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This Archive : 2011年12月

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2011.12.29 *Thu*

2011年マイベスト本☆


2011年も残すところあと2日!早いなぁ。。。


今年は273冊(うち漫画111冊)の本を読む事ができましたballoon_28.gif

昔は普通に読めていた「1日1冊」は、最近はとてもとてもムリです(笑)
来年は、もっと本腰を入れて読書に取り組めたら良いなぁ…なんて思うのですが。


今年読んだ本の中で、特に面白かった本を選んでみました〜balloon_133.gif

<国内編>・<海外編>・<コミック編>に分け、それぞれ10作品ずつ選びました。
別ページに作ったので、興味のある方は下の画像から覗いてみて下さいネ↓↓

2011国内編.gif   2011海外編.gif   2011コミック編.gif
※画像をクリックすると、別ウィンドウで開きます♪


pl2.gif


今年のブログ更新は、今日が最後になりそうです。

いつも温かいコメントを下さる皆さんのおかげで、
一年間楽しくブログを続ける事ができました。本当に感謝、感謝です〜balloon_59.gif

ではでは、良いお年をお迎え下さいね ape_02.gif heart_37.gif
来年も皆さんにとって、素敵な1年になりますように。


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category : ◆MY BEST本

2011.12.25 *Sun*

11月☆読書メーターまとめ(2)


読書メーターまとめ、続きです〜

夜の写本師夜の写本師
美しい装丁に惹かれて。久しぶりに「これぞ純正ファンタジー!」と言うような作品を読んだ気がします。解説もファンタジー界では知らぬ者はいない井辻朱美さん^^世界観はどこか「ゲド戦記」に近い。良くも悪くも翻訳本を読んでいるかのような硬質な文章で、どっしりとした重厚さに感嘆すると同時に、少しだけとっつきづらさも感じてしまいました。「魔道師」でなく「写本師」という設定が面白いし、輪廻転生を軸にした物語も自分好み。ただ、もう少し登場人物の心情を掘り下げて描いてくれたら、もっと感情移入しながら読めたのになぁ・・・。
読了日:11月22日 著者:乾石 智子


NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 11月号 [雑誌]NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 11月号 [雑誌]
ナショジオ日本版創刊200号!記念号という事で、アフリカ大地溝帯マップ&歴代のナショジオの表紙200が見られるロングポスターが特典として付いています。中世イングランド、アングロ・サクソン時代の財宝に胸がときめきました〜(笑)騎士達は、一体何の目的で地中深くに財宝を埋めたのか?その謎を完全に解き明かすのは難しいんだろうなぁ、タイムスリップでもしない限り。極北のスウェーデンで、トナカイの遊牧をしながら生活するサーミの人々。雪のように真っ白な肌をした美少女に目を奪われました。
読了日:11月22日 著者:


少年王女 1 (シルフコミックス 28-2)少年王女 1 (シルフコミックス 28-2)
さっぱりした綺麗な絵柄からは想像できないような、濃ゆ〜い宮廷陰謀劇でした。女性が権力を持ち、男性は奴隷のように扱われている世界。貧しい漁村に住む少年アルベールは、自分とそっくりのアレクシア王女の身代わりになるように命令される。側仕えのギィのキャラが変態すぎて笑えますー。絵だけでなく、ストーリーもよく練られていて面白いです!ラストシーンは衝撃ですが、ここまでがプロローグといった所でしょうか?可愛い少年だったテオ、どこまでイケメンに成長してるんだよ・・・2年の歳月は恐ろしい(笑)続きが楽しみです。
読了日:11月22日 著者:雪広 うたこ


君と僕。 (1) (ガンガンコミックス (0602))君と僕。 (1) (ガンガンコミックス (0602))
アニメが面白かった(というか癒される)ので10巻一気に大人買いしましたー。あぁユルい。ユルすぎる!(勿論褒め言葉です・・・笑)何この無愛想すぎる双子!要も春くんも、基本的に皆幼稚園の頃から性格変わってないんだなぁ。祐希と悠太、とりあえず顔の描き分けは覚えました。ただ高校生の日常を描いているだけなのに何故か面白い、不思議な魅力のある漫画。
読了日:11月26日 著者:堀田 きいち


ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)
7巻限定版の表紙が欲しい!(エウメネス、立派になったなぁ)けれど、お値段がちょっと高かったので通常版で我慢です(笑)アレクサンドロスの裏の顔、ヘファイスティオンが誕生する瞬間。ヘビと生首のシーンは凄い迫力!これはトラウマになるわー。刊行がスローペース&比較的コマ割りが大きいので展開自体は早くはないのですが、ずっしりと何かが残る作品ですね。どこまでも飄々としたエウメネス、「会うたんびにわけわかんなくなってく・・・」の台詞が的確すぎて思わず笑っちゃいました。
読了日:11月28日 著者:岩明 均


楊家将〈上〉 (PHP文庫)楊家将〈上〉 (PHP文庫)
「水滸伝」を読み終え、「楊令伝」へ進むための繋ぎとして、軽い気持ちで読み始めました。・・・が、これが思いの外面白くて。「三国志」「水滸伝」と並んで今年のマイベスト本にランクインしそうな勢い。北方さん、本当に何者!?(笑)宋に帰順した軍人・楊業と7人の息子達の戦いを描いた作品。7人もいたら描き分けが難しそうなものですが、皆個性的で誰一人として同じ印象の息子がいない。頼れるお兄ちゃん・延平、心に暗いものを抱えた四郎、どこか茫洋とした六郎、直球勝負の戦上手な七郎。そして父親楊業の存在感!戦の描写が素晴らしい。
読了日:11月28日 著者:北方 謙三


楊家将〈下〉 (PHP文庫)楊家将〈下〉 (PHP文庫)
「死んでくれ」「はい」この短い父と子のやりとりに、どれだけの思いが詰まっているんだろう。愛情を込めて立派な武将に育て上げた7人の息子達を、死地に赴かせる楊業の心中は察するに余りある。けれど、息子達は強い。宋のためではなく、帝のためではなく、そして敬愛する父のためでもなく。ただ楊家の男としての誇りを持って、最後の一兵になるまで戦い続ける。格好良すぎるよ・・・!!北方さんの事だから、安易な結末などありえないと分かっていても、誰一人欠ける事なく、再び皆で代州の地を踏めますようにと願わずにはいられませんでした。
読了日:11月30日 著者:北方 謙三

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター



illust3593_thumb.gif


面白かったのは、何と言っても北方さんの「水滸伝」「楊家将」
どちらも永久保存版入り決定です。2011年は北方さんの年でしたねぇballoon_75.gif

あとは、漫画で特に面白かったのが「少年王女」
特に女装男子が好きなわけではありません(笑)…が、これは本当に面白い!!
ストーリーがとてもよく練られている印象で、美しい絵柄に負けていません。

王女の身代わりとなった少年が、これからどんな道を歩んでいくのか、、、
結構ドロドロになりそうな予感ですが、今から既に続きが待ち遠しいです〜〜balloon_133.gif

さて、そろそろ2011年ベスト本発表の時期です。。。
候補は大体決まっているのですが、10位まで絞り込むのが難しいですなぁballoon_89.gif




2011.12.25 *Sun*

11月☆読書メーターまとめ(1)


11月に読んだ本を読書メーターでまとめました〜balloon_28.gif


11月の読書メーター
読んだ本の数:16冊(小説9冊・漫画6冊・雑誌1冊)
読んだページ数:4218ページ
ナイス数:1258ナイス



水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)
童貫軍強い!官軍の視点からも描かれているからか、童貫の人間味も伝わり一概に悪とは片付けられないのが辛い所です。梁山泊側が追い詰められ、どんどん幹部が赤札になっていく・・・。魯達は最期の瞬間まで凄まじい男だった。腕を斬り落とし、名前を変え、梁山泊を常に影で支え続けてきた存在。それを見届け全てを受け入れた楊令は今後どんな男になっていくのか。幼い頃の楊令の姿がちらついて、未だ大人の男になったという気はしないのだけれど(笑)水滸伝も残すところあと2冊。読み終わるのが寂しい、それに次に誰が亡くなるのか怖すぎる。
読了日:11月03日 著者:北方 謙三


夜は一緒に散歩しよ (幽BOOKS)夜は一緒に散歩しよ (幽BOOKS)
怖いよぅ。久々に、夜寝る前に読むのを躊躇してしまうようなホラーでした。不気味な青い顔の女の絵を描く千秋、誰かに似てるなぁと思ったら、映画「エスター」の女の子。子供らしく癇癪を起こしたと思えば、次の瞬間には無表情でこちらを見ている。楽しそうに駆けまわっていたと思えば、正座してどこか一点を見つめている。自分の娘が、墓地に行って目に見えない死者の絵を凄いスピードで描き始めたらどうするよ・・・(怖)パパもっとしっかり!甘やかしすぎだ!そして美樹さん、そこまでして卓郎と一緒にいたいのですか?謎です。でも面白かった。
読了日:11月05日 著者:黒 史郎


彩雲国物語 第8巻 (あすかコミックスDX)彩雲国物語 第8巻 (あすかコミックスDX)
今回の表紙好きだなー!どこまでも静蘭は素敵・・・子供の頃の秀麗を膝に乗せて本を読んであげている静蘭のイラストが可愛い。そして叔父様の黒さがまた良い味出してます!絶対に敵に回したくない相手だ(笑)次はいよいよ茶州編。「あとちょっぴり続く」と書かれていたけれど、もしかして途中で終わっちゃうのかな?原作は途中で放り出しちゃったので、漫画で最後まで読めたら良いのですが。番外編の女装コンテスト面白かったです。静蘭の女装も見たかったなぁ〜残念。
読了日:11月06日 著者:由羅 カイリ


水底フェスタ水底フェスタ
どこまでも救いようのない物語だなぁ・・・。隠蔽体質の村人達、奇妙な連帯感、全てが村の中で完結してしまうような閉鎖的な雰囲気は嫌いじゃないのですが。それでも一筋の光があって欲しかった。鬱々とした気分で本を閉じました〜。辻村さんにしては珍しく、個々の人物描写が薄かったように感じます。広海と由貴美は体でなく心の繋がりをもっと掘り下げて描いてくれたら、また違った印象になるような気がするなぁ。それでも辻村さんの放つ負のオーラに引きずられるように一気に読んでしまう。やっぱりこの作家さん、タダモノじゃない(笑)
読了日:11月09日 著者:辻村 深月


ONE PIECE 64 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 64 (ジャンプコミックス)
おぉう、麦わら一味が皆パワーアップしてる。ゾロの鍛え上げられた身体がスゴイ事になってるよー!!(今1巻初登場の時のゾロを確認してみたら、違いが一目瞭然^^)ルフィの覇気にもフランキーの「変態」にも、もう勝てる気がしない(笑)ここ最近はストーリーの不安定さがちょっぴり気になっていましたが、いよいよ軌道に乗ってきましたね!続きが待ち遠しいです〜。司令官と呼ばれてノリノリなチョッパーにウケた。いつまでもそのままのキミでいて・・・。
読了日:11月10日 著者:尾田 栄一郎


水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)
最後の数ページは、涙が溢れて仕方なかった。一番好きだった男がついに死んでしまった・・・。「女の命も救えない男に、俺をしないでくれ」百里風と共に、彼は真っ白な世界に行けたのだろうか。公孫勝が無意識のうちに流した涙。日頃確執のように見えた二人の関係が、単なる見かけ通りのものでなかった事を知る。あぁ、哀しいなぁ、虚しいなぁ・・・。そしてとうとう楊令は梁山泊入り!指揮官としてたちまち頭角を現した少年が、今後は「楊令伝」に繋がっていくのですね。7月から読み続けてきた「水滸伝」も残す所あと1冊!
読了日:11月11日 著者:北方 謙三


水滸伝 (19)  旌旗の章 (集英社文庫)水滸伝 (19) 旌旗の章 (集英社文庫)
あぁ、とうとう終わってしまった〜。どんな感想を書けば良いのか分からない。それほどまでに次々と梁山泊の漢達が散っていってしまった。絶対死なないと信じていた人物数名も、あっけなく命を落としてしまって、何度「あぁっ!」と心の中で叫んだ事か。楊令と史進の騎馬隊が、童貫をギリギリの所まで追いつめていくシーンが凄かったです。(童貫、まさにラスボス。只者じゃないぞ・・・汗)生き残った同志達と「楊令伝」で再会です。その前に「楊家将」と「血涙」を読まなくちゃね^^北方水滸伝面白かった。心が震えるくらい面白かった!!
読了日:11月15日 著者:北方 謙三


花のみぞ知る 2 (ミリオンコミックス CRAFTシリーズ48)花のみぞ知る 2 (ミリオンコミックス CRAFTシリーズ48)
なんて繊細なお話なんだろう〜胸がキュンとするくらい御崎も有川も可愛くて。「セブンデイズ」の時以上に、二人の心情の変化が丁寧に描かれている気がします。予想していたよりも結構早い展開でしたが、それでも3巻が読めるのは1年後?と思うともどかし過ぎて・・・。他人の目を気にしない有川だからこそ、この猛烈なアプローチなんでしょうね!(でも近づきすぎると慌てて一歩離れるのがまたもどかしい。笑)川端、見かけによらず病んだお人のようです。かなり強敵の予感。続きが待ち遠しいです♪
読了日:11月16日 著者:宝井 理人


しろばんば (新潮文庫)しろばんば (新潮文庫)
お友達と決めた11月の課題図書です^^(そろそろ雪虫が飛び始めたなぁ…)→(雪虫=しろばんばって言うんだって!)→(井上靖さんの本にあったねぇ…)→(よし、読んでみよう!)という訳で、色々な読友さんのアドバイスがあり辿りついた本です。ストーリーにこれといった起伏があるわけではないのですが、心にじんわりと沁み込んでくるような、一人の少年の温かい成長物語でした。おぬい婆さんをはじめとする登場人物がとても魅力的。知らず知らずのうちにほろりと涙が零れ落ちるような懐かしさがありました。
読了日:11月19日 著者:井上 靖






2011.12.23 *Fri*

11月☆観賞メーターまとめ(2)


観賞メーターまとめ、続きです〜


イップ・マン 葉問 [DVD]イップ・マン 葉問 [DVD]
「イップ・マン 序章」の続編。も〜〜最高に面白かったです!!こっちまで燃えてしまって身体が熱くなりました(笑)イップ・マン役のドニー・イェンと、ホン師匠役のサモ・ハン・キンポーとの対決が圧巻。そしてクライマックスは、卑劣なイギリス人ボクサー(これは悪く描きすぎ。笑)と復讐に燃えるイップ・マン。ボクシング×詠春拳対決。これまた凄まじいです。イップ・マンの詠春拳は、「静」という文字がピッタリ。まるでリング上で舞っているかのように美しかった。3は出ないかな?ブルース・リーが入門した所も観てみたいなぁ^^
鑑賞日:11月13日 監督:ウィルソン・イップ


雲のむこう、約束の場所 [DVD]雲のむこう、約束の場所 [DVD]
平行宇宙云々というSF要素には、正直ついていけなかったのだけれど(笑)一生懸命ストーリーを理解しようとするよりも、息をのむほどの映像美、どこか郷愁を感じさせる音楽、ゆったりした時間の流れを楽しむほうが良いかもしれません。特に黄昏時の空が、切なくなってしまうほどに綺麗。それだけで観る価値はあります。大きな声では言えませんが、吉岡秀隆さんの声はちょっぴり違和感がありました・・・。
鑑賞日:11月19日 監督:新海誠


ヒア アフター ブルーレイ&DVDセット(2枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]ヒア アフター ブルーレイ&DVDセット(2枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]
霊能力者、死者との対話・・・まさか「シックス・センス」的なホラーか!?と警戒していたのですが、全然違う。まさかこんなに心温まる作品だったなんて。知らず知らずのうちに涙が零れ落ちる。死後の世界が一つのテーマとして描かれているのですが、それ以上に、大切な人を亡くした人間達が突然の「死」をどう受け止めるのかが印象に残りました。幼い双子の兄弟のエピソードは、哀しみと切なさに胸が痛くなる。でも決して悪い後味ではなく、しっとりとした温かさを残すのはさすがC.イーストウッド監督。好きです、この映画。
鑑賞日:11月20日 監督:クリント・イーストウッド


ショーシャンクの空に [DVD]ショーシャンクの空に [DVD]
久々に観賞。あぁ、本当に良い映画だなぁ・・・。今までも、そしてこれからもおそらく生涯ベスト5に入るであろう作品です。妻とその愛人を殺したという冤罪で終身刑の判決を受け投獄された男のお話。ラストシーンで、ブルックス爺さんの選択を目の当たりにしたレッドの決断は、何度観ても胸がいっぱいになる。ブルックス爺さんもレッドもどちらも間違っていないのです。「必死に生きるか、必死に死ぬか」ただそれだけの事。月並みな言葉だけれど、観た後に希望の光が差し込んでくる。涙で画面が見えなくなる。後世に残したい名作です。
鑑賞日:11月27日 監督:フランク・ダラボン

鑑賞メーター



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とにかく素晴らしかったのが「イップ・マン 葉問」
先日観た「イップ・マン 序章」の続編なんですが、これも是非観て頂きたい映画。
何と言っても見所は、ボクシング×詠春拳対決!!ストーリーもしっかりあり、面白いです。




あとは、世界名作劇場の「ロミオの青い空」も良かったなぁ〜balloon_71.gif
全て観賞し終えた今は、あのOPを耳にするだけで泣けてきます。。。
「フランダースの犬」も好きでしたが、それ以上にお気に入りのアニメになりました!

「借りぐらしのアリエッティ」は、評判ほど悪い映画じゃなかったです(笑)
でも最近のジブリ映画は、昔ほどパッとしなくなりましたねぇ。




2011.12.23 *Fri*

11月☆観賞メーターまとめ(1)


11月に観たDVDを観賞メーターでまとめました〜balloon_34.gif

11月の鑑賞メーター
観たビデオの数:12本
観た鑑賞時間:754分



ロミオの青い空(2) [DVD]ロミオの青い空(2) [DVD]
いよいよミラノに着いたロミオとアルフレド。二人は別々の人間に買われ離れ離れに。ロミオはロッシ親方のもとで煙突掃除夫として働く事に。意地悪なおかみと息子から陰湿ないやがらせを受けながらも、アルフレドの言葉を思い出しながら元気に働く姿が健気過ぎる・・・。それにしてもロミオの境遇は「小公女」以上の過酷さだなぁ。一日中働いてもご飯も貰えない、部屋には牢獄のように鍵を掛けられる、さらに煙突掃除の仕事は明らかに子供にはキツすぎる。そんな中、少女アンジェレッタや、ロミオに字を教えてくれるカセラ教授との出会いが救い。
鑑賞日:11月05日 監督:


ロミオの青い空(3) [DVD]ロミオの青い空(3) [DVD]
体の弱い少女アンジェレッタとの出会い。病気がちで外に出る事のできない彼女のために、スケッチブックに大きな青空を描こうとするロミオ。自由に空を飛んでいく鳥の羽をプレゼントするシーンが好きだなぁ。そして町の不良グループ・オオカミ団との出会い。ろくでもないアンゼルモ(笑)のせいで、ロミオが濡れ衣を着せられどんどん追い詰められていくのが観ていて辛いー。久々に憎たらしいキャラです、アンゼルモ!嵐の夜、離れ離れになっていた少年・ダンテとの再会でますます面白い展開になってきました。
鑑賞日:11月06日 監督:


ロミオの青い空(4)ロミオの青い空(4)
前巻までの「小公女」のような鬱々とした展開から一転、煙突掃除夫の仲間「黒い兄弟」の結成により徐々にロミオの生活も明るいものになっていきます!あ、憎きアンゼルモが出て来なくなったのと、親方がロミオの理解者になってくれたというのが大きいかも。アルフレドはロミオと1歳しか違わないというのが信じられないぐらいに大人っぽいなぁ、その上頭も良い金髪美少年!素敵だ・・・
鑑賞日:11月07日 監督:


ロミオの青い空(5) [DVD]ロミオの青い空(5) [DVD]
黒い兄弟とオオカミ団の決闘。仲間を守るために、迷わず自分を犠牲にするアルフレドはやっぱりカッコイイよ!オオカミ団のリーダー・ジョバンニも、乱暴だけど彼なりの信念を持っている所がありどうしても憎めないキャラ。そしてアンジェレッタが登場すると和みます〜♪町の人達に幸せを与えるアンジェレッタの出生の秘密も明らかになってきた。今度は彼女が幸せになって欲しいのだけれど・・・。
鑑賞日:11月11日 監督:


借りぐらしのアリエッティ [DVD]借りぐらしのアリエッティ [DVD]
ジブリ初期の作品のようなメッセージ性はないかもしれない。ストーリー自体は淡々としているし、決してドキドキするような冒険譚でもない。でも、小人の目から見た大きな人間の世界や、雨上がりの葉っぱについたキラキラと輝くような水滴、生活のごく身近な所にある濃厚な緑の匂いが伝わってくるような・・・思わず五感を刺激されるような、とても綺麗で可愛らしい作品でした。スピラーが野性的すぎて笑えた。彼が主人公のお話とかあっても面白そうですー。
鑑賞日:11月12日 監督:米林宏昌


ロミオの青い空(6) [DVD]ロミオの青い空(6) [DVD]
アンジェレッタの出生の秘密に迫る巻。どんなに疎まれても優しい気持ちを忘れない態度に、きっとおばあさまも心を動かされたんだろうなぁ。本当に天使のような娘だ・・・(泣)アンジェレッタとの束の間のお別れ。いつか彼女の病気が治ってロミオと再会する日が楽しみです。そしてとうとうアルフレドの妹ビアンカが登場!外見はアルフレドにそっくりで、勝気で兄想いの少女にすっかりベタ惚れです〜(笑)
鑑賞日:11月12日 監督:


ロミオの青い空(7)ロミオの青い空(7)
両親の復讐を果たすアルフレド・ビアンカ兄妹。貴族であるアルフレドが他人から笑われても、煙突掃除夫である事を誇りに思い、真の友人達と出会えたと胸を張って言うシーンが印象的でした。そしてアルフレドとの別れ・・・でも彼は皆の心の中にずっと生き続ける。悲しくて、苦しくて、でも「フランダースの犬」でネロとパトラッシュが孤独な死を迎えた事に比べれば、親友の腕の中で最期を迎えたアルフレドは幸せだったのかもしれない・・・。
鑑賞日:11月13日 監督:


ロミオの青い空(8) [DVD]ロミオの青い空(8) [DVD]
とうとう最終巻。もうボロボロになるまで泣きましたー。アルフレドは親友ロミオに夢を託して逝ってしまう。突然の親友の死に抜け殻のようになってしまったロミオを、立ち直らせるきっかけとなったのはやはり「黒い兄弟」達。誰もが自由に学び、自由に生きる時代を作ろうとしていたアルフレドの遺志を継いで、ロミオは新たな一歩を踏み出す。決して悲しいだけではない、希望の光が見えるラストでした。ただ、パリに療養中のアンジェレッタはどうなったの〜?てっきりロミオとくっつくもんだと思ってました(笑)
鑑賞日:11月13日 監督:






2011.12.22 *Thu*

池上永一「テンペスト」(全4巻)読みました!


 テンペスト2.jpg
 


【テンペスト】池上永一 rating_47.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

19世紀の琉球王朝。嵐吹く晩に生まれた真鶴は、厳しい父の命に従い、男として生まれ変わることを決心する。名を孫寧温と改め、13歳の若さで難関の科試を突破。憧れの首里城に上がった寧温は、評定所筆者として次次と王府の財政改革に着手する。しかし、王室に仕える男と女たちの激しい嫉妬と非難が寧温の前に立ちはだかる…。伏魔殿と化した王宮を懸命に生き抜く波瀾万丈の人生が、春の雷のごとく、いま幕を開けた。



テンペスト【tempest】:嵐。暴風雨。また、動乱。

何だかスゴイ小説を読んでしまった……。
タイトルの通り、嵐の如く凄まじいスピード感のある小説でした〜balloon_59.gif

「琉球王朝を舞台にした歴史小説なんて、ハードルが高いなぁ…」と思っていたのですが、
これ、歴史小説というよりも、エンタメとして楽しんだ方が良いと思いますよ〜(笑)
こんなに読みやすい作品だと思いませんでした。本当にラノベみたいな軽さ。

多分読みやすくするためなんだろうけど、時々時代設定にそぐわない言葉が気になりました。
例えば「システム」とか書かれていても、琉球王朝にはしっくりこないんだよなぁ。。。
設定は面白いのに、文章が軽すぎて勿体ない!と感じる部分が沢山あったかもballoon_89.gif

でもその事を差し引いても、怒涛の展開とこの本の発するパワーには思わず唸ってしまいます。
なんだかんだで、夢中になって読んじゃいました〜(笑)


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ エンタメ  嵐のような展開  良くも悪くも軽い(笑)


嵐の夜に生まれた少女真鶴は、性を偽り宦官の孫寧温として首里城に上がる事に。

まぁ性を超越した宦官として通っていても、寧温の匂い立つような色気は隠せない訳で…。
ありとあらゆる困難が彼女を待ちうけています。。。

「もう女は捨てた!」と思っていても、イケメン薩摩藩士の雅博に惹かれていく恋心。
「寧温は男なのに…」と思っていても、美しい同僚への熱い想いを抑えられない朝薫。
ちょっと普通とは違うビミョーな三角関係が面白いです(笑)

そして、花当(女装した美少年)としてその美貌を振りまく寧温の兄・嗣勇。
パッとしない男性陣の中では、妹の事を体を張って守るお兄ちゃんが一番素敵でしたballoon_85.gif

2巻の徐丁垓のくだりとか、えげつなくて読むに堪えない部分もありました…balloon_145.gif
NHKドラマでは、徐丁垓はGACKTさんが演じたとか。興味津々ですよ〜!!
表紙の写真を見る限りは、ノリノリですね(笑)


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2011.12.21 *Wed*

神永学「心霊探偵八雲7 魂の行方」読みました☆





【心霊探偵八雲7 魂の行方】神永学 rating_47.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

友だちが、神隠しにあった―晴香のもとに、助けを求める電話をかけてきたのは、晴香が以前、教育実習の際に担当となったクラスの児童・大森真人だった。それを聞いた八雲は調査のため一路長野へ向かう。一方、石井のもとには、護送車が事故を起こしたとの緊急連絡が入った。その車は、あの七瀬美雪を乗せていたというが…!?2つの事件の舞台は、鬼が棲むという伝説が伝えられる信州鬼無里へ!新展開のシリーズ第7弾。



いつものようにサクサク読めてしまう、心霊探偵八雲シリーズ第7弾ですballoon_34.gif

八雲の可愛さ(時々色気)に引き寄せられて、新刊が出るとつい買っちゃいます〜(笑)
八雲、キミは罪な男よのぅ……。ますます透明感が出てきたような気がします。

6巻があまりにも悲しい展開だったので、読むのをちょっと躊躇していたんですが、
その悲しみを乗り越えつつあるのか、それともいつも明るい晴香ちゃんのおかげなのか、
八雲に予想していたほどのダメージは見られなかったので安心しましたballoon_59.gif

相変わらず軽いノリではありますが、安定した面白さがありますね!
ミステリとして、オカルトとして、キャラ小説として、なかなかバランスの取れたシリーズです。


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ 心霊探偵八雲シリーズ  ミステリ  舞台が魅力的


今回の舞台は長野県にある鬼無里村(きなさむら)です。

arrow_119.gif Wikipediaで調べてみたら、こんな説明がありました arrow_119.gif
長野県上水内郡にあった村。 合併により、現在は長野市鬼無里地区になっている。
紅葉伝説や木曽義仲に因む伝承を残し、伝説にちなむ「東京」「西京」などの集落がある。


おぉぉ……伝説、伝承、何だか好みの匂いがプンプンしてくるぞ(笑)

鬼女の伝説、ある悲しい母子の事件、そしてある少女の神隠し。
どこか禍々しく不穏な空気を孕みつつ進んでいく物語を、ワクワクしながら読みました〜balloon_28.gif

いつもながらちょっと「偶然」に頼りすぎというか、ツメが甘い部分もあるけれど、
キャラクターの成長も見られた事だし、概ね満足の一冊でした。

後藤刑事は奈緒ちゃんが来た事でなんだか丸くなった気がするし、
それ以上に私は「八雲が白い歯を見せて笑った」という文章に感動しましたよ!!(笑)
八雲…柔らかくなってきたんだね…何だか騙されているような気もしないでもないですが…。


cat_26.gif 既読のシリーズ

point_21.gif 「心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている」
point_21.gif 「心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの」
point_21.gif 「心霊探偵八雲3 闇の先にある光」
point_21.gif 「心霊探偵八雲4 守るべき想い」
point_21.gif 「心霊探偵八雲5 つながる想い」
point_21.gif 「心霊探偵八雲 secret files 絆」
point_21.gif 「心霊探偵八雲6 失意の果てに」


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2011.12.20 *Tue*

北方謙三「楊家将」「血涙」読みました!


 
 


【楊家将(上)(下)】【血涙(上)(下)】北方謙三 rating_50.gif crown_01.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
中国で、「三国志」を超える壮大な歴史ロマンとして人気の「楊家将」。日本では翻訳すら出ていなかったこの物語だが、舞台は10世紀末の中国である。宋に帰順した軍閥・楊家は、領土を北から脅かす遼と対峙するため、北辺の守りについていた。建国の苦悩のなか、伝説の英雄・楊業と息子たちの熱き闘いが始まる。衝撃の登場を果たし、第38回吉川英治文学賞に輝いた北方『楊家将』、待望の文庫化。(「楊家将」上巻より)



先日読み終わった「水滸伝」
本来なら、続編の「楊令伝」に進む所なのですが、お友達からある情報を頂きました。

「楊令伝」の前に「楊家将」と「血涙」を読んでおくと、ニヤリとできるとの事(笑)

そうか!私も「楊令伝」でニヤリとしたい!
…との事で、ちょっと寄り道しよ〜程度の気持ちでこの4冊を手にしたのでしたballoon_71.gif

これまた面白すぎなのです。

どうしてくれよう、北方さん!!今年のベスト本は北方さん一色じゃないか!!
でも仕方がない。自分の気持ちに正直になりましょう…この作品も王冠を付けちゃいます。
吉川英治文学賞を受賞していたのですね。それも納得の面白さでした〜balloon_28.gif


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ とにかく熱い  漢達の戦い  どうしようもなく切ない


舞台は10世紀末の中国。
宋に帰順した軍人・楊業と、7人の息子達の戦いを描いた作品です。

鷹揚に構えた楊業、この男の器はとんでもなく大きいです。本当に格好良い父親!
そしてそれぞれに個性的な7人の息子達もまた、魅力的flash_02.gifなのです〜balloon_75.gif

頼れるお兄ちゃんである延平を始め、どこか心に闇を持った四郎
茫洋とした雰囲気を持つ六郎や、どこまでも突っ走る直球勝負の七郎

7人もいると描き分けが難しそうなものですが、、、
まぁ「水滸伝」の108人の好漢達を描き分けた北方さんですもの、心配は無用でした(笑)


そして楊家軍と戦う事になる、遼の耶律休哥にも抗い難い魅力がありました。
「三国志」や「水滸伝」でもそうでしたが、北方さんの描く物語には勧善懲悪など存在しない。
どちらの側も、自分達の信念を貫いて戦っているんだもの。

だからこそ、ふたつの間で板挟みになる石幻果は並々ならぬ苦悩があっただろうな…
正直「血涙」の展開は、あまりにも辛すぎます。何故こんな事になったんだろうballoon_89.gif

悲しくてどこか割り切れない気持ちもあったのですが、
素晴らしく格好良い漢達の生き様を見る事ができて、大満足の4冊でした!!


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2011.12.19 *Mon*

乾石智子「夜の写本師」読みました☆





【夜の写本師】乾石智子 rating_47.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
右手に月石、左手に黒曜石、口のなかに真珠。三つの品をもって生まれてきたカリュドウ。だが、育ての親エイリャが殺されるのを目の当たりにしたことで、彼の運命は一変する。女を殺しては魔法の力を奪う呪われた大魔道師アンジスト。月の巫女、闇の魔女、海の娘、アンジストに殺された三人の魔女の運命が、数千年の時をへてカリュドウの運命とまじわる。エイリャの仇をうつべく、カリュドウは魔法とは異なった奇妙な力をあやつる“夜の写本師”としての修業をつむが…。



お友達のぴょん吉さんから紹介して頂きました〜balloon_75.gif
ぴょん吉さん、素敵な作品を教えて頂いてありがとうございました!

これがデビュー作とはビックリです。
「これぞ純正ファンタジーだよね」というような、どっしりと重厚なファンタジーでしたballoon_28.gif
まるで翻訳本を読んでいるようだなぁ…と。こういうのが書ける日本人作家さんもいたんですね。

ぴょん吉さんも書かれていましたが、雰囲気は「ゲド戦記」に似てるかもしれません。
若さゆえの過ちだったり、復讐心だったり。主人公カリュドウとゲドが重なりました。


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ ファンタジー  重厚  独特の世界観  次回作にも期待


魔法というと、つい西洋を思い浮かべてしまうのだけれど、
この作品を読んでいる間中頭にあったのは、何故か西アジアあたりのイメージでした。

育ての親の魔女とその後継者である少女を殺され、復讐に燃える少年・カリュドウの物語。
そして月の巫女、闇の魔女、海の娘、という3人の魔女とカリュドウの繋がり。
輪廻転生」が軸になっているのには驚きました!

魔道師ではなく<写本師>というのが、とても新鮮で面白かったですね〜balloon_133.gif
人の手によって完璧に複製される本。正直、この写本の過程が一番面白かった気がする(笑)

設定はとても好みだったのですが、良くも悪くも硬質な文章。とっつきづらい部分もあり…balloon_89.gif

カリュドウをはじめとする登場人物の心情を、もう少しだけ掘り下げてくれたら、
もっともっと自分好みの作品になったんじゃないかなぁ、と思いました。


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2011.12.17 *Sat*

北方謙三「水滸伝」(全19巻)読破しました〜♪





【水滸伝】北方謙三 rating_50.gif crown_01.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
十二世紀の中国、北宋末期。重税と暴政のために国は乱れ、民は困窮していた。その腐敗した政府を倒そうと、立ち上がった者たちがいた―。世直しへの強い志を胸に、漢たちは圧倒的な官軍に挑んでいく。地位を捨て、愛する者を失い、そして自らの命を懸けて闘う。彼らの熱き生きざまを刻む壮大な物語が、いま幕を開ける。第九回司馬遼太郎賞を受賞した世紀の傑作、待望の文庫版刊行開始。(1巻あらすじ)



北方さんの「三国志」を読んで、ハマりにハマった今年の春。

すっかり北方さんに惚れ込んでしまった私は、迷わず「水滸伝」を手にしましたballoon_71.gif
全19巻、少しだけ躊躇してしまうような長さでしたが、1巻目からグイグイ引き込まれる。

なんだこれ……カッコイイ。

何と言っても108人の豪傑達が登場する訳ですから、面白くない訳がない!
人物紹介のページもハンパじゃない(笑)…正直、とても全員を覚えてはいられませんballoon_89.gif

「替天行道」という旗を掲げ、好漢達がそれぞれの志を胸に梁山泊に集う。
腐りきった世の中を変えるため、官軍に一矢報いるため、そしてまだ見ぬ仲間を求めて。


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ とにかく面白い  カッコイイ  108人の豪傑  号泣必至


北方さんの人物描写は素晴らしいです。一人一人をちゃんと描き分けていますballoon_91.gif
こんなに丁寧に描いておいて、あっけなく(ある意味潔く)死なせてしまうのが勿体ない…

「三国志」を読んだ時にも思いましたが、散り際が本当に美しいなぁ、と感じる。
終わりがあるからこそ儚く美しい。これが「滅びの美学」というものなのでしょうか。。。
うん……でもね、贔屓にしてた登場人物が死ぬのは悲し過ぎますよ〜balloon_131.gif

まるで、Lv.99まで上げたキャラがラスボスにあっけなくやられてしまうようで(笑)

槍の名手である豹子頭・林冲 (若干Sっ気あり ・・・?15巻の「虫けら」発言参照。笑)
林冲の弟的存在で、真っ赤な具足を付けた遊撃隊で敵を威嚇する九紋龍・史進
単身敵地へ乗り込み、死域に入りながらも大切な人を救いだす体術の達人浪子・燕青
それに武松や弟分の李逵、双鞭・呼延灼や強弓の花栄等、魅力的すぎる人物がいっぱい。

↑全員が書き切れないのが悲しい。。。

いや〜私は林冲のファンですね、ホント。
林冲騎馬隊は神出鬼没、圧倒的な強さで…そして調練は容赦ない(笑)
でも本人はどこか人間的な脆さや優しさがあったりして。素敵な漢ですわ〜。

青面獣・楊志の息子である楊令が、哀しみを乗り越えて成長する姿にウルッときますballoon_59.gif
心のオアシス、王進先生のもとで大きくなった楊令は、続編「楊令伝」で登場するようです。
さて、散り散りなった梁山泊の同志達と再会するのを楽しみにしましょう〜〜balloon_28.gif





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2011.12.16 *Fri*

井上靖「しろばんば」読みました♪


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【しろばんば】井上靖 rating_48.gif


【内容情報】(「MARC」データベースより)
伊豆の湯ヶ島の山村で、おぬい婆さんと二人で暮らす洪作少年の日々。ゆたかな自然と、複雑な人間関係のなかで、洪作少年の心は育っていきます。井上靖の自伝的な名作。



お友達の日向永遠さんと一緒に決めた、11月の課題図書です〜balloon_34.gif

井上靖さんのお名前は知っていたけれど、自分には縁の無い作家さんだと思ってました。
だって、中学生の課題図書になるような本を書かれる作家さんですもの。
きっと堅苦しい、小難しい文章なんだろうなぁ…と思っていたんです。(どんな偏見だよ…笑)

でもね、読んでみたら全然そんな事はありませんでしたヨballoon_133.gif
主人公の少年・洪作が体験する出来事は、どの時代でも共通する普遍的なもの。

「そうえいば小学生の頃って、こんな事考えてたっけなぁ…」と、
思いっきり洪作の視点で、懐かしさを感じながら読み進める事ができました(笑)


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ 名作  懐かしい  昔の日本の風景  じんわり


昔の日本の風景。井上さんの自伝的小説という事だから、100年も経っていないですね。

田舎町特有の煩わしさもあるけれど、人間の温かさや固い絆があって。
貧しい時代ではあったけれど、人間の心は豊かだった…そんな雰囲気が伝わってきます!

おぬい婆さんと二人きりで暮らす洪作の視点で描かれる物語。
特にこれといった起伏のある展開ではなく、淡々とした日常が描かれているのですが、
まるで自分が体験した事を思い出しているかのような、ノスタルジーな気分に浸りましたballoon_91.gif

読んでいると、ささくれ立った心が不思議と落ち着いていくような、、、
そんなぬくもりのある素敵な作品でした。じんわりと、心に沁み込んでくる本ですballoon_123.gif

どうやらこの作品、三部作のようで…「夏草冬涛」「北の海」と続くそうです。


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2011.12.11 *Sun*

辻村深月「水底フェスタ」読みました!





【水底フェスタ】辻村深月 rating_46.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
村も母親も捨てて東京でモデルとなった由貴美。突如帰郷してきた彼女に魅了された広海は、村長選挙を巡る不正を暴き“村を売る”ため協力する。だが、由貴美が本当に欲しいものは別にあった―。辻村深月が描く一生に一度の恋。



本日2度目の更新です。今回はちょっぴり辛口評価です。

どこまでも救いようのない物語だったなぁ……。
相変わらず辻村さんの物語は、気が滅入るぐらいに 負のオーラ全開 です(笑)

いつもの辻村作品は、最後に一筋の光が見えるというか希望が残されているのですが。
今回はそれがありませんでした。鬱々とした気持ちで本を閉じました〜balloon_69.gif

全てが村の中で完結してしまうような、閉塞的な雰囲気自体は嫌いじゃないです。
「屍鬼」を彷彿とさせるような、隠蔽体質の村人達や古くからの慣習もなかなか良い。
……でも、そこに新しい物がうまく溶け込んでいない。どこか中途半端なんです。

それなら、いっその事「ロックフェス」という要素を入れずに、
あくまでも因習的で不気味な村の事を中心に書いて欲しかった気がします…balloon_139.gif


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ サスペンス  村の秘密  やるせない


舞台は、村おこしのために野外フェスを毎年行っている、田舎の睦ッ代(ムツシロ)村。

毎年恒例の野外フェス「ムツシロック」に参加していた村長の息子・広海は、
そこでかつて村を捨てて上京した八歳年上の女優・由貴美に出会う。
妖精のように白く長い手足、眼光の鋭い大きな瞳に、一瞬のうちに魅了される広海。

正直、由貴美には最後の最後まで魅力を感じる事ができませんでしたballoon_89.gif
魔性の美しさ、というのともちょっと違う。どちらかというと怯えている小動物系(笑)
最後まで広海が振り回されている格好になって、若干イライラしますー。

由貴美の言う「復讐」というのも、動機があまりにも弱い気がするし、
「水底に沈んだ村」の設定も、投げ出された感がありうまく活かされていませんでした。

うーーん、決して面白くないわけじゃないんですがballoon_145.gif
辻村さんが書いたんだ、と思うと物足りなさが残る作品ですねぇ。。。

ついでに、もう一つ。
あらすじの「一生に一度の恋」が、とてもとても不満。この二人の場合恋とは言えないよ!
一生に一度の恋は、「子どもたちは夜と遊ぶ」の月子と浅葱みたいな恋だと思うのです〜。

* * * * *

ところで、辻村さん。今年は産休育休に入っておられたようで。
ママになった辻村さんが今後どんな作品を書かれるのか、期待したいと思いますballoon_28.gif


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2011.12.11 *Sun*

黒史郎「夜は一緒に散歩しよ」読みました!





【夜は一緒に散歩しよ】黒史郎 rating_47.gif

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
横田卓郎は妻を亡くし、娘の千秋と二人で暮らしていた。千秋は母の死後、奇妙な絵を描くようになる―人ではない、異形のものを。ある日をきっかけに、千秋は「青い顔の女」ばかりを描くようになった。千秋はその顔を「ママ」と呼び絵を描くことに異常に執着する。そしてもう一つ執着すること。それは、夜の散歩だった。『ダ・ヴィンチ』『幽』主催第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞受賞作。



うぅ……これは怖かった。

夜、一人で読みながら何度後ろから視線を感じた事か。(気のせいなんだけどね。笑)

「怪談」の類は大好きだし、「ホラー」とは似て非なるジャンルだと思っているので、
今回も安心して読み始めたのです。ちょっと薄気味悪い程度だろう、と高を括ってました。
すっかり騙されました。ここ数年読んだ中でも、かなり怖い部類に入りますballoon_89.gif

怖さを感じるのはどんな時か?自分の怖さのツボを分析してみました。

no_01.gif 超自然的な怖さを目の当たりにした時。
no_02.gif 明らかに異常な言動をする人間。
no_03.gif 文章に普段耳慣れない薄気味悪い擬音語や擬態語が出てきた時。

この作品、私のツボを見事に抑えています。も〜それだけで拍手を送りたい!(笑)
個人的には、猟奇的な殺人事件だとか直接的なモノにはあまり怖さは感じません。
きっと心理的にゾワゾワと追い詰められていく作品が怖いのです。。。


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ ホラー  怖すぎる  これでも幼稚園児?  夢に出てきそう


どーでもいい分析をしているうちに、前置きが長くなってしまいましたballoon_145.gif

何が怖かったかって、幼稚園児の女の子・千秋。
子供らしく癇癪を起こしたと思えば、次の瞬間には無表情でこちらを見ている。
楽しそうに駆けまわっていたと思えば、正座してどこかあらぬ一点を見つめている。

そして母の死後、頻繁にスケッチブックに描く「青い顔の女」。
真夜中の暗い川辺や、人の死んだ場所ばかりを好む幼稚園児。こ、怖すぎる…(笑)
墓地で嬉々として見えない死者を描くなんて、例え自分の子供だとしても嫌になるわ!

「青い顔の女」の正体については、ちょっと突飛すぎる気もしたし、
卓郎も娘の千秋を甘やかしすぎだし、美樹はそんな子供がいてまで卓郎の傍にいたいの?

……と、ツッコミ所が満載だったのですが(笑)

それでもここ最近の作品の中では、群を抜いてイヤぁ〜な気持ちにさせられたので、
これはまんまと作者さんの思惑に乗せられたんだと思います。きっと……balloon_69.gif

文庫も出てたんですね!興味ある方は挑戦してみて下さい…(笑)

【送料無料】夜は一緒に散歩しよ

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2011.12.07 *Wed*

12月新刊購入予定本☆美味しい食べ物レポ☆


12月の新刊購入予定本です〜balloon_28.gif
最近、購入予定の本が全部買えていない気がする。。。「いずれ」買う予定の本です(笑)


【文庫】

 8日 「リリエンタールの末裔」(上田早夕里)
 8日 「卵をめぐる祖父の戦争」(デイヴィッド・ベニオフ)
20日 「盗まれて」(今邑彩)
21日 「アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚」(クラーク・アシュトン・スミス)


【漫画】


 5日 「花咲ける青少年 特別編」2巻(樹なつみ)
 9日 「空挺懐古都市」1巻(石据カチル)
22日 「テルマエ・ロマエ」4巻(ヤマザキマリ)
22日 「ばらかもん」5巻(ヨシノサツキ)
27日 「黒執事」13巻(枢やな)


【単行本】

15日 「アンチェルの蝶」(遠田潤子)
15日 「ようこそ、古城ホテルへ」2巻(紅玉いづき)


今月は、何と言っても「リリエンタールの末裔」ですね!
どうやら「華竜の宮」と同じ世界観の作品のようで……楽しみすぎる〜〜balloon_133.gif

【送料無料】リリエンタールの末裔

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価格:714円(税込、送料別)




あとはC.A.スミスの「アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚」でしょうか。
「ゾティーク幻妖怪異譚」「ヒュペルボレオス極北神怪譚」に続く短編集。これまた楽しみ。

創元推理社のサイトに、表紙絵がアップされていました!美しい……

【送料無料】アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚

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価格:1,260円(税込、送料別)



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恒例ですが、最近食べたスープカレーの写真。


すーぷかりぃ カイエン 2回目☆
すーぷかりぃ カイエン 2回目☆ posted by (C)nanaco☆

「すーぷかりぃ カイエン」さんの「チキン野菜」です。2回目の訪問。

ここのスープはやっぱり美味いっ!!
相変わらずオーダーしてから出てくるまでの時間は、ちょっぴり長いのですが…
そんな待ち時間もどうでもよくなるほど美味しいです〜〜balloon_75.gif

そして野菜の火の通し方(素揚げの加減)が完璧なんですよ。
短すぎず、長すぎず。野菜の本来の味を生かした火の通し方です〜。


すーぷかりぃ カイエン
北海道札幌市豊平区月寒西1条11-2-28

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ピカンティ 札幌駅前店 2回目☆
ピカンティ 札幌駅前店 2回目☆ posted by (C)nanaco☆

「ピカンティ 札幌駅前店」さんの「ぷりぷり海老の詩7」。こちらも2回目の訪問。

会社のすぐ近くにあるので、平日ランチタイムに行けるのが嬉しいですballoon_28.gif
ホットペッパーのクーポン使用で、トッピング(100円分)無料になりました。えへへ。
というわけで、大好きな「うずらのたまご6個」をトッピング!(笑)

その名前の通り、ぷりっぷりの海老がとても美味しいです。
あっさり系と濃厚系スープがありますが、ここのお店は濃厚系の方が好きですねー。
……というか、冬だから濃厚系が食べたくなるだけなのかもしれませんが。


ピカンティ 札幌駅前店
北海道札幌市中央区北2条西1-8-4 青山ビル 1F

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ナスとモッツァレラチーズのパスタ♪
ナスとモッツァレラチーズのパスタ♪ posted by (C)nanaco☆

スープカレーではないですが…
札幌三越の北館2Fにオープンしたばかりの「カフェ ノーブル」さんでのランチ。
「ナス・モッツァレラ・タプナードのトマトソーススパゲティ」。ワンプレートでオシャレです!

女性にはピッタリのボリュームで、とても上品な味付けでした。
この盛り付け方がお料理する時の参考になるなぁ…と思ってパチリballoon_91.gif

店内は広く清潔感があって心地良く、ついつい長居してしまいそうなお店です。

カフェ ノーブル
札幌市中央区南1条西3丁目8 札幌三越北館2F




2011.12.01 *Thu*

「あやかし草子 みやこのおはなし」千早茜




【あやかし草子 みやこのおはなし】千早茜 rating_46.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
古き都の南、楼門の袂で男は笛を吹いていた。門は朽ち果て、誰も近づくものなどいなかった。ある日、いつものように笛を吹いていると、黒い大きな影が木立の中に立っていた。鬼だ。だが男は動じず、己を恐れない男に鬼はいつしか心を開き…(『鬼の笛』)。いにしえの都に伝わるあやかしたちを泉鏡花文学賞作家が紡ぐ最新作品集。

【目次】(「BOOK」データベースより)
鬼の笛/ムジナ和尚/天つ姫/真向きの龍/青竹に庵る/機尋



千早作品を読むのは、デビュー作「魚神」に続き2作目ですballoon_75.gif


あのねっとりと肌に纏わりつくような妖艶さだとか、どろりとした猥雑さが好きでしたが、
今回はわりとあっさりとしたライトなお話が多かったように思います。

ちょうどこの本の前に読んだ、乙一さんの「死者のための音楽」に雰囲気が似ています。
その所為なのか、余計に薄味でちょっぴり物足りなく感じてしまいました〜balloon_89.gif
読む時期が違ったなら、また感想も違ったものになるのかもしれませんが。。。


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ あやかし奇譚  文章が美しい  ほんのり切ない


それでも、美しく流麗な文章は健在です。これだけでも読んで良かったな、とballoon_28.gif


人を惑わせる笛の音を響かせる男のお話「鬼の笛」の雰囲気がとても良かったです。

男の吹く笛の音色に引かれて、毎晩やってくる恐ろしい形相の鬼。
「100日経てば心を持つようになる」と言う、鬼から貰った美しい女の正体は…


一番好きだったのは、まるで織姫と彦星を思わせる「天つ姫」

ある日出会った、幼い人間の姫君と天狗の梁星。
そして楽しい日々は終わりを告げ、姫君は残虐な帝の妃になる事が決まり…。
姫君と梁星が、互いに気付かぬまま恋を育む様子が微笑ましくもあり、切なくもあり。


脳裏に広がる情景が、まるで一幅の絵のような「機尋」

染屋の男・柳のもとで育てられた幼い少女・紅。
都の織屋に届け物を頼まれた紅が、その場所で見たものとは…?
永遠に童子のままでいられる世界、町中を美しく染め上げる夕日の描写がとても綺麗!
柳と紅の関係にキュンとしてしまったのは私だけではあるまい。。。(笑)


ガツンとしたインパクトはないですが、優しい妖の世界が心地良い本でしたballoon_123.gif
次は、積読になっている「おとぎのかけら 新釈西洋童話集」を読んでみよう。




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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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