(いや、ナイジェルと和哉のためにもう二人?)いればいいのに。

本編はいよいよ佳境に入ってきています。楽しみに待ってます!




シンドバッド王は、ただの良い王様という訳ではなさそうですね。
ま~この黒い部分が、個人的にはかなり魅力なんですけど(笑)
それでもやはり不穏な雰囲気にはなってきました。

アラジン、アリババ、モルジアナは三人一緒にいて欲しいな…
ようやく主人公らしく(?)アラジンの力が試されそうな次巻、楽しみ!




今回も特別編ながら、本編のように読み応えのある一冊でした。

まさか読めるとは思っていなかったノエイ編。
あの生真面目で堅物な印象だったノエイが、こんな恋をしていたとは。
幸せな家庭を築いていても、痛みすら感じるほどの激しい恋慕。
切なくなってしまいました。

そして表紙を飾るマハティ編。
第二正妃となる少女セレイラの視点から、物語は進んでいきます。
後宮ならではの嫉妬、羨望。もうドロッドロ(笑)
そんな中自由奔放なセレイラの振舞は気持ちが良い程。
マハティの眩しいほどの美貌。そして侍従ナイルの陰のある美しさ。
太陽と月とはよく言ったもので、二人の異なる美しさにメロメロです~><
でも「続く」なのですね。早く続きが読みたいです!!

立人、カール、ルマティ、ユージィン。
花鹿の婿候補が勢揃いした「VACANCES」もニヤニヤしちゃいました。
ホント花鹿が羨ましい……(笑)




待ちに待った新刊です。
今回も濃ゆ~いお話&描き込みを楽しませて頂きました!

実力主義のこの時代、弱い者、負けた者が奴隷になるのは当たり前。
では勝者から奴隷に転落した主人公トルフィンはどうなるのか?
奪う者でも奪われる者でもない、第三の道が見えてきました。

逃亡奴隷ガルザルと、妻アルネイズのくだりが切なすぎる。
息子には自分と同じ道を歩ませたくない、ガルザルの言葉が、
胸にじんわりと染み込んできました。

息をするかのように当たり前な略奪、殺人。
ガルザルとトルフィンは、弱い立場になって初めて、
その理不尽さが理解できたのかな。
負の連鎖はどこで断ち切る事ができるのか…




ちょっと、帯に騙されちゃいましたかねぇ…。

うん、面白かったといえば面白いのです。でも少し物足りない。
最後の最後に大どんでん返しを期待していたものの、
大体想像通りに終わってしまったようです(笑)

多重人格者を扱った作品というのは結構あるけれど、
それをミステリに使うというのはどうなんでしょう??
(そう言っちゃうとこの作品の全てが否定されちゃいますが;)

いっその事、貴志さんの「十三番目の人格」のように
ホラーテイストにしてみたら、もっと好みだったかな~と。

ただ、ラストの「モノローグ4」に関しては、私はわりと好き。
今邑さんが仰っているほどバッドエンドではないのでは??

良くも悪くも軽めのミステリで、サラッと読む事ができました。




白龍くん、恋に目覚めた瞬間……好きです!
ルフも桃色になっちゃうんだ~(笑)

紅玉ちゃんとアリババとのやり取りも素敵ですねぇ。
姫は最初の印象からどんどん変わりつつあります。可愛い。

シンドバッド王の腹黒さも見え始め、ますます目が離せません。




アラジン、アリババ、モルジアナ、白龍。
皆別々の道を歩み始めたけれど、また合流する日が待ち遠しい!
白龍くんは、なにやら心に暗いものを持っていそうで心配です。

そして表紙の練紅覇くん。(最初女の子だと思った…)
煌帝国の皇子は、なんでこう揃いも揃って色気があるのか(笑)
いずれアラジン達の敵になりそう。。。




今回もほっこり&甘酸っぱいなぁ~
でもそんな中に、少しだけほろ苦さも交じっていて。

個人的には、最初の頃のコメディ路線のほうが好きなのですが、
これはこれで何故だか癒される漫画です。。。

ラスト、双子のうどんのお話が可愛い*^^*




剣闘士を目指すアリババ×大猿ガルダとの対決!

ふと「グイン・サーガ」のあのワンシーンを思い出しました。
スタフォロス城の闘技場で、グインが大猿ガブールと闘った時の事。
あの時はオロが剣を投げてくれたけど。

アリババは孤立無援。
むしろ周りの観客はガルダに「喰ーえ!」「喰ーえ!」と歓声(汗)
お、恐ろしいよ……。でもここで出てくるのがあの人なんですね。

暗黒大陸に一人向かうモルジアナ。
大峡谷の底にいたものは…。




特にこれといったインパクトがある訳でもない。
だけど、このシリーズを読むといつも心がホッと温かくなる。
ちょっと気持ちが疲れた時や、心にモヤモヤがある時。
そんな時にお薬のような役目を果たしてくれる、なくてはならない本です。

今回は短編集ながら、ある一つのテーマでお話が繋がっています。
病弱な若だんながいよいよ失明の危機!?
毎度の事ながら両親や兄やたちの過保護っぷりにニヤニヤ(笑)
当の若だんなは「あらまぁ」といういつもの調子で、これまた笑えます。

お菓子を奪い合う鳴家達が可愛くて、癒されました。。。




◆「美瑛 豊かな色のパレット」
札幌から近いので、美瑛には毎年のように行っているけれど、
行く度に新たな美しさに出会う数少ない場所です。

富良野と違って、観光客でごった返す事もなく、
いつも静かな中のんびりと美しい丘を歩く事ができる。
いつまでもこの風景が続いてくれたら良いなぁ。

◆「変革を模索するキューバ」
写真の中の誰もが、笑顔を見せていない事に気付いた。
皆一様に眉間にしわを寄せ、暗い表情で日々暮らしている。
彼らの表情が、今現在のキューバの状態を如実に物語っている。

キューバの労働人口の約8割は国家に雇われているといいます。
給与は雀の涙ほどで、店や市場には商品がろくにない。
これでどうやって生活していけるというのか?悲惨すぎる。

「ビバ・クーバ・リブレ(自由なるキューバ、万歳)」。
なんて皮肉なスローガンなんだろう…。

◆「南極の海を飛ぶ コウテイペンギン」
南極の凍てつくロス海にある、コウテイペンギンのコロニー。
日光浴中の無数のペンギン達の様子に思わず笑っちゃいました。

まだ毛がふわっふわの小さなヒナもいれば、
背中で何かを物語っていそうな一匹狼(ペンギン?)的なのもいる。

飛べないペンギンが、何故あんな豪快な大ジャンプをするのか?
まさか羽毛に秘密があったとは。不思議な事です。

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ライン


特にお気に入りは「叫びと祈り」。めっちゃ良かった!!!
ちょっと変わったタイプのミステリで、文章がとても綺麗だから安心して読める。

最近のミステリはあまりに猟奇的だったりグロだったりするのが多いので、新鮮でした。
こ~いうのを待ってたんだよ、と思わず叫びたくなるほどの良質なミステリ。

これがデビュー作との事で、これから追っかけていこうと思いますかお

叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)


漫画は、相変わらず「マギ」が最高に面白い。。。
何でしょうね、設定が全てツボなんです(笑)

今となっては、7巻の表紙を見るだけで泣けてきます。

マギ 7 (少年サンデーコミックス)


2012.12.06 *Thu*

「残穢」小野不由美




Amazonのページはこちら→残穢


残穢
著者:小野不由美
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
怨みを伴う死は「穢れ」となり、あらたな怪異の火種となるのか──。畳を擦る音が聞こえる、いるはずのない赤ん坊の泣き声がする、何かが床下を這い廻る気配がする。だからあの家には人が居着かない──何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を調べるうち、浮き上がってきたある「土地」を巡る意外な真実。著者九年ぶりの五〇〇枚書き下ろし、戦慄のドキュメンタリー・ホラー長編。



小野さん、なんと9年ぶりの新作きもち

でもそれが十二国記の新作ではない事に、少しだけガッカリしつつ、
それでも小野さんのホラーも大好きなので、ドキドキしながら手に取りました。

残穢。「ざんえ」と読むそうです。
穢れが残る。どういう事?読み進めていくうちに徐々にこのタイトルの意味が分かり始めます。
すると、途端に今自分のいる場所が気になり始める。ここは大丈夫なの…?と(笑)

小野さんご自身が実際に体験したという、ドキュメンタリータッチの設定。
作品の中に、同業のご主人綾辻さんや、平山夢明さん、福澤徹三さんも登場しています。
だからなのか、みょーに怖い!作り物じゃない怖さ。

特に描写がものすごく怖い、という訳ではないんです。それならもっと怖いホラーがある。
でも、「目に見えない何か」が「伝染する」というのは、理屈では割り切れない怖さがあってかお
日本人が無意識の内に恐れている、忌避しているもののような気がします。


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ ホラー  不気味  賃貸マンション要注意(笑)


主人公が、あるライターから相談を受けるところから物語は始まります。
新居に越してきてから、何やら背後で「ササッ」と畳を擦るような小さな音がする、と。
注意を向けている時は音は止むのだけれど、しばらくするとまた「ササッ」と音がする。

なんだ、このリアルさ…いかにもありそうじゃないか!
大した事じゃないように思えるんだけど、これ夜中に読書灯だけで読むと相当怖い~。
そしてそれが賃貸マンションやアパートとなると、余計に神経質になりそうですね。

怪異について調べるうちに、
件のマンションでは短期間で退去する入居者が異様に多い事に気付く。
人の居着かない部屋。そこには一体何があるのか??

自分が今住んでいる「土地」には、昔何があったのかなんて考えた事ないですよねきもち
調べてみたら、嫌な事に気付くかも。ま~うちは100%畑か野原なんですけどね……(笑)

同時発売の「鬼談百景」が、どうやら「残穢」にリンクしているらしいので、
こちらも近々読んでみようと思います~かお

鬼談百景 (幽BOOKS)
鬼談百景 (幽BOOKS)


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2012.12.02 *Sun*

「薔薇密室」皆川博子




Amazonのページはこちら→薔薇密室 (ハヤカワ文庫 JA ミ)


薔薇密室
著者:皆川博子
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
第一次大戦下のドイツ・ポーランド国境近く。脱走兵コンラートは古い僧院に身を寄せる。そこでは所有者のホフマン博士が、人間と薔薇を融合させる常軌を逸した実験を行なっていた。コンラートはある思惑のもと、博士に協力を申し出る……。そして十数年後、ナチス・ドイツの弾圧から逃れたポーランド人の少女ミルカが見た、僧院の恐るべき真実とは? 戦争と美への欲求という人間の深い業を流麗な筆致で描く歴史ミステリ。



結論から言おう。
スゴイ作品だった!!!! 色んな意味で…

皆川さんお得意の、美しく退廃的で、とてつもなく耽美な世界きもち
何しろ、設定がすごいのです。

薔薇と美青年を融合させるという、禁断の実験。
「美青年」というのがミソです。ブサイクと薔薇を融合させたって何の面白みもない(笑)
美しいものを永遠に留めておきたい、というのは人間ならではの欲求ですね。。。

「死の泉」でも、少年の美声に異常なまでに執着した医師がいましたが、
この作品に出てくるホフマン博士も、常軌を逸していますネ。
ですが、読んでいると感覚が麻痺してきてしまう。どっぷりとこの世界にのめり込んじゃいました。


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ 耽美  ミステリ  美青年  幻想的


ミステリとして読むと、かなり複雑だと思いますかお

幻想、現実、夢、妄想。これらの要素が混ざり合って、何が真実か見極められないのきもち
そして第一次、第二次世界大戦、時代もあっちこっち変わるもんだから、正直混乱状態!
さらに度々挿入される手記。語り手が分からず、読者は否応なく翻弄させられることになります。

オーディンと呼ばれる瀕死の美青年、美しいSS少尉、そして男娼の美少年ヨリンゲル。
畸形(とは言いつつ美しい)の子ども達ばかりを集めた僧院。

なんていうかもう。これは夢?(笑)

* * * * * * * * *

僧院でのエピソードと並行して、ポーランドに住むある医師一家のお話も語られていきます。
少女ミルカが、突然の空襲の最中出会ったのは、黒褐色の髪と眼をした少年ユーリク。
彼はミルカより年下のはずなのに、不思議と包容力がある。

「心配しないでも大丈夫だよ、僕がついている」

実はこの美しい少年にはある秘密があり。。。
姉の恋人であるSS少尉と、ユーリクとの間で揺れるミルカの淡い恋心。う~~甘酸っぱい!!

読み進めていくうちに、
この不思議な少年と、禁断の僧院との関係も明らかになってくるのですが。

それでも一読しただけでは、とてもこの世界の全てを理解したとは言えないかも~。
雰囲気で読む作品かな、と思います。おそらく好きな人にはたまらない作品でしょうねぇ(笑)
個人的には、設定だけで十二分に満足できた一冊でしたきもち


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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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