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This Archive : 2012年07月

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2012.07.21 *Sat*

「蠅の王」ウィリアム・ゴールディング





蠅の王
著者:ウィリアム・ゴールディング
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
未来における大戦のさなか、イギリスから疎開する少年たちの乗っていた飛行機が攻撃をうけ、南太平洋の孤島に不時着した。大人のいない世界で、彼らは隊長を選び、平和な秩序だった生活を送るが、しだいに、心に巣食う獣性にめざめ、激しい内部対立から殺伐で陰惨な闘争へと駆りたてられてゆく…。少年漂流物語の形式をとりながら、人間のあり方を鋭く追究した問題作。



面白い!!最高!!オススメ!!

……なんて絶賛すると、若干人格を疑われそうな作品です(笑)
こっそりと読んで、こっそりと心を振るわせ、こっそりと本棚の奥深くに押し込む。
もしかしたら、そんな読み方が相応しいのかもしれません。

ジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」と対になる作品と聞いて、興味を持ちました。
こちらは、言わずと知れた冒険小説の名作中の名作。では、「蠅の王」はどうだろう??

少年達が無人島に流される所までは同じだけれど、
「蠅の王」に登場する少年達は、徐々に狂気の渦に呑みこまれていきますきもち
大人のいない、子供達だけの世界。無垢な子供ならではの残酷さが本当に恐ろしい!


ライン

key_01.gif ≪オススメPoint≫ 人間の本質??  恐ろしいけど目が離せない


幸い島には食料が豊富にある。野生の豚もいて、子供達は狩りをする事を覚える。
でも、多数の人間が共に生きるには「秩序」が必要なんだと、痛いほど実感します。
「秩序」がなくなってしまったら、もはや人間は獣と何ら変わる所はありません。

次第に子供達の心に芽生える不信感、狂気、残虐性、、、
島に潜むという謎の獣の存在もまた、彼らの恐怖に比例して大きくなっていきます。

コワイよー。集団心理って本当にコワイかお
サイモンのくだりは鳥肌が立ちますね。これじゃあ生贄と変わらないじゃない。

一言で言うなら、ウラの十五少年漂流記ってところでしょうか(笑)
うん、なんかスゴイ本だった。。。


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2012.07.16 *Mon*

6月☆観賞メーターまとめ


6月に観たDVDを、観賞メーターでまとめましたかお


6月の鑑賞メーター
観たビデオの数:7本
観た鑑賞時間:753分



ウィンターズ・ボーン スペシャル・エディション [DVD]ウィンターズ・ボーン スペシャル・エディション [DVD]
あぁ、これはまたとてつもなく重く陰鬱な映画だ…。父は行方不明、母は病気、幼い弟と妹の面倒をみなくてはいけない17歳の少女。本来なら、学校で友人達と他愛もない話で笑っているような年頃。周りの人間を頼るにはあまりにも賢すぎる、あまりにも大人びている。あくまでも淡々と進んでいくのだけれど、心に重たいものが残る映画でした。
鑑賞日:06月03日 監督:デブラ・グラニック



手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく【DVD】手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく【DVD】
よく考えると鬱々としてしまう映画だな、と思います(笑)生まれながらにして身分の違いがあり、最下層のシュードラは奴隷として一生を終えなければならない。王子としての地位を約束されながらも、カースト制度そのものに疑問を持っていたシッダールタ。一方、奴隷からのし上がって将軍の地位にまで上り詰める少年チャプラ。天と地ほどの差がある二人の人生が交差する先は、とても苦しく痛みすら感じる。この作品には続きがあるのでしょうか…気になります。絵がとても綺麗!ただいつも思うのですが、アニメには本物の声優さんを使って欲しいです。
鑑賞日:06月09日 監督:森下孝三



「少林寺」 アルティメット・エディション [DVD]「少林寺」 アルティメット・エディション [DVD]
うぁ~~カッコイイ!!!ジェット・リーがまだリー・リンチェイと呼ばれていた頃の作品。まだ10代でしょうか??顔が幼くて可愛いです。…が、この鞭のようなしなやかな動き、キレ、とても人間業とは思えないアクションシーンの数々!もうお腹いっぱい、というぐらい贅沢に見せてくれます。犬のシーン、ギョッとしたけど笑えました。
鑑賞日:06月10日 監督:リュー・イェットユエン



ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~ [DVD]ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~ [DVD]
幼い頃愛読していた手塚治虫さんの「火の鳥」の中で、クローンの青年が「若きウェルテルの悩み」を読んでいるシーンがあったのを覚えています。結局手に取る事はないままここまできてしまいましたが、この映画を観て是非読んでみたくなりました!どうやらゲーテの恋自体かなり脚色されているようですが、恋愛映画として観るととても良い作品だと思います。ゲーテ役の俳優さん、細面で優しく繊細そうで…よくまぁここまでイメージピッタリの方を見つけたなぁと感心しました。
鑑賞日:06月14日 監督:フィリップ・シュテルツェル



ドリアン・グレイ [DVD]ドリアン・グレイ [DVD]
原作にとても思い入れがあったので、映像化されるのを知って期待半分、不安半分という所だったんですが…。お~~イイじゃないですか!ベン・バーンズは、最初はどうしてもナルニアのカスピアン王子にしか見えなかったんだけど(笑)純粋無垢な美青年が、悪魔に魂を売りどんどん堕落し妖しい魅力をたたえてゆく様子を巧く演じてくれました。周りの人々が老いていく中、ドリアンだけが若々しい美しい姿のまま。しかし彼の肖像画だけは彼の心を反映するかのように醜く変貌していく。あのラストシーンの背筋が凍るような恐ろしさ!!…堪能しました。
鑑賞日:06月17日 監督:オリヴァー・パーカー



イップ・マン 序章 [DVD]イップ・マン 序章 [DVD]
付き合いでまたもや観てしまった…!やっぱりドニー・イェンさんが最高にカッコイイ。詠春拳は相手を倒すためのものじゃない、愛する者を守るためにあるんだと実感しましたよ。これを観てからドニーさんが出演している映画、全部イップマンに見えるから困る(笑)音楽も良いですよね。
鑑賞日:06月17日 監督:ウィルソン・イップ



アメリカン・ヒストリーX [DVD]アメリカン・ヒストリーX [DVD]
何という衝撃的な映画!アメリカの人種差別を真っ向から扱った作品です。白人至上主義の兄と、そんな兄を心から慕っていた弟。黒人を殺した罪で兄は刑務所に入れられる。数年後、出所した兄は別人のようだった…。憎しみは人を幸せにしてくれるのか?その問いかけに答えるには、あまりにも人種差別という問題が人々の心に深く根付いている。そして「何故…!?」と叫びたくなるラスト。怒り、憎しみの連鎖は一朝一夕には消える事はないのだという暗示。重いなぁ、悲しいなぁ。
鑑賞日:06月23日 監督:トニー・ケイ

鑑賞メーター


ライン


6月は記憶に残る映画が多かったですねぇ。

「手塚治虫のブッダ」は、とにかく映像が綺麗で見惚れます!!
どうやら三部作になるようで、早くも続きが楽しみな作品となりました~かお

奴隷からのし上がっていく少年・チャプラ役の堺雅人さんは、さすがでした。
ホント、どんな声でも使い分けられる人だなぁ……。

ブッダ


「ドリアン・グレイ」もかなりインパクトのある映画でしたね。
主演は、ベン・バーンズ。ナルニア国でカスピアン王子を演じた俳優さんです。

最初は、どーしても王子にしか見えなくて、、、
王子ったらあんなことやこんなことをしちゃって~~あぁぁ~~って感じでした(笑)
でもあの堕落っぷりは凄かった。ラストは背筋が凍るような怖さで面白かったです。

純粋な美青年ドリアンを、妖しい世界へ引きずりこむヘンリー卿を演じたのはコリン・ファース。
こちらは意外なほどしっくりとくるキャスティングでした。

dorian gray


2012.07.07 *Sat*

6月☆ブクログまとめ


6月に読んだ本を、ブクログでまとめましたきもち


読んだ本の数:13冊(小説7冊・漫画5冊・雑誌1冊)


nanaco☆の本棚 - 2012年06月 (13作品)

とても良かった!
日本ファンタジーノベル大賞とは、基本的に相性が良いのですが、
今回この作品を読んで改めてその事を実感しました。

ある一人の建築家を巡る物語。

真っ先に綾辻さんの館シリーズに出てくる中村青司を思い出すのだけれど、
中村青司の建てる館が、逃れられない死に結びついているとすれば、
笠井泉二の建てる家は、凪いだ海のように心を穏やかにさせる。

幼い頃から神童と思われるほどの才能を発揮していた泉二。
死者と生者が一緒に暮らすための家、また異次元へ通じる家…

とても幻想的で、それでいて心温まるお話の数々に、
思わず目頭が熱くなりました。深く、深く感動のため息をつきました。
素晴らしい作品だと思います!!





「十五少年漂流記」と対になる作品と聞いて、興味を持ちました。

少年達が無人島に流される所までは同じだけれど、
「蠅の王」に登場する少年達は、徐々に狂気へと呑みこまれてゆく。

大人達のいない、子供だけの生活。
狩りをする事によって、少年達の心がじわじわと闇に浸食される。
「秩序」がなくなってしまえば、人間はただの獣と同じなのだと思うと、
本当に集団心理の空恐ろしさを感じます。。。

ラーフにもう少し知性があれば…
ジャックにもう少し思いやりがあれば…
ピギーにもう少し勇気があれば…

もしかしたら何かが違っていたのかもしれません。

「獣ヲ殺セ!ソノ喉ヲ切レ!血ヲ長セ!」
この薄気味悪いフレーズが、ずっと頭の中から離れません(笑)





原作では平気(?)だったのに、
あのシーンを絵にしちゃうと、やっぱり照れますね…(笑)

ネズミがどんどん紫苑のペースに乗せられていく。。。
大切なものができてしまったら、もう一人では生きられない。
紫苑以上に他人の優しさや愛情を必要としているのはネズミですね。

原作同様、ストーリーが進まないのでやきもきさせられますが、
じっくり丁寧に描いて欲しいです!





ある謎に包まれた<都>を舞台にした物語。

初めて読む作家さんだったのですが、
「序章 腐爛の美酒」の読みづらさに内心怖気づいていました。
さて、これは最後まで読めるのだろうか?と、久々の挫折の予感。

ですが、本編に入ると途端に読みやすくなり、
あっという間に、この幻想的で奇怪な世界の虜に…!
美しさの仮面を被った悪夢のようなお話の数々。

<都>の謎にとりつかれてしまったある神学生。
石工の青年の秘密を目撃してしまった黒猫。
夫と娘を亡くして以来悪夢にうなされる腸詰屋の女将。

一つ一つが独立した話でありながら、
読み進めていくうちに繋がりが見え始めます。
内容、構成ともに素晴らしいのですが、少々凡庸なラストが惜しい。
ここまできたら、もう落ちるところまで落ちて欲しかった~(笑)

でもその事を差し引いても、とても自分好みの作品でした。





いよいよラストスパート!

どこまでも真直ぐな主人公達、夢に向かって突っ走る姿、
彼らが何も持っていなかった頃からの努力を知っているからこそ、
胸に熱いものがこみあげてきます。

デスノートでは決して得られなかった感動ですね(笑)

亜豆とサイコーは似た者同士だなぁ。頑固だけど芯が通ってて。
最初はこの漫画に恋愛はいらないんじゃ?と思っていたけれど、
今では二人を応援したくなりますね。

福田さんもカッコイイ!!





琢馬兄さん、素敵です!見開きカラーページが美しい…
色々と腹黒感が漂うお兄様ですが、そこがまたたまらなく魅力的。

一進の可愛さ、優しさ。そしてまだ幼い彼を見守るく組の仲間達。
江戸の人情溢れる描写が温かくて、泣きそうになってしまう。
素直になれない狐太郎も可愛いです(笑)

一進と静一郎の過去も徐々に見え始めてきました。
いつもながら隅々まで手を抜かない絵が美しく、思わずうっとり。
続きが楽しみです!





「コアラを救え!」
オーストラリアでは、交通事故に遭ったり犬に襲われたりして、
命を落としてしまうコアラが後を絶たないらしい。
一週間に死んだコアラ達の写真が痛々しかったです。
250年前と比べて、コアラが生息できる森が何と減った事か!

後から勝手に住みついて森林を伐採し続ける人間達が、
「保護しなくてはならない」とは、おこがましさすら感じるのですが、
コアラが激減しているのは事実。悲しい事ですね。

「エジプト 革命の行方」
アラブの春以降、エジプトはどう変わったのか?興味深いです。
治安の悪化、失業者の増加。日本にいると全然情報は入って来ない。
でもまさかこんなに酷かったとは……。

民主主義の入り口に辿りついただけで、
民主主義を実現させたわけではない、という言葉が印象的です。
理想と現実との乖離は、いずれ解消される時が来るのでしょうか。





ちょっとちょっと、初っ端からクライマックスですか?!
思わずそう叫びたくなるほどの暴走っぷり…(褒めてますよ!笑)
すごいですね、このシリーズ。もうこの勢いは止まりません^^;

表紙の阿坂は、殺し屋とはいえ惚れてしまうくらいに男前だし、
裏表ありまくりの会長も素敵すぎて、二人のツーショットにニヤニヤ。
とはいえ、この二人がよもや仲良くなろうはずもなく、、、
相手の息の根を止める勢いで凄惨な戦いに発展していきます。

永児はどうやらスイッチが入ってしまったようです。
このコは一体どこへ行ってしまうんだろうと、不安でたまりませんよ。
喜多見は、最初のかよわさはどこへやら…肝が据わっています。

さて、アズミの出現でますます非日常へと連れていかれそうです!
色々とツッコミつつも楽しく読ませてもらってます。続きが待ち遠しい。





新VSしのぶちゃんのかるたは、もう別世界だ…。
新は、「勝ちたい」じゃなくて「楽しみたい」という気持ちが伝わります。

コツコツ努力型の太一と、天才肌の新。
タイプは正反対だけど、かるたにかける情熱は同じ。

今のままだと、自然と千早の気持ちは新に向いそう。
嬉しいやら、悲しいやら。。。





「その川は、思い出せるかぎりもっとも古い記憶だ」
最初の1行目から引き込まれる。

殺人の濡れ衣を着せられ、孤立無援で故郷を飛び出したアダム。
5年ぶりに帰ってきた彼を待ち受けていたのは、新たな殺人事件…
なんて、、、なんて運の悪い(笑)

本格ミステリかと思って読み始めたのですが、
これは「ラスト・チャイルド」と同じ、家族再生の物語ですね!

アダムの幼い頃の記憶を交えながら、
徐々に事件の真相に辿りつく過程は見事です。

ストーリーは終始重く暗澹たる気持ちにさせられますが、
最後には何かから解き放たれたような清々しさがありました。





「水滸伝」の続編です。
月並みな言葉だけど、北方さんの本は読み始めたら止まらない。
続きが手元にないと、気になって気になって夜も眠れない(笑)

やっと8月に文庫版が完結しそうなので、
待ちきれなくて、ついに読み始めてしまいました。
また至福の時間がやってくる~長いようで短い旅の始まりです。

官軍との死闘から3年。
散り散りになった梁山泊の同士達が、水面下で活動している。
梁山泊の残党狩りは苛烈を極めるけれど、彼らには志がある。

懐かしいメンバーが次々と登場して、胸が高鳴ります。心が震えます。
そして志と共に亡くなった漢の子供達も新たに登場。
彼らがひたすら待ちわびているのは、行方が知れない楊令…

これからの展開が楽しみです!!
秦明の息子・秦容は大きく成長しそうな予感。





武松のくだりは、驚きでした!まさか…と。

楊令は、武松の背負っているものの重さを、
そしてそれが足枷になっているという事を即座に見抜いたのか。

やっぱり楊令は、只者じゃない。
彼は自分の事を「汚れてしまった」というけれど、
それは他人の弱さ、痛みも感じられる心を持っているという事。
真の強さを持ちながらも弱さを理解するのは、簡単なようで難しい。

楊令の頭領たる資質は充分すぎるほど。
味方ですらも、まだ若い彼を前に圧倒されてしまう気持ちが分かります。

そして、心のオアシス王進先生登場!(笑)
花栄のイケメン息子・花飛麟の高慢さが、どんどんなくなっていく…
子午山は、本当の強さとは何かを教えてくれる場所ですね。癒されます。





6巻を読んでから、改めて1巻から再読してみました。
思っていた以上に伏線があちこちに散りばめてあってビックリ。

コタさんは最初っから一進の保護者だったんだな~とか、
狗吉は初登場時から進坊ベッタリだな~とか、
今更ながらに再確認して、一人でニヤついていました(笑)

さて、今回の新刊。
刺客に命を狙われ、く組の仲間達に迷惑をかけたくないと思う一進、
逆に一人でその重荷を背負って欲しくないと思う仲間達。
すれ違いが悲しくて、でもお互いを想う気持ちが温かくて。

一進は、静一郎と一緒だと途端に凛々しい「若」の顔になるなぁ。
く組にいると、コタ兄さんのおかげなのか年相応に見えるのにね。

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ライン


6月はなんといっても北方さんの「楊令伝」ですねぇかお

8月に文庫で完結とのことなので、そろそろ読み始めても大丈夫かな~と。
続きが手元にないと、気になって何も手に付かなくなるぐらい面白いのです…(笑)

前シリーズ「水滸伝」で、散り散りになった梁山泊の同士達が再び集まってきます。
熱い!カッコイイ!!これが漢だ!!!

楊令伝 1 玄旗の章 (集英社文庫)
楊令伝 1 玄旗の章 (集英社文庫)


あとお気に入りは、「天使の歩廊」「幻想建築術」

期せずして、<建築ファンタジー>が重なってしまいました(笑)
同じジャンルでも全くタイプの違う作品ではありますが、どちらも面白かったです。

天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語 (新潮文庫)
天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語 (新潮文庫)

幻想建築術 (PHP文芸文庫)
幻想建築術 (PHP文芸文庫)

2012.07.04 *Wed*

7月新刊購入予定本☆


7月の購入予定本です~かお

【文庫】

7/20 「天使のゲーム(上)(下)」(カルロス・ルイス・サフォン)
7/25 「RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた」(荻原規子)


【単行本】

7/20 「残穢」(小野不由美)
7/20 「鬼談百景」(小野不由美)


【漫画】

7/4  「バクマン。 20(完)」(小畑健・大場つぐみ)
7/5  「夏目友人帳 14」(緑川ゆき)
7/18 「銀の匙 Silver Spoon 4」(荒川弘)
7/21 「ばらかもん 6」(ヨシノサツキ)


【迷い中…な本】

7/6  「ハンガーゲーム(上)(下)」(スーザン・コリンズ)
7/23 「赤いベベ着せよ…」(今邑彩)


楽しみなのは、何と言っても「風の影」に続く二部作目「天使のゲーム」です!
前作とは時代背景が違うようですが、こちらも忘れられた本の墓場が鍵となっているようでこもの
本当に大好きな作品だったので、続きが読めるなんて嬉しい限りです。

「ハンガーゲーム」は9月から日本でも映画公開されますね。
ハリウッド版バトル・ロワイアルとのことで、文明が崩壊した近未来アメリカが舞台。
設定は好きなのですが、どうしよっかなぁ~とりあえず様子見デス。


ライン


ところで、「新潮文庫の100冊」が今年も発表されましたねきもち
なんだか、毎年あまり変わらない気がするのは私だけでしょうか……。

今年のプレゼントは、Yonda?君のブックカバー。2冊読んだら必ずもらえる!
とりあえず「月の影 影の海」上下巻買ったらクリア(笑)

新潮文庫夏の100冊


2012.07.01 *Sun*

「天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語」中村弦





天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語
著者:中村弦
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
建築家・笠井泉二は、一風変わった建物をつくりだす。それは、足を踏み入れた者が、異様な空気に酔いしれる…。老子爵夫人には、亡き夫と永遠に過ごせる部屋を、偏屈な探偵作家には、異次元に通じる家を。そして嫉妬に狂う男には、怒りを静める別荘を。その悪魔的とも言える天才の産物が、不思議世界へと誘う6話。―選考委員絶賛!第20回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。



はじめまして~の作家さんで、期待せずに読んだのですが。
相性の合う<日本ファンタジーノベル大賞>だから、というただそれだけの理由で…でも…

この本、すごく良かったよ!!!

何だかもう、「オススメだよ」と声を大にして言いたいです!
タイトルはちょっと冴えないし(失礼)、帯の超絶建築ファンタジーもあまりそそられないですが、
館好き、ファンタジー好きの方に是非とも読んで頂きたい一冊となりましたきもち

正直<建築>というと、全くその方面の知識のない私には小難しい印象があったんですが、
全く問題ナイです!そういう専門的な知識が必要になる場面はほとんどありません。


ライン

こもの ≪オススメPoint≫  ファンタジー  不思議な館  心温まる


久々にオススメPoint復活です(笑)

人を幻惑させる館…と言えば、真っ先に思い出すのは、
綾辻さんの館シリーズに出てくる中村青司の館。これはいずれも「死」に結びついている。
でもこの作品の笠井泉二の建てる家は、不思議と凪いだ海のように心を穏やかにしてくれます。

愛する夫を亡くした老女には、死者と生者が一緒に暮らすための家を。
偏屈な作家には、異次元へと通じる家を。

泉二の建てた建築物を巡る連作短編集という形式になっていますが、
徐々に、幼い頃から神童と言われるほどの才能を発揮していた彼自身の秘密にも迫っていきます。

とても個性的な作品です。昨今あまり見かけないタイプかも??
幻想的で、どこか憂いを帯びていて。ずっと、ずっとこの世界に浸っていたくなりましたかお


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レビューの評価について

基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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