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This Archive : 2011年02月

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2011.02.26 *Sat*

道尾秀介「鬼の跫音」読みました☆





【鬼の跫音】道尾秀介 rating_49.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
心の中に生まれた鬼が、私を追いかけてくる。―もう絶対に逃げ切れないところまで。一篇ごとに繰り返される驚愕、そして震撼。ミステリと文芸の壁を軽々と越えた期待の俊英・道尾秀介、初の短篇集にして最高傑作。

【目次】(「BOOK」データベースより)
鈴虫/?(ケモノ)/よいぎつね/箱詰めの文字/冬の鬼/悪意の顔



ひぃっ……!!怖いぜ、この表紙balloon_57.gif
何だか、この本を持っているだけで呪われそうに感じるのは私だけでしょうか(笑)

ホラーは好きですが、この怪しい表紙のせいでなかなか積読から崩せませんでした。
でも実際読んでみると、想像していたほど怖くはなかったです。 多分・・・。
思い浮かべるのが、どこか幻想的なイメージだからなんでしょうねぇ。

ある物をきっかけに、過去の悪夢が蘇ってくるような。そんな不気味さがありましたballoon_89.gif
どの短編も巧みに仕掛けが隠されていて面白かった!うぅむ、やるなおぬし…。


024.gif

key_01.gif ≪オススメPoint≫ 短編集  ホラーサスペンス  巧い!  暗いのに引き込まれる


全体を通して人間の心に潜む闇が浮き彫りになっているので、読後感は良くないです。
……が、それ以上にあざとささえ感じる程の至妙なプロットに、舌を巻きました!

どれも甲乙付け難いですが、特に自分好みだった作品は「冬の鬼」と「悪意の顔」。

point_20.gif 冬の鬼
「遠くから鬼の跫音が聞こえる。」ある女性の日記形式で始まります。
最後の最後まで、話がどこへ向かうのか想像もできなかった…!衝撃のラスト。
不気味さと同時に、どこか物悲しさも感じられる作品でした。

point_20.gif 悪意の顔
同級生に陰湿なイジメを受けている少年。彼はある日古い家に住む女に出会う。
女は主人公に、あらゆるものを内部に閉じ込めてしまう不思議なキャンバスを見せる。
これだけで終わらせない、むしろ悪夢はこれから…と感じさせる不吉な終わり方。

巧みに計算されたトリックなので、その辺りで評価が分かれるかもしれませんね〜balloon_59.gif
でも、個人的には今まで読んだ道尾作品の中では一番好きでした!


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2011.02.23 *Wed*

恩田陸「土曜日は灰色の馬」読みました♪





【土曜日は灰色の馬】恩田陸 rating_48.gif


【目次】(「BOOK」データベースより)
1 面白い本はすべてエンタメ(マンダレーの影─ダフネ・デュ・モーリア「レベッカ」/一人称の罠/喪失について─ロバート・ネイサン「ジェニーの肖像」 ほか)/2 少女漫画と成長してきた(反復する未来の記憶のはざまで─萩尾望都『バルバラ異界』/恐るべき少女たち/いかにして「引き」は形成されたか ほか)/3 暗がりにいる神様は見えない(おはなしの神様は一人だけ─ドラマ「24」/ビヨンセが、えらい─映画「ドリームガールズ」/うろおぼえの恐怖─映画「フォース・カインド」 ほか)



「一番好きな作家は?」と聞かれたら、迷わず「恩田さん!」と答えますballoon_75.gif

かなりの恩田さん贔屓の私ですが、決して全ての作品が5つ☆のわけではありません。
でも彼女の作品は、例えその時自分に合わなくても、再読すると必ず面白さを見つけられる。
だから、実は自分の中で一番再読の回数が多い作家さんでもありますballoon_28.gif

恩田さんの文章は、不思議と「日常の会話」に共感できる事が多いです!
例えば「黒と茶の幻想」や「夜のピクニック」は、会話しながらただひたすら歩くだけ。
それでもたまらなく面白いのは、言葉にできないような感情を巧く文章にしてくれるから。

だから、ストーリーを覚えていても飽きが来ない。何度読んでも面白い。
そんなわけで、迷わず一番好きな作家さんだと胸を張って言えます〜〜balloon_85.gif


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ エッセイ  恐ろしい読書歴  頭の中はどうなってる?


今回読んだのは恩田さんのエッセイ。
今まで読んできた本や漫画、映画についてたっぷりと語られていますballoon_133.gif

次から次へと出てくる恐ろしいまでの本ネタの量に、頭が下がる思いです〜(笑)
一体恩田さんの頭の中って、どれほどの知識が詰め込まれているの??
古今東西のあらゆる種類の本を、確実に吸収して自分のものにしてる。

深夜のホテルといえば、私もスティーヴン・キングの「シャイニング」!
あの廊下を男の子がカコカコと三輪車で走っていく様子。思い出すとゾッとします(笑)
「朝日のようにさわやかに」の中の「深夜の食欲」はここから作られたのかなぁ?

知らないネタも沢山あったけれど、またもや読みたい本が一気に増えましたballoon_89.gif
早速ジャック・フィニイの「レベル3」を買ってきてしまったよ……。





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2011.02.19 *Sat*

アンソロジー「Story Seller 2」読みました♪





【Story Seller 2】アンソロジー rating_47.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
お待たせしました!!大好評アソンロジー第2弾をお届けします。日本作家界のドリームチームが再び競演。今回もオール読み切りで、読み応え満点。どこから読み始めても、他では経験できない読書体験が味わえます。物語大好きのあなたも、これから読み始めるあなたも、お気に入りの作品が必ず見つかることでしょう。著作リストも完備して、新規開拓のガイドとしても最適です。



前作に引き続いて、またまた豪華な執筆陣に惹かれて購入〜balloon_28.gif

こういうアンソロジー物は、長編の合間に軽く読めるので良いですねぇ。
今回は道尾秀介さんの代わりに、沢木耕太郎さんが入ったんですね。未読の作家さんデス。

前作同様、自分好みの作品もあれば「うむむ…」と苦手オーラ全開の作品もあり(笑)
でも色んなタイプの作品に触れられるのが、アンソロジーの醍醐味ですよねっballoon_133.gif

んで、今回もエラソーに作品毎に評価を付けてみました。

マリーとメアリー ポーカー・フェース沢木耕太郎★★★
合コンの話伊坂幸太郎★★★+
レミング近藤史恵★★★+
ヒトモドキ有川浩★★★+
リカーシブル─リブート米澤穂信★★★
444のイッペン佐藤友哉★★
日曜日のヤドカリ本多孝好★★★★+


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key_01.gif ≪オススメPoint≫ アンソロジー第2弾  今回も色々  それでもやめられない


1ではどうも自分に合わなかった本多さんですが、今回は一番面白かった〜balloon_34.gif

「日曜日のヤドカリ」。血の繋がっていない父と娘を描いた物語。
これを最後にもってきてくれたおかげで、とても温かい読後感でした!

有川さんの「ヒトモドキ」は、、、恐ろしかったなぁ(汗)
今回もラブコメ路線か、切ない路線でくるかと高を括っていました。ゴメンナサイ。
ゴミ屋敷、現実にありそうだからまた怖い。人間も怖い。すっかり度肝を抜かれました。

期待していた米澤さんの「リカーシブル─リブート」は、今回は残念。
なんだか中途半端な所で終わっていた印象。これは続きがありそうですね。
1の「玉野五十鈴の誉れ」みたいな毒のあるタイプの方が好きだなballoon_89.gif

という訳で、前作同様に玉石混交のアンソロジーとなりました〜balloon_59.gif


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2011.02.18 *Fri*

茅田砂胡「デルフィニア戦記 第3部 動乱の序章(3)」読了☆





【デルフィニア戦記 第3部 動乱の序章(3)】茅田砂胡 rating_48.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
グラハム卿ら西部領主たちが反旗を翻した。身内の裏切りによりウィンザに出陣していた国王ウォルの軍は大敗、ラモナ騎士団も壊滅する。タンガ・パラスト両国はデルフィニアに宣戦布告し、ウォルは囚われの身に…。しかし、この一大事に何故か王妃リィは姿を消し、残された人々は国王救出に奔走する。



な、なんとっ……balloon_37.gif
前の巻を読んだのが2009年6月。約1年半以上ものブランクがあります(笑)

でも、さすがはデルフィニア。読み始めたらあっという間にのめり込みます。
ちょっと気分が落ち込んだ時に読むと、たちまちテンションが上がるから不思議!
ストーリーは多少忘れてますけど、そこは雰囲気で読みましょ…balloon_145.gif

いつもながら、勧善懲悪の世界と小気味良いストーリー展開。
気分良くニマニマしながら、どっぷりとファンタジーに浸る事ができました〜balloon_75.gif


lp.gif

key_01.gif ≪オススメPoint≫ ファンタジー  勧善懲悪  リィは無敵?  気分良く読めます


若干うろ覚えだけれども、身内の裏切りで囚われの身となった国王ウォル。
彼を救おうと必死に手立てを考えるウォルの臣下達。またバルロやナシアスに会えて嬉しい。

毎回ウォルの敵は小物過ぎる感があるんだけど、今回はちょっと焦りましたballoon_89.gif
相次ぐ拷問に、身ひとつで獅子と対面するという残酷な処刑の始まり。
いくら超人的な力を持った王妃リィでも、果たして処刑に間に合うのか?

リィの元いた世界がちらっと垣間見える時があって、それがとても気になる!
リィとウォルは夫婦というよりも「相棒」や「同盟者」といった感じだし、
きっといつかリィはこの世界から離れていくんだろうなぁ…。ちょっと寂しいですがballoon_73.gif

次はそれほど間を置かずに読みたいと思います。。。


◆ 既読のシリーズ ◆

デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士(1)
デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士(2)
デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士(3)
デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士(4)
デルフィニア戦記 第2部 異郷の煌姫(1)
デルフィニア戦記 第2部 異郷の煌姫(2)
デルフィニア戦記 第2部 異郷の煌姫(3)
デルフィニア戦記 第3部 動乱の序章(1)
デルフィニア戦記 第3部 動乱の序章(2)


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2011.02.16 *Wed*

3月新刊購入予定本☆


3月の購入予定本です〜balloon_75.gif

【文庫】

 4日 「ヴォイス 西のはての年代記」2巻(アーシュラ・K・ル=グウィン)
15日 「ア・ソング・フォー・ユー」(柴田よしき)
23日 「樹上のゆりかご」(荻原規子)


【漫画】


 4日 「バクマン。」12巻(小畑健)
 4日 「まほろ駅前多田便利軒」2巻(山田ユギ)
 4日 「図書館戦争 LOVE&WAR」7巻(弓きいろ)
 4日 「花咲ける青少年 特別編」1巻(樹なつみ)
23日 「ヴィンランド・サガ」10巻(幸村誠)
26日 「彩雲国物語」7巻(由羅カイリ)


「ヴィンランド・サガ」の続きが出る〜〜balloon_59.gif 無駄にテンション上がります!(笑)

あとは「花咲ける青少年 特別編」も気になる所。Melodyで連載されてたやつですね。
花鹿の婿候補たちのスピンオフが読み切りで描かれているそうです。


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ところで、最近何故か購入予定の記事を書くついでにUPしているスープカレー(笑)
先日また新しいお店に行ってきたのでご紹介します。。。

lavi 円山店

lavi円山.jpg


チキンto野菜カレー(1,050円)です。辛さは3番。

スープカレー初心者でも食べやすいです。適度にスパイシーballoon_28.gif
先日行ったRAMAIに比べると、野菜もスープも量は少なめですが女性には丁度良い?

味のインパクトは弱いのですが、サラリとしていてとても食べやすいです〜!




2011.02.13 *Sun*

1月☆観賞メーターまとめ


1月に観たDVDを観賞メーターでまとめました〜balloon_28.gif

1月の鑑賞メーター
観たビデオの数:5本
観た鑑賞時間:558分



告白 【DVD特別価格版】 [DVD]告白 【DVD特別価格版】 [DVD]
期待通り、いえ期待以上の作品でした!松たか子さんの演技が凄い。淡々とした抑えた独白の中に、時折静かな狂気が垣間見える。登場人物皆が少しずつおかしい、狂っている。・・・と思ったのだけれど、一人一人の視点から事件を見つめ直してみると、本当に狂っているのは誰なのか分からなくなってしまった。原作を読んだ時にも感じたけれど、「面白い」というのとはちょっと違う。でも、確実にこの100分、息を凝らして画面に釘付けになっていた気がします。「ドッカーン!」はちょっとビビりました(笑)
鑑賞日:01月30日 監督:中島哲也


バイオハザードIV アフターライフ ブルーレイ&DVDセット[外付け特典ディスク付 完全数量限定] [Blu-ray]バイオハザードIV アフターライフ ブルーレイ&DVDセット[外付け特典ディスク付 完全数量限定] [Blu-ray]
あまり期待していなかったのに、意外と楽しめてしまいました!今回もアリスがめちゃめちゃカッコイイ。一人でも十分に強すぎる彼女だけど、無意識に仲間を求めているのにはアリス自身気付いていないんだろうなぁ。そしてクレアの兄クリス役で出ていたあのお人。困った事にどうしてもプリズン・ブレイクのマイケルにしか見えないぞ・・・(笑)1の頃は本当に怖くて、まさにホラー映画という感じでしたが、今はアクション映画として楽しんでいます。ゾンビはいつからあんなに全速力で走るようになったんでしょうね・・・何だかんだで続きが楽しみ。
鑑賞日:01月23日 監督:ポール・W・S・アンダーソン


ショコラ [DVD]ショコラ [DVD]
チョコレートがお店に並ぶ時期になると、ふと思い出したように観たくなる映画です。おとぎ話に登場するような小さな田舎町、可愛いチョコレートのお店、どこか哀愁漂う音楽・・・何度観てもこの不思議な世界の虜になります。閉鎖的な町の人々の中に、まるでポトンと絵具を落としたように飛び込んできた母娘。ヴィアンヌの作るチョコレートが、頑なな人々の心を少しずつときほぐしていく様が何とも心地良い!謎めいたジプシーのルー役で出演しているジョニー・デップですが、彼はこの映画が一番色気があると思うのは私だけでしょうか・・・。
鑑賞日:01月21日 監督:ラッセ・ハルストレム


地上5センチの恋心 [DVD]地上5センチの恋心 [DVD]
思わずふふっと顔がほころんで、でも最後はほろりと涙がこぼれてしまうような素敵な映画でした。小さな楽しみを日常のあちこちに見つけてしまうオデット。憧れの作家の本を読んだり、音楽にあわせてノリノリで息子達と躍ってみたり。他人を幸せにする事で、自分も幸せになってしまう可愛い女性でした。こんなママがいたら毎日楽しいだろうな〜(笑)「幸せになるには、自分を受け入れる事」良い言葉だなぁと思いました。とても前向きになれる作品です♪
鑑賞日:01月10日 監督:エリック=エマニュエル・シュミット


特攻野郎Aチーム THE MOVIE<無敵バージョン>ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]特攻野郎Aチーム THE MOVIE<無敵バージョン>ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
今年の1作目はコレ!もう最高に面白くて、無駄にテンションが上がる映画でした〜(笑)おバカだし、設定があまりにも荒唐無稽だし、神がかり的な運の良さだし、ツッコミ所満載なんですが。細かい所は気にせずワハハと笑って楽しめる作品。パラシュートのついた戦車で○○するシーンは、あまりにおバカすぎて感動すらしたわ。ハンニバル大佐役のリーアム・ニーソンが頼れる兄貴的な存在で素敵でした。作戦は奇を以てよしとすべし!
鑑賞日:01月09日 監督:ジョー・カーナハン

鑑賞メーター


heart_01.gif

1月に観た作品は、どれもハズレなしで面白かったです〜balloon_71.gif

ちょっとドキドキしながら観た「告白」も、個人的にはすごく好きな映画でした。
あれはもう、松たか子さんと木村佳乃さんの演技だけで一見の価値アリですねぇ。
特に、森口先生は松さんにしか演じられない!ってぐらいハマり役でした。

観終わった後に、気が滅入る事だけは確かですけどね……(笑)


それと、久々に観賞した「ショコラ」。
やっぱジョニー・デップは、この作品のジプシー役が一番好きです〜〜balloon_127.gif
一本にまとめた髪も、ギターを演奏する姿も、何でこんなに色気あるんでしょう!

この中でジョニーが弾いている「Minor Swing」という、哀愁が漂う曲。
何度聴いても胸にグッとくるものがあります。。。





2011.02.10 *Thu*

1月☆読書メーターまとめ(3)


これで最後です!

剣嵐の大地〈1〉 (氷と炎の歌 (3))剣嵐の大地〈1〉 (氷と炎の歌 (3))
いよいよ「氷と炎の歌」シリーズ第3部。今回から新しくジェイムのパートが出てきたんですね。今までラニスター家には(ティリオンを除いては)不快感しかなかったのですが、ジェイムの視点から読み進める事によってまた見方が変わってきました。正直彼は双子の妹の事しか考えてないんだなぁ(笑)ロブ、ケイトリンには失望落胆。気になるのはサンサとアリア、デーナリスのパートです。特にデーナリスはどんどん強く美しくなってくる。ジョンは硬派な感じが好きでさりげなく隠れファンだったのに・・・女にうつつを抜かすとは何事!
読了日:01月03日 著者:ジョージ・R.R. マーティン


花のみぞ知る 1 (ミリオンコミックス  CRAFT SERIES 43)花のみぞ知る 1 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 43)
セブンデイズの時の甘酸っぱさ、透明感は健在のようで嬉しいです!(というか前より甘さがUPしてるかも?)ゆっくりと少しずつ二人の関係が進んでいくのだけれど、そのもどかしいくらいの時間がとても心地良い。自由奔放な有川と、繊細な御崎。相手の事を想って花を買うなんて、キミ達どれだけ甘々なんだよ・・・(笑)御崎の過去だとか、これから明かされていく謎もありそうですが、どうか二人に幸せが訪れますように!
読了日:01月03日 著者:宝井 理人


バクマン。 11 (ジャンプコミックス)バクマン。 11 (ジャンプコミックス)
おぉ〜〜ますます盛り上がってきました!やっぱりエイジがいないと亜城木夢叶の漫画は面白くならないんだろうな。闘争心むき出しの岩瀬嬢も、間違いなく二人の漫画の質を高めているのでしょうねぇ。怖いけど・・・(笑)編集はやっぱり服部さんだとテンションが上がるなぁ。港浦さんも悪い人ではなかったけど、服部さんの二人への信頼っぷりが素敵です。
読了日:01月03日 著者:小畑 健


眠れぬ騎士に花束を (花とゆめCOMICS)眠れぬ騎士に花束を (花とゆめCOMICS)
ここまで王道突っ走ってくれると逆に嬉しいわ♪読み切り短編集なのですが、どれも上手くまとめていて満足!全体的に元気で活発な女の子×キリッと男前の男の子が多いので、何だか「図書館戦争」の郁と堂上を彷彿とさせます(笑)盗賊の女の子のお話が特に好きでした。これ、続きないの〜〜?
読了日:01月03日 著者:弓 きいろ


夏目友人帳 5 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 5 (花とゆめCOMICS)
タキが登場!また一人夏目の秘密を共有できる人が現れて良かった〜女の子が出てくると、突然夏目が頼りがいのある男の子に見えるのは何故だろう(笑)少しずつ、優しい藤原夫妻にも心を開いていけると良いな。夏目と田沼の友情、ぎこちないけれど同じ匂いが感じられて好きです♪
読了日:01月03日 著者:緑川 ゆき


夏目友人帳 4 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 4 (花とゆめCOMICS)
夏目の小学生の頃を描いた特別編2が良かった〜。「ひとりで生きていきたいなぁ」と呟くチビ夏目、一体どれだけ孤独な子供時代を送ってきたんだろうと胸が痛む。そして夏目の事をずっと思い続けていた妖にもホロリ。今は藤原夫妻や友達、ニャンコ先生がいて、やっと小さな幸せを見つけられたんだと思うとほっこりしちゃいます!
読了日:01月03日 著者:緑川 ゆき


夏目友人帳 3 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 3 (花とゆめCOMICS)
相変わらずこのシリーズは、ひとつひとつのお話が心にじんわりと沁み込んでくるなぁ。蛍のお話が切なかった。気付いたら号泣・・・。妖と人間の間に生まれた小さな恋。ある日突然相手の姿が見えなくなってしまったら、と考えるだけで悲しい。
読了日:01月03日 著者:緑川 ゆき

読書メーター



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とにかく面白かったのは、何と言っても「壬生義士伝」です〜balloon_71.gif

壬生義士伝(上) 壬生義士伝(下)

新選組にハマっている今日この頃ですが、
多分新選組が好きでなくても、この男の生き様を見たら惚れるしかないだろうなぁ。。。

吉村貫一郎。この本を読んで初めて知りました。

「燃えよ剣」の土方歳三のように、武士の鑑のような男ではないかもしれない。
でも、例え守銭奴と呼ばれようと罵られようと、命懸けで妻と子を守る。
国を守るために死ぬのと、妻子を守るために死ぬのはどちらが「義」なのかな?

とにかく涙、涙。何年分かの涙を使い果たしました〜〜balloon_89.gif



2011.02.10 *Thu*

1月☆読書メーターまとめ(2)


つづきです〜

Story Seller〈2〉 (新潮文庫)Story Seller〈2〉 (新潮文庫)
3が発売されるというので、積読から急いで引っ張り出してきました!1では苦手だった本多さんですが、今回は意外にも「日曜日のヤドカリ」が一番面白かったです。父と娘のほのぼのとした会話に、ずっと強張っていた肩の緊張が抜けました。多分、有川さんの「ヒトモドキ」のあまりの黒さとのギャップもあるんだろうな・・・。何だか革製品が嫌いになりそうだ(汗)米澤さんは1の「玉野五十鈴の誉れ」のようなちょっと古風で毒のある作品のほうが好みだな、と思う。なんだかんだでとても贅沢なアンソロジー。3も期待してます♪
読了日:01月20日 著者:


竜が最後に帰る場所竜が最後に帰る場所
デビュー作「夜市」からずっと追っかけている作家さん。最初の「風を放つ」を読んで、「あ、もしかして今回は外しちゃったかな?」と不安になったのですが、杞憂に終わったようです。「夜行の冬」「鸚鵡幻想曲」「ゴロンド」はどれも素晴らしかった!特に「夜行の冬」は秀逸。現実と幻想と郷愁が少しずつ混ざり合ったような恒川ワールドを堪能できました。あ、念のため。最初の「風を放つ」「迷走のオルネラ」も面白いのです。ただ、「夜行の冬」のように恒川さんでなくては書けない物語が読みたいのですよね。我儘な読者ですが(笑)
読了日:01月19日 著者:恒川 光太郎


魂追い (角川ホラー文庫)魂追い (角川ホラー文庫)
相変わらずホラーなのかファンタジーなのか分からない不思議な世界が魅力。「ずっと流れ者だった身にとってどこかに故郷があるというのは嬉しいものです」(P212)田辺さんの書く物語もそんな感じ。温かくて、懐かしくて、ゆったりと流れる時間に身を任せる心地良さ。恒川光太郎さんの解説も素敵!恒川さんと田辺さんの世界観、どこか通じるものがあるような気がします。ところで、未だに「馬の首の中で眠る」という場面が想像できませぬ。ここが唯一のホラーじゃないかと(笑)
読了日:01月17日 著者:田辺 青蛙


剣嵐の大地〈2〉 (氷と炎の歌 3)剣嵐の大地〈2〉 (氷と炎の歌 3)
ひぇぇっ・・・どんどん恐ろしい展開に。作者はスターク家に恨みでもあるのか!!あの二人は、それほど思い入れのあるキャラではなかったけれど、これはあまりにも酷い仕打ちですよ。隠れファンだったジョン・スノウについては、またまた急展開。前巻でちょっとでも「女にうつつを抜かしてる!」と失望しちゃってゴメンナサイ。不謹慎ですがこれからの展開が楽しみです(笑)王殺し(キングスレイヤー)のジェイムは、彼の過去が段々と明らかになるにつれて、ただの悪者には見えなくなってきました。
読了日:01月16日 著者:ジョージ・R.R. マーティン


猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)
ふふっと笑える、ユーモアたっぷりで風刺の効いた楽しい短編集。有り得ない事が当然のように起こる。家族に疎まれたおじいさんが猫になってしまったり、人形が暴れだしたり、ピサの斜塔がミニチュアサイズになってしまったり。きっと子供の頃に読んでいたら、さぞや想像力豊かな人間に育っただろうなぁ!面白いのは、「マンブレッティ社長」なる男が何故か頻繁に登場する事。自惚れ屋で独占欲が強く鼻持ちならないヤツなのに、何故か憎めない。人気キャラなのかな〜(笑)この本、絵本にしても面白そうです。
読了日:01月15日 著者:ジャンニ ロダーリ


少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)
作者は何を伝えたいのだろう?と最初は何度も立ち止まって考えた。けれど、儚く消えてしまいそうな美しい七竃と雪風の閉ざされた世界、どこか気だるげだけれども流れるような美しい文章に魅了されてしまいました。あまりにも残酷な現実。こんな歪な形でも、やはり母娘なのだと胸が苦しくなってしまった。雪の降り積もった朝は、音がない。足音も車の音も、全てが雪に吸収されてしまって、凍てつくような空気に包まれる。大人達の欲望も、醜悪さもこの真っ白な世界に浄化されてしまったようで、読後にはただ切なさだけが残りました。
読了日:01月13日 著者:桜庭 一樹


太陽の塔 (新潮文庫)太陽の塔 (新潮文庫)
森見さん、気付けば何冊も読んでしまっている・・・時々この阿呆な文章が無性に読みたくなるのですよ。この作品がデビュー作ということもあってか、「夜は短し〜」等に比べると阿呆度は控えめ。でも、ついついニヤリとせずにはいられない人をおちょくったような文体は、何とも言えぬ魅力があります。無駄に男臭い主人公達を「阿呆め!」と心の中で罵っている内に、どんどん別れるのが寂しくなってしまった・・・阿呆でちょっぴりほろ苦い青春小説です。あれ、「阿呆」って言葉何回使ったかな(笑)
読了日:01月12日 著者:森見 登美彦


熱帯夜 (角川ホラー文庫)熱帯夜 (角川ホラー文庫)
最近「温かい」「切ない」という表現がぴったりの、ファンタジーに近い作品が多くなってきた角川ホラー。久しぶりに「怖い!」と思った作品でした。これでもかというほどの毒に満ちているのに、時折サラリとブラックユーモアが散りばめられている所に作者の余裕を感じさせる。ラストに収められている「最後の言い訳」が、あまりにも凄まじかった・・・ゾンビが社会に浸透していく日本。想像しちゃいけない、いけないよぅと思いつつも、最初のパパのシーンが生々しく脳裏に焼き付いている。曽根さん、ワタシあなたが心底恐ろしいです。
読了日:01月11日 著者:曽根 圭介


緋色の囁き (講談社文庫)緋色の囁き (講談社文庫)
全寮制の厳格なお嬢様学校。「開かずの間」で「私は魔女なの」という意味深な言葉を残したまま焼死した女生徒。何かを隠しているクラスメイト達。館シリーズとはまた一味違った面白さがありますね!ミステリというよりも学園ホラーといった感じかな。文字だけでこれだけ「赤」を連想させるのは凄いな。赤=血=○○に結び付けるのは安易な気がしないでもないけれど、そんな事は気にならないくらい一気に読ませてくれます。ラスト近くの一文。あのどんでん返しは、やっぱり綾辻さんだなぁと嬉しくなりました!集団心理って怖い・・・。
読了日:01月07日 著者:綾辻 行人






2011.02.10 *Thu*

1月☆読書メーターまとめ(1)


1月に読んだ本を読書メーターでまとめました〜balloon_75.gif

1月の読書メーター
読んだ本の数:25冊(小説16冊・漫画9冊)
読んだページ数:6849ページ



壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)
あーやばい。人前で読んで大変な思いをしました。下巻に入ってからは滂沱の涙。一文読んでジワッと涙が溢れ、落ちついて深呼吸。また一文読んでジワッ・・・の繰り返しでした。息子の嘉一郎の独白には胸が詰まる。なんて悲しい話なんだろう。皆が幸せになれる道はなかったのだろうか。でも、きっと何度生まれ変わっても貫一郎と嘉一郎は、同じように最後まで義を貫いたんだろうな。最初は読みづらかった南部訛りが、最後にはとても心地良い響きに変わりました。間違いなく傑作です!
読了日:01月31日 著者:浅田 次郎


壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)
新選組隊士の吉村貫一郎とはどんな人物だったのか?彼と関わった様々な人物の視点から、徐々に吉村の人となりが明らかになっていく。武士として潔く死ぬ事が当たり前と考えられていた時代に、愛する妻子の元に帰るために命を大切にする吉村はさぞや異分子だったんだろうな。本当の「強さ」とは何なのか、と考えさせられます。個人的には、斎藤一が試衛館に初めて来た頃のエピソードがたっぷり描かれていたのが嬉しい!「ねぇ、一君。斬っちゃおうか」「簡単に言うが、あれはなかなか手強いぞ」沖田と斎藤の会話がイメージそのままで思わずニヤリ。
読了日:01月27日 著者:浅田 次郎


闇月王―坂田靖子傑作集 (ジェッツコミックス 118)闇月王―坂田靖子傑作集 (ジェッツコミックス 118)
闇月王。タイトルから、一体どんな恐ろしい作品だろう?と想像をめぐらせていました。・・・が、予想に反してほのぼのとした良いお話。しかも笑える!20世紀初頭のイングランドを舞台にした連作短編集。闇月王とは、館に住みつく黒髪の若い男の姿(しかも美男子)をした精霊の事。まぁ精霊というより幽霊みたいな存在なんですが、館が壊されるとこの精霊も消えてしまうらしい。その闇月王のあまりのマヌケっぷりが面白い。初出は20年以上前ですが、古臭さを感じる事もなく不思議な味わいのあるコミックでした。
読了日:01月25日 著者:坂田 靖子


華鬼4 (Regalo)華鬼4 (Regalo)
最終巻は華鬼の独擅場!華鬼が自分の気持ちを自覚してからのあのデレデレっぷりといったら・・・。相変わらず主語が少なくて混乱したり、脱字があったりして読みづらい所もあるのですが。そんな小さな欠点も補って余りある程の華鬼と神無の甘々シーンに、ひたすら悶えました(笑)三翼は皆良いキャラしていただけに、ちょっぴり可哀想でしたね。今回もカズキヨネさんの絵が美麗で、とっても目の保養になりました。さて、3月に発売されるゲームに備えて、PSPをどうにか手に入れなければ!
読了日:01月25日 著者:梨沙


鬼の跫音鬼の跫音
こんなの寝しなに読んでしまったら、絶対に夢見が悪い!と分かっているのに。もう1編、もう1編・・・と気になって読んでいるうちにあっという間に最後のページに。うぅむ、凄い短編集でした。どこか思い浮かべるイメージが幻想的な部分もあって、表紙から想像するほど身の毛もよだつような恐ろしさはなかったのですが。ある物をきっかけに過去の忌まわしい記憶がじわりじわりと蘇ってくるような、そんな薄気味悪さが漂っていました。「冬の鬼」「悪意の顔」が好き。最後の最後まで展開が読めなかったよー!!ほんと巧いな、道尾さん。
読了日:01月25日 著者:道尾 秀介


土曜日は灰色の馬土曜日は灰色の馬
恩田さんは作家である以前に、相当な読書家なんだという事を改めて思い知らされる。いつもその引き出しの多さに驚愕するのですが、本のみならず、映画・漫画・音楽・・・あらゆるものから影響を受けているんだなぁ。ミステリ作家やファンタジー作家というような、安易なレッテルを貼られないのはそのあたりにあるんでしょうか。恩田さんの頭の中には、どれほどの知識と記憶が詰まっているんだろうとただただ驚くばかり!しんと静まり返った夜のホテルは、私も「シャイニング」を思い出してゾッとします(笑)
読了日:01月24日 著者:恩田 陸


デルフィニア戦記 第III部 動乱の序章3 (中公文庫)デルフィニア戦記 第III部 動乱の序章3 (中公文庫)
ハッ・・・気付けば前巻から1年半ものブランクがっ!でも読み始めたらあっという間に引き込まれてしまいます。なんでこんなに面白い巻、ずっと放置してたんだろう?いつもながらこの勧善懲悪の世界が小気味よくて、ついニマニマしながら読んでしまう。敵に囚われた王様と、彼を助け出そうとする臣下達。いいねいいね!ナシアスもバルロもシェラ(可愛い・・・)もカッコイイよ!!リィのいた異世界が今後どんな風に絡んでくるのか楽しみです。
読了日:01月22日 著者:茅田 砂胡


心霊探偵八雲 第4巻 (あすかコミックスDX)心霊探偵八雲 第4巻 (あすかコミックスDX)
八雲シリーズの中でも、一番凝っていて面白い話だった「闇の先にある光」。飛び降り自殺を延々と繰り返す女性の幽霊。別の場所では密室から忽然と消えた一人の女性。何ともいたたまれない気持ちになるのですが、とても好きな作品です。この頃から八雲と晴香の距離がグンと近づいてくるんですよねぇ(ニマニマ)相変わらず小田さんの描く八雲は色っぽくてたまらない〜!個人的には着替えシーンが見られただけで満足(笑)八雲よ、キミは背中まで美しいのか・・・
読了日:01月22日 著者:小田 すずか


放課後のカリスマ 5 (IKKI COMIX)放課後のカリスマ 5 (IKKI COMIX)
今回は過去編。前世代クローン達のお話。あ〜だんだんこんがらがってきた・・・自分の知らない所で、クローンが勝手気ままに振る舞っていると思うと心底ゾッとする。重苦しい展開が続くのでなかなか軽く読めない漫画ですが、とりあえずいつもフロイトの存在に癒されます。
読了日:01月22日 著者:スエカネ クミコ




2011.02.05 *Sat*

「竜が最後に帰る場所」恒川光太郎


竜が最後に帰る場所
著者:恒川光太郎
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
闇の中から一歩、また一歩と光射す方へ誘われる、「夜市」の著者の新たな到達点にして最高傑作。

【目次】(「BOOK」データベースより)
風を放つ/迷走のオルネラ/夜行の冬/鸚鵡幻想曲/ゴロンド



密かにデビュー作「夜市」から、ずっと追っかけてきた作家さんですかお
恒川作品のレビューでは毎回書いていますが、現実と幻想が混ざり合ったような世界。
異世界への扉が、そこかしこに存在しているような気になるのが魅力的なんですよねぇ。

今回、この表紙を見てちょっとドキリとしました(笑)
だってだって、あまりにもいつもの恒川作品と雰囲気が違うんだもの。。。

最初の「風を放つ」を読んで、正直「今回は外しちゃったかな…」なんて思いましたきもち
でも、「夜行の冬」「鸚鵡幻想曲」でいつもの恒川ワールドが復活。面白かったです!!


ライン

こもの ≪オススメPoint≫ ホラーファンタジー  異世界  時々ゾクリとする怖さ


5つの短編が収録されていますが、個人的な好みは後半の3つ。


ぼたん 夜行の冬
ある雪の夜、シャンという錫の音につられて不思議な夜行に加わる事に。
≪ガイドさん≫と呼ばれる赤いコートの女に導かれ、「ぼく」が目にした世界とは…?
泡沫の夢のような幻想的な光景ながら、同時に肌が粟立つような怖さも覚えました。


ぼたん 鸚鵡幻想曲
世の中の奇異な物を見つけ、その結び目を解いて解放するという不思議な力を持った青年。
ある日、電子ピアノを買った主人公の元に、その青年が訪ねてきて…。
どんな結末が待っているのか、最後まで全く読めませんでした!


ぼたん ゴロンド
なんて可愛いファンタジーなんでしょう。学校の教科書に載ってそうだわ(笑)
五千匹の兄弟達と共に生を受けたゴロンドが、成長していく様子が描かれています。
恩田さんの「図書室の海」に収録されていた「オデュッセイア」を、ちょっと思い出した。


「風を放つ」「迷走のオルネラ」も、設定が凝っていて面白かったのですが、、、
個人的には、「夜行の冬」のように、恒川ワールド全開のお話の方が好みでしたきもち




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2011.02.03 *Thu*

田辺青蛙「魂追い」読みました♪





【魂追い】田辺青蛙 rating_48.gif


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
県境を守る妖鬼の皐月は、森に漂う“生き物の魂魄”を捕らえることを生業とする“魂追い”の少年・縁と出会う。あるとき、魂魄が漂う“道”に入り込んでしまったことをきっかけに、皐月と相棒の馬・布団の体に変調が!?皐月は縁とともに、変異を食い止める力があるという妖虫・火喰い虫が棲む“火の山”をめざし旅立つことになるが…行く先々で待ち受ける怪異と事件、2人の旅路の行く末は─!?不思議な魅力の妖怪小説、再び。



「生き屏風」に続くシリーズ第2弾です〜balloon_91.gif

相変わらず、ホラーなのかファンタジーなのか線引きが曖昧な作品(笑)
本来目に見えるはずのないモノ=「怖さ」に繋がるものだから、一応ホラーなんでしょうか。
でも、前作同様「怖さ」よりも、温かさや懐かしさに包まれた作品でした。

妖鬼の少女・皐月が出会ったのは、生き物の魂魄を捕える<魂追い>の少年・縁。
今まで必要以上に人間達に関わらなかった皐月。縁との間に初めての絆が生まれます。
皐月、相棒の馬・布団、縁は「火の山」を目指して旅をする事に。。。


leaf_03.gif

key_01.gif ≪オススメPoint≫ ホラーファンタジー  しっとり  魂魄の描写が綺麗


今回は、どちらかというと冒険譚という趣でした〜balloon_71.gif
どことなく感じる物悲しさや儚さが減ってしまったのが残念ですが、ストーリー性はUP。

豊かな自然や、蛍のようにふわりと浮遊する魂魄の美しさ。
「あぁ、日本語って綺麗だなぁ」と感じられるような、精緻な描写と流麗な文章は健在です!
これだけで、ホント読んだ甲斐があったなって思う。

恒川光太郎さんの解説も素敵でしたballoon_28.gif
…ですが、私一番ビックリしたのは「綾波レイのコスプレ姿」ですよ!
作品からは想像もつかないんだけど、、、一体どんな人なの?田辺さん(爆)


 review.png


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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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