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This Archive : 2009年10月

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2009.10.30 *Fri*

勝山海百合「竜岩石とただならぬ娘」読了♪



著者:勝山海百合
出版社:メディアファクトリー
サイズ:文庫
ページ数:259p
発行年月:2008年08月
価格:\620(税込)


【竜岩石とただならぬ娘】勝山海百合rating_48.gif

大富豪・李大人の屋敷で働くことになった少年・李衛は、白家へ大事な書物を借りてくるというお遣いに出る。雨が降っているわけでもないのに、着ている物が濡れて重くなる。路地には蟹の鋏で首を挟まれた猫、人気のない白家では壁から一抱えもある魚が泳ぎ出て来て仰天。果たしてその魚は、白家のお嬢様?不思議な話の数々、中国志怪風の“怪しい話”20話。第2回『幽』怪談文学賞短編部門優秀賞作品の文庫化。

これは読書メーターで出会った作品です〜balloon_28.gif
これマイナーなのかなぁ。本屋さんで見つけるの超苦労しましたよ…(笑)

解説でもありましたが、まさに「幕の内弁当」のような一冊。
中国の志怪小説のような作品もあり、日本を舞台にした怪奇譚のような作品もあり…
これ一冊で、様々な味の"不思議で怪しいお話"を楽しめます。面白かったですよ〜balloon_59.gif

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20話の短編・掌編が収められていますが、特に好みだったのは↓↓


point_21.gif 「楽師の息子」

ある盲目の楽師には幼い姉弟がいた。
その日も、ある金持ちの屋敷を訪問していたが、姉がそこの主人に見初められ…
姉を慕う小さな弟の気持ちで胸がいっぱいになります。こんなお話、本当にありそうだ。


point_21.gif 「流刑」

ある男は、旅の途中、城郭の外れの廃屋で美しい女と出会った。
毎晩廃屋に出かけては、精気を取られて戻る主人を見て、使用人はある晩そっと後を付ける。
そこで使用人が目にしたものは…


point_21.gif 「白桃村」

辺境警備に派遣された若かりし頃の祖父のお話。
たった2ページのショートショートなのに、じんわりと目頭が熱くなりました。
やっぱり中国=桃ってイメージが強いよねぇ(笑)


他にも表題作「竜岩石」「ただならぬ娘」や、「ひょうたん息子」「媚珠」も良いなぁ。
サラリとした文体なのに一度読んだら忘れられない、珠玉の短編集ですballoon_75.gif

近いうちに「十七歳の湯夫人」も読んでみよう。




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2009.10.28 *Wed*

光原百合「イオニアの風」読みました♪



著者:光原百合
出版社:中央公論新社
サイズ:単行本
ページ数:369p
発行年月:2009年08月
価格:\2,100(税込)



【イオニアの風】光原百合rating_49.gif

偶然のいたずらで“意志”を得た人間たちは、長きにわたり互いに争い血を流し続けていた。時に罰し、時に救い、人間の歴史に介入してきたオリュンポスの神々は、ついに、人間に三つの試練を与え自らの道を選ばせることを決める。運命が用意した試練は、トロイア戦争を巡るふたつ。そして、強大な魔物を巡るひとつ─。人間の未来を拓くため、最後にして最大の難関に挑む、英雄の子テレマコスと美しき吟遊詩人ナウシカアの運命は!?神々の時代から人間の時代から人間の時代へと移りゆく世界を舞台に描く、壮大な愛と冒険の物語。


「銀の犬」はケルト民話を下敷きにした作品でしたが、今回はギリシャ神話ですballoon_133.gif
着想から約20年とのことで、光原さん渾身の作品に仕上がっています。凄かったです。

ギリシャ神話に疎いnanacoは、最初こそ色々調べながら読んでいたのですが、、、
中盤になると、そんな事も放りだして昂揚した気分のまま一気に読破しちゃいました。
いやぁ、面白かった。結構分厚い本ですが全然冗長さを感じさせない文章でしたよ〜balloon_28.gif

あちこちのレビューで、「実際のギリシャ神話と違う」という意見を目にしました。
もしかすると、この本は予備知識がないほうが楽しめるんでしょうかねぇ…


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パリスとヘレネ。ヘレネとメネラオス。テレマコスとナウシカア。
この三組の男女に託された人類の命運。神々にとっては、単なる暇つぶしのようなもの。
途中で命を落としたり、浮気をしたり…人間は必死でも神々には賭けの対象でしかないのね。

美貌の王子パリスと、傾国の美女ヘレネのエピソード。
パリスのヘタレっぷり…ヘレネの凛とした美しさ…映画「トロイ」が頭から離れない(笑)
例のトロイの木馬の場面も、臨場感たっぷりに描かれていて面白いですballoon_71.gif

 これはアキレスが主役だったよね。    


この作品に登場する神々が、本当に人間くさくて魅力的。

ゼウスとプロメテウスの不器用な友情も、アテナの気高き美しさも、アレスの嫉妬心も。
でも、その中でも特に良かったのが詐術と弁論の神ヘルメス神でしょう〜balloon_85.gif
詐術というだけあって口が達者でお調子者。あぁ、素敵すぎるよ…ヘルメス…!!

それと、神ではありませんが、オデュッセウスもとんでもなく男前。
オデュッセウスと妻のペネロペイアの葡萄園での出会いの場面…もう心臓が高鳴りました。
あぁ、なんで光原さんはこんなキュンキュンするお話を書けちゃうんだろう(笑)

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ギリシャ神話といえば、以前お友達のまるさんに紹介していただいた漫画「オリンポス」。
これはアポロンが主人公でしたが、悠久の時を生きる神々の憂鬱な日々が良いですねぇ。
冥界の王ハーデスが良い味出してます。

 


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2009.10.26 *Mon*

恩田陸「中庭の出来事」読みました☆



著者:恩田陸
出版社:新潮社
サイズ:文庫
ページ数:522p
発行年月:2009年08月
価格:\700(税込)


【中庭の出来事】恩田陸rating_48.gif

瀟洒なホテルの中庭で、気鋭の脚本家が謎の死を遂げた。容疑は、パーティ会場で発表予定だった『告白』の主演女優候補三人に掛かる。警察は女優三人に脚本家の変死をめぐる一人芝居『告白』を演じさせようとする─という設定の戯曲『中庭の出来事』を執筆中の劇作家がいて…。虚と実、内と外がめまぐるしく反転する眩惑の迷宮。芝居とミステリが見事に融合した山本周五郎賞受賞作。


読んでまず最初に、「こりゃあ恩田ファンの中でも賛否両論ありそうだ…」と思ったballoon_89.gif

だって、正直訳わかんないんだもの(笑) いや、これ褒めてるんですよ……一応。
<恩田ワールド=現実と虚構の狭間の摩訶不思議な世界観>みたいなイメージだけど、
この「中庭の出来事」は、そんな恩田ワールドの真骨頂だと思います〜balloon_34.gif

読書メーターでも、どちらかというと批判的な意見が多くてビビり気味でしたが、
いやいや!なかなか面白いじゃないですか。nanaco的評価は、概ね"賛"のほうですねぇ。

「チョコレートコスモス」といい「猫と針」といい、最近恩田さん演劇関係が多いですね。

 


かな〜りレビューしづらい本ですが、まぁ書くだけ書いてみましょうballoon_145.gif
この作品は「中庭にて」「旅人たち」「『中庭の出来事』」の3つの章に分かれています。



no_01.gif 「中庭にて」…ビル街での中庭で起こった事件。

ある女子大生が突然絶命する。その瞬間を目撃した人々の意見には食い違いが生じていた。
一人は泣いていたと言い、一人は怒っていたと言い、そして一人は笑っていたと言うが…


no_02.gif 「旅人たち」…深い山に囲まれた一本道を歩く二人の男。

男達が目指しているのは、深い森のなかにポツリと建つ「霧の劇場」。
その山奥の劇場には<幽霊>が出るという噂があり、やがて二人が見たものは…


no_03.gif 「『中庭の出来事』」…3人の女優による演劇。

不審死を遂げた脚本家・神谷の遺作となった、あるひとつの脚本。
それを演じる3人の女優。どこからどこまでが芝居なの?分からない…(笑)


この3つのパートが入れ子構造になっていて、これが現実なのか虚構なのか大混乱!!!
同じ場面や台詞を何度も繰り返すのですが、これまた少しずつ形が変わってるのよねぇ。
ちなみに、「旅人たち」の章が幻想的な雰囲気ですごく好きでした〜balloon_133.gif

最後の最後に、読者に向かって投げかけられた質問。
あやふやな部分だとか、未消化な部分だとか、そんな事はどうでも良くなっちゃった。

「あぁ、やられたぁ」って感じです…(笑)こういうのがあるから恩田さんって好き。
次は読書メモ片手にじっくり再読してみたいなぁballoon_85.gif


「美しい人は、女優であろうとなかろうと、常に念入りな演技をしているものだ―」(P304)

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2009.10.24 *Sat*

乙一「失はれる物語」読みました〜♪



著者:乙一
出版社:角川書店
サイズ:文庫
ページ数:381p
発行年月:2006年06月
価格:\580(税込)


【失はれる物語】乙一rating_48.gif

目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見立て、日日の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人となった私の唯一の救いとなるが…。表題作のほか、「Calling You」「傷」など傑作短篇5作とリリカルな怪作「ボクの賢いパンツくん」、書き下ろし最新作「ウソカノ」の2作を初収録。

久々の乙一さんです〜balloon_34.gif

いつもこの人の作品を読む時って、内心かなりビビりながら読み始めるんです(笑)
何故って、「GOTH」とか「暗黒童話」みたいに、体調悪い時に読むとヤバイ作品もあるから。
でも今回は、完璧に切ない系の??乙一さんで、一安心でしたぁ。


    気分が落ち込み気味の時はお控えください(笑)


この本には8つの短編が収められていますが、個人的には表題作はイマイチかなぁ。
事故により、右腕の皮膚感覚だけを残して五感の全てを奪われてしまった主人公のお話。
切ないを通り越して、これはもう救いようがないです。気が滅入ります…balloon_145.gif

好みだったのは「Calling You」と「しあわせは子猫のかたち」。

point_61.gif 「Calling You」

人づきあいが苦手な、内気な女子高生。
ある日、自分の妄想の中で作り上げた携帯電話に、男の子から電話が掛かってくる。
何度も話しているうちに意気投合し恋に落ちた二人。やがて二人の出会いは現実となり…。

これ、どこかで読んだような気がするのよね〜気のせいかな。
お互い全く妄想の世界の相手のはずなのに、それが現実になってきちゃうんだよねぇ。
ラストの驚愕の事実といい、話の運び方といい、乙一さんって本当に巧いわ〜balloon_89.gif


point_61.gif 「しあわせは子猫のかたち」

伯父の所有している家に引っ越してきた「ぼく」。
その家の前の住人・雪村サキは、玄関先で何者かに刺されて殺されたという。
そしてその日から、「ぼく」の周りで不可解な現象が起こり始めるが…。

あらすじだけ読むと、「ホラー?」と思っちゃいそうですが全然そんな事はないです(笑)
いたずら好きなサキ&子猫と、「ぼく」のいたちごっこのようなやり取りが面白いballoon_133.gif
毎週同じ時間に、突然「大岡越前」の番組が入るってのは笑えた。し、渋すぎる…



どの作品も、胸にジワリと切なさが残るものばかりです。
黒乙一さんが苦手な方にも(むしろそんな方にこそ!!)是非読んでいただきたいです〜balloon_85.gif


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2009.10.23 *Fri*

オスカー・ワイルド「幸福な王子」読みました〜♪


幸福な王子.jpg
著者:オスカー・ワイルド
出版社:新潮社
サイズ:文庫
ページ数:275p
発行年月:2003年05月
価格:\460(税込)


【幸福な王子】オスカー・ワイルドrating_46.gif

広場に立てられた王子の像が、宝石でできた自分の目や体じゅうの金箔を、燕に頼んで貧しい人々に分け与えてしまう「幸福な王子」。若い学生が恋人にささげる赤いばらを、一羽のナイチンゲールが死をもって与えてやる「ナイチンゲールとばらの花」など、十九世紀イギリスの小説家オスカー・ワイルドが格調高い文章で綴った、献身的な人間愛と社会への諷刺にあふれる9編を収めた童話集。


小さい頃、絵本で読んだ「幸福な王子」。
幼心にも「これは悲しい物語なんだ」というのが分かって、ボロボロ泣いた記憶があります。
先日たまたま新潮文庫で出ているのを見かけて、久々に小説として手にとってみましたballoon_34.gif

うぅ、やっぱり大人になって読んでも泣いてしまった……balloon_73.gif
でもそれは感動とかじゃなくて、人間の残酷さや理不尽さに翻弄される王子が哀れで。

王子は、自分の体を覆う宝石やら金箔やらを、貧しい人々に分け与えるのですが、
与えられたほうは「お、ラッキー」みたいにしか思っていない。なんて報われない…(泣)
無償の愛と言ってしまえば聞こえは良いものの、それにしたって可哀想すぎますよぅ。



表題作を含め9つの短編が収められていますが、
作者自身の皮肉な視点が気になるものばかり。気が滅入るお話が多いですわ〜balloon_69.gif
ワイルドは何を伝えたい?自己犠牲の精神?こんな我儘な人間達には同情の余地ナシ!!(笑)

ワイルドならやっぱり「ドリアン・グレイの肖像」のほうが断然好みです〜balloon_34.gif

   や、別に美青年が出てくるからってわけじゃ…(笑)




2009.10.21 *Wed*

BLOKな方どうぞ〜(笑)


今回紹介する漫画はBL二連発〜(笑)
普段、あんまりブログのほうでは紹介しないんですが、すっごく良かったのでつい…。
苦手な方は思いっきりスルーしちゃってくださいねぇballoon_59.gif





「くいもの処 明楽」ヤマシタトモコ

いつもお世話になりまくりのさくら姉さまからお借りした漫画です〜balloon_28.gif
帯の「ゴールデンホモー賞受部門1位!!」てのに思わず吹きました…(笑)

いっやぁ〜もうこれ、超面白いですねぇ。
地元の居酒屋の店長・明楽(アホ&ヒゲ&オヤジ)と、バイトの鳥原(賢い&美青年)。
「おれ好きなんスよ あんたのこと」鳥原クンからの突然の告白。

もう、とにかく二人の会話とか表情とかリアルなんだよねballoon_59.gif
歳が歳だけに、明楽が「あ、この一歩を踏み出したらもう戻れない」気持ちが痛い。
誰にでも羨ましがられそうな容姿をしてるのに、実は不安と劣等感の塊の鳥原も痛い。

二人の、というか登場人物全員の会話が面白い。ホント笑えます!!
ボソッと呟く鳥原の言葉とか。も〜口悪すぎだよ、お兄ちゃん…。
「お…重い…」に笑いました。そうよね、成人男性が乗っちゃ重いよね…(笑)

あと、二つ目に収録されてた「フォギー・シーン」も超好みでした〜balloon_85.gif

親友(ノンケ)の事が好きな男の子。
一番大切な存在だからこそ、告白なんかできない、でも想いを伝えたい。
だから二番目に好きな人(先生)に「自分の事を本気になってほしい」と思う。

でも親友も薄々気づいてそうだよなぁ…
うぅ、片思い。切なすぎます。


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「銀の果実」さかもと麻乃

こっちも、もろnanacoの好みのツボを付きまくった一冊〜(笑)

黒ブレザーにリボンタイ、全寮制学園に怪しげな地下室…と大好きな要素がいっぱいですballoon_133.gif
なんだろうね、もうこの雰囲気!可愛いのになまめかしいというか…うまく表現できない。

幼い頃離れ離れになった兄を探して、転校してきた楓。
初日早々「肌、白いね」と声をかけてきた昴。横暴でいちいち気に障るけどどうも憎めない。
ある日、昴が記憶の中の兄と同じ台詞を口にして、、、

もしかして昴は兄なの?ともやもやした気持ちを抱えつつも、彼に惹かれていく楓。
最後の最後まで、読んでるこっちがドキドキしっぱなしですよballoon_89.gif
てか受攻が最後まで分らん…(笑)どっちも可愛いもんなぁ。

キャラの名前は日本人だけど、雰囲気は異国な感じですねぇ。ポーの一族を思い出した。
学園内という閉塞された空間だからだろうか…何だか独特な世界観を生み出しています。
この世界観が好みなだけに、1冊で終わらせちゃうのは惜しい気がします。

素直な楓も、ツンデレな昴も好きだけど、それ以上に仁成が好き。
可愛い、可愛いよ、仁成〜〜balloon_85.gif




2009.10.19 *Mon*

「グイン・サーガ129巻 運命の子」読みました☆



著者:栗本薫
出版社:早川書房
サイズ:文庫
ページ数:306p
発行年月:2009年10月
価格:\609(税込)



【グイン・サーガ129巻 運命の子】栗本薫rating_50.gif

ミロク教の聖地ヤガは、≪新しきミロクの教え≫によって、大きく変貌を遂げていた。ヨナが捜し当てたフロリーもミロク教への不安を漏らす。さらに居場所のわかったラブ・サンとマリエに会うために出かけたヨナは、≪新しきミロクの教え≫に染まった二人を見て愕然とする。ヤガを出ることにしたヨナは、スカールの助けを得て、ミロク教徒たちの執拗な妨害をくぐり抜けるのだが、その先に見たのは≪ミロクの聖姫≫の信じがたい姿。

続きが読みたいような、読むのが怖いような……グインの新刊が出ました〜balloon_59.gif

今回の表紙はフロリー親子。あれ?スーティなんだか幼児に逆戻りしてない??
確か「闘王」の表紙の時はもうちょい大きかったような…↓↓



今回の巻も、ヤバかったです。もう面白すぎ!!!
ここにきてグインのあのゾクゾクするような面白さが復活するってのも皮肉な話ですが…
以下ネタバレなので、未読の方はご注意くださいね〜balloon_89.gif


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今回も引き続きスカール&ヨナのヤガ編です。
とうとうあの怪しげなイオ・ハイオンの正体が明らかになりましたねぇ。

今回はスカール様がカッコ良すぎです〜balloon_28.gif
「俺は直感とひらめきだけでこの中をくぐりぬけてみることにする。」
うん、これでこそスカール様よね。草原の豪快な黒太子様は健在なようです。


スカール様とヨナ君の前に立ちはだかるイオ。
胴体を真っ二つに斬られても死なないイオを見て、スカール様は…
「俺だってゾンビーだ。ゾンビー対ゾンビーの戦いなら負けるものか!」

スカール様…あなたどこまで豪快な男なんですかっ…!!!
そんなしょーもないトコで対抗してどうする(笑)思わず吹き出しました。
もう、この調子だと<スカール語録>が作れそうですよね〜balloon_145.gif

出てくる、出てくる、ゾンビー軍団。
まぁ中にはごくまっとうなミロク教徒もいるんだろうけど、8割方乗っ取られてますね。
何も害は加えてこない、けど無言でワラワラと近づいてくる様は鳥肌が立ちますよぅ…


そして、まさかまさかのブラン登場。ほんとビックリ。
ブランの上官(てかおやじさん)カメロンとスカール様はお互い好意を持っていたはず。
というわけで一安心。ブランのさっぱりした潔い性格も黒太子好みだよね、絶対…。

結局ヨナもフロリーも大変な事になっちゃったけど、どうなることやら。。。
どうやら12月に出る130巻目で、本当に本当に最後になるみたいですballoon_73.gif

気になる所はいっぱいありすぎるけど、やっぱり最後はグインのサイロン編が読みたい。


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2009.10.17 *Sat*

北山猛邦「ギロチン城殺人事件」読みました♪



著者:北山猛邦
出版社:講談社
サイズ:文庫
ページ数:368p
発行年月:2009年03月
価格:\760(税込)



【「ギロチン城」殺人事件】北山猛邦rating_47.gif

探偵のナコと学生の頼科が見つけた写真には、ギロチンの前で助けを求める女性の姿が。二人は彼女を救うため、不吉な過去をもつ『ギロチン城』へ。外界から隔絶された密室で、犯人探しに挑む。連続する新たな密室殺人。一体、誰が何のために!?不可能を可能にしたトリックとは?“城”シリーズ第4弾。


いつも何かしら不満があるのに、何故か読まずにはいられない城シリーズ(笑)
たぶん、北山さんならではの独特な世界観のせいよね……今回で4作目になりますballoon_34.gif

「ギロチン城」って、また凄いタイトルだなぁ。ブルブル…
予測していた通り、その城に居合わせた人々がバッサバサと首を斬られて死んでいきます。
そんな凄惨な事件に見え隠れするのは、ひたひたと動き回る不気味な首狩り人形…。


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物語はロシアの古い童話から始まります。(これ、作者の創作よね?実際にあったら怖いよ…)

ある貴族が、腕の良い人形師に作らせた「首狩り人形」。
その人形は、お屋敷の人々の背後から音もなく忍び寄り、首を狩ってしまうのです。
やがてはその貴族さえも殺してしまい、街へ出て殺戮を繰り広げる、というお話。

この童話がずっと頭の片隅にあるからか、どこで人形が出てくるかドッキドキで(笑)
まぁ、結局はそれさえも北山さんのトリックの一部なんですがねぇballoon_145.gif

それにしてもこの作家さんは、ホント惜しげもなく登場人物を消していきますね〜balloon_47.gif
あくまでもトリック重視、なんでしょうか。ある意味潔くて、逆に気持ちが良い程だわ。
最後の最後で明らかになる、この大掛かりなトリック…もう唖然としちゃいました。

でも、やっぱり……最後に一つだけ不満を言っても良いですか?(笑)
探偵のナコ…美少年ってのは嬉しいですが、こんなに殺されてから謎解きじゃ遅いですよぅ。


  「クロック城」殺人事件       「瑠璃城」殺人事件
  「アリス・ミラー城」殺人事件


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2009.10.15 *Thu*

11月新刊*購入予定本*


毎月恒例、11月の購入予定本〜balloon_85.gif

【文庫】

10日 「片耳うさぎ」(大崎梢)
20日 「失われた町」(三崎亜記)
28日 「ちんぷんかん」(畠中恵)


【漫画】

 4日 「バクマン。」5巻(小畑健)
21日 「戦國ストレイズ」5巻(七海慎吾)
25日 「+C Sword and cornett」3巻(遊行寺たま)
27日 「黒執事」8巻(枢やな)
30日 「放課後のカリスマ」3巻(スエカネクミコ)
30日 「あめのちはれ」2巻(びっけ)


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わわ〜来月は欲しい漫画が6冊もでますよ!!!
「放課後のカリスマ」「あめのちはれ」は読めるのもっと先だと思ってたから嬉しい。

それに、とうとうしゃばけシリーズ6冊目が文庫化されるんですね〜balloon_133.gif
久々に若だんなや兄や達に会えるのかと思うと、気分が浮き立ってきます…うふふふぅ。

そういえば恒川光太郎さんの新作はまだ出ないのかなぁ。
2005年にデビューされてから、毎年10月か11月には出てるのでどうしても期待しちゃう。
頻繁に恒川さんのブログを覗いてみることにしよう。。。




ローソンでリラックマスープマグGETしてきました〜balloon_127.gif
うぅ、かわいすぎる……そんなつぶらな瞳で見つめないでくれ……

好きでもないお菓子を食べまくった甲斐があったよ。
お菓子やパンを、約2000円分食べたってことですな(笑)
リラックマポイント、缶ビールとかおつまみにも付いてたら良いのにねぇ。

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2009.10.12 *Mon*

羊と戯れてきました。


今日の札幌はとっても良いお天気。
お散歩がてら、お隣の恵庭まで行ってきました〜balloon_34.gif

えにわ湖の紅葉、そろそろだなぁと思ったんだけど。
三段の滝に行くまでの道が、土砂崩れがあったので車では行けず。
7km近く歩くハメになりましたが、良い運動になりました。つ、疲れた…balloon_145.gif

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頑張って歩いたわりに、紅葉はまだイマイチ(笑)
今週末あたりは、もっともっと紅くなってるのかなぁ。
「クマ出没注意」の看板に怖気づいて、奥のほうまでは行きませんでした。



それと、近くにある「えこりん村」でもパチリ。

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にわとり通りは、文字通りにわとりがいっぱいいるの。
この界隈は人気がないのかヒッソリと静まり返っています。にわとりの鳴き声のみ。


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この羊、触られるのは平気なクセに、カメラを向けるとじりじりと後ずさりします(笑)
このモフモフが気持ち良くて、ずっと羊と戯れていました。
でもやっぱりカメラを向けると、カメラ目線のままジリッと遠ざかっていく…。


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これはラマ。
何故だかこの小屋の入口からあたりをジッとうかがっています。なかなか出てこない。
そしてこのラマ達もカメラを向けると逃げる。なんで?なんでなの?

ここの動物達は、カメラにトラウマでもあるんだろうか…(笑)


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もう、秋ですねぇ… 風が冷たくなりました。



2009.10.10 *Sat*

本棚バトン♪


お友達のてんてんさんのところから頂いてきました〜balloon_28.gif


*本棚バトン!*
*ご自慢の本棚についていくつか質問です!

*まずは本棚の写メをどうぞ


えっと〜…面倒なんで、以前の使いまわしで良いでしょうかね(笑)

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*本の総数をどうぞ

え、数えろっていうの?(笑)
でも多分、読書家のお友達ほど多くないです。1000冊以上2000冊未満ってところかな。


*最近買った本を3冊どうぞ

十二国記の新作が載ってる「yom yom10月号」。




いつも表紙が美しい「華鬼」最終巻。




辻村深月さんの新作「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」





*絵本はありますか

あります!たまに読みたくなるよね。


*夏目漱石の本はありますか

定番ですが、「吾輩は猫である」の1冊だけ持ってます。


*ドラゴンボールはありますか

ない〜…というか、読んだ事がないです…誰か、全巻貸してください(笑)


*おすすめの本をどうぞ

<ファンタジー> 光原百合「銀の犬」
<ホラー> 小野不由美「屍鬼」
<ミステリー> 恩田陸「麦の海に沈む果実」
<SF> 貴志祐介「新世界より」


   



*おすすめできない本をどうぞ

山藍紫姫子「アレキサンドライト」

なんつーかなぁ…エロすぎなんですよ、これは。
ごく一部の人にはオススメですが(笑)





*よく読む本をどうぞ

よく再読する本ってことですか?
色々あるけど、荻原規子「空色勾玉」は何度も読んでます。




*読みかけの本があったらどうぞ

光原百合「イオニアの風」

ギリシャ神話を下敷きにした長編ファンタジーです。じっくり読んでます。
装丁が可愛いよねぇ。





*最上段右から4番目の本はなんですか

西魚リツコ「暁と黄昏の狭間」3巻。
これ、まだ積読本のままですわ…(笑)そのうち読みます!





*最下段左から12冊目P43 2行目(漫画なら2コマめ)をそのままどうぞ

「こんな風にきつく縛ったら、痕が残るからな」

よ、よりによってなんでこんな台詞…!!!(爆)



*なんですかその本

松岡なつき「FLESH&BLOOD」5巻。クククッ…





*二段目右から8冊目の本についてくわしくどうぞ

尾田栄一郎「ONE PIECE」28巻です(笑)
空島編。ゴッド・エネルが登場する場面ですねぇ。
相変わらずゾロがカッコイイです。男前です。





*下から二段目左から7冊目の本の作者の本は何冊ありますか

上橋菜穂子「精霊の守り人」ですねぇ。
この方のは10冊持ってます。





*あなたの本棚の秘密をどうぞ

本棚は奥行きがあるので、2段並べる事ができます。
人様に見せられないような本は、奥のほうにひっそりと収納します(笑)



*あなたの本棚のことが知りたい!な人をどうぞ

読書家のお友達、是非是非バトン受け取ってくださ〜いballoon_59.gif



2009.10.09 *Fri*

有川浩「レインツリーの国」読みました♪



著者:有川浩
出版社:新潮社
サイズ:文庫
ページ数:238p
発行年月:2009年07月
価格:\420(税込)


【レインツリーの国】有川浩rating_47.gif

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないという。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。

図書館シリーズ二作目「図書館内乱」にも登場したこの「レインツリーの国」。
やっとこさ文庫化されましたねぇ。期待した程ではなかったものの面白かったですballoon_133.gif

  表紙にもレインツリーの絵が! 


最近はちょっと警戒してしまう、ネットから始まる恋愛。
有川作品は、よく「ベタ甘」なんて表現されていますが、この本はちょっとほろ苦いです。
決して後味は悪くないのに、どこかジクリとした鈍い痛みが残る感じかなぁ…balloon_89.gif

それもそのハズ。健聴者の男の子と、難聴者の女の子の恋愛なんだから。
女の子の気持ちが痛いほど分かると言ったら、きっとそれは驕りでしかないんだけど、、、
でも、好きな人の前で自分を良く見せたいとか好きになって欲しいという気持ちは皆一緒。

だからこそ、コンプレックスから素直になれない気持ちだとか、
相手はどうして自分の事を理解してくれないんだとか、そんな気持ちが溢れてきて…
なんだか読んでいて、ものすごく胸が痛くなる本でしたねぇballoon_73.gif

それにしても、メールって怖いなぁと思っちゃいました。
相手の顔が見えないと、悪意がなくたって人を傷つける言葉って簡単に書けちゃう。。。

ところで、この本を読んでいる間中、小牧教官と毬江が頭をちらついてました(笑)


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2009.10.07 *Wed*

山田詠美「蝶々の纏足 風葬の教室」面白いです〜♪



著者:山田詠美
出版社:新潮社
サイズ:文庫
ページ数:215p
発行年月:1997年03月
価格:\540(税込)


【蝶々の纏足 風葬の教室】山田詠美rating_49.gif

私の心を束縛し、私の自由を許さない美しき親友のえり子。彼女の支配から逃れるため、私は麦生を愛し、彼の肉体を知ることで、少女期からの飛翔を遂げる「蝶々の纏足」。教室という牢獄の中で、生贄となり苛めをうける転校生の少女。少女は自分を辱めた同級生を、心の中でひとりずつ処刑し葬っていく「風葬の教室」。少女が女へと変身してゆく思春期の感性をリリカルに描いた3編を収録。

お友達の日向永遠さんのブログで知った作品です〜balloon_34.gif
どうやらこの作品、辻村深月さんのマイベストに入っているらしく興味津々でした。

読んで納得。
辻村作品に登場する女の子の自意識過剰なトコとか、悪意のない苛めとか…
あぁ、原点になったのはもしかしてこの作品だったのかなぁと思わせるような本でしたballoon_89.gif

  特にこのあたりの作品かなぁ… 


「蝶々の纏足」「風葬の教室」「こぎつねこん」の3編が収録されていますが、
「蝶々〜」「風葬〜」はともに、ちょっと周囲から浮いた早熟な少女が主人公です。

女の子は、男の子よりも早く大人になる、とよく言いますが…この少女達はその典型。
どこか人生を諦観しているというか…「もういいや」と投げやりになっている感があって。
彼女達のまとう雰囲気が、男の子達の目を引き、女の子達の嫉妬を買うのでしょうねぇballoon_139.gif

謂れのないいじめや、いじめている本人達でさえ自覚していない陰口。
いじめられている側は、自分で自分の命を絶ちたいと思う程どん底に突き落とされて…
読んでいるうちに、段々と気が滅入りそうな作品ではあるかも(笑)

それでも、いくら小さくても女は女だな、強いなぁ…と思いましたねぇ。
特に「風葬〜」のラストは、主人公に肩入れしていただけに爽快感すら感じられます〜balloon_91.gif

特に、女性は共感できる部分がありまくりかも。これちょっとオススメです!!
そして、男性は微妙な女心が分かるかも(笑)



★ところで「風葬〜」では、主人公が心の中で同級生を殺していくんですが…
これがもし「麦の海に沈む果実」の理瀬だったら、実際に殺すんだろうな、と…(笑)
それもきっと艶然とした笑みを浮かべて…^^;





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2009.10.05 *Mon*

レイ・ブラッドベリ「華氏451度」読みました〜☆



著者:レイ・ブラッドベリ
出版社:早川書房
サイズ:文庫
ページ数:338p
発行年月:2008年11月
価格:\819(税込)


【華氏451度】レイ・ブラッドベリrating_48.gif

焚書官モンターグの仕事は、世界が禁じている“本”を見つけて焼き払うことだった。本は忌むべき禁制品とされていたのだ。人々は耳にはめた超小型ラジオや大画面テレビを通して与えられるものを無条件に受けいれ、本なしで満足に暮らしていた。だが、ふとした拍子に本を手にしたことから、モンターグの人生は大きく変わってゆく―SFの抒情詩人が、持てるかぎりの感受性と叡智をこめて現代文明を諷刺した不朽の名作。


ブログのお友達日向永遠さんに紹介していただきました〜balloon_34.gif
日向さん、やっと読めました!いつも面白い本を紹介していただいてありがとうございます。

レイ・ブラッドベリの、言わずと知れた古典SF名作。
映画化もされたので、なんとなくあらすじだけは知っていましたが手に取るのは初めて。

ディストピア小説というんですね。ユートピア(理想郷)の反対の意味らしいです。
一見理想的な社会に見えるけど、徹底的に管理・監視されて個人の自由が全くない世界。
こういう作品好きだなぁ。「NO6」とか「新世界より」とか…「図書館戦争」もそう?

  


012.gif


とても50年前に書かれた作品とは思えない程、現代にピタリと当てはまる作品でしたballoon_59.gif
レイ・ブラッドベリ……何者?予言者ですか?(笑)

一切の文書が禁止された世界。
本を隠匿した者は極刑に処され、家、本もろとも焚書官に焼かれてしまう。
人々にはテレビとラジオのみが許され、手軽で単純な快楽に身を委ねるようになる。

焚書官・モンターグは、本を燃やす事に喜びを覚えながらも、どこか満たされないでいた。
ある日隣に引っ越してきた少女クラリスは問う。「あんた、幸福なの?」と。
モンターグはその少女の言葉によって、徐々にこの世界に疑問を覚え始めるが…。

情報過多の現代。テレビ、ネット…あらゆる所から溢れるほどの情報が得られるのよね。
けど、それはすべて受動的なもの。いつも漫然と見ているだけなのが現状…balloon_89.gif
レイ・ブラッドベリは、自分で物を考えられなくなる人間に警鐘を鳴らしているのかな、と。

訳の上手さも手伝ってか、とても読みやすかったですねぇballoon_71.gif
かな〜りメッセージ性の強い作品なので、逆に反感を持つ読者もいるような気も…(笑)


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2009.10.03 *Sat*

9月☆読書メーターまとめ(1)


9月の読書メーターまとめです〜balloon_28.gif
先月に引き続きさらに読書量が少なくなり…20冊を切りました(笑) 小説だけだと9冊…

でもやっぱり文字数に引っ掛かるので、今回も二分割です。


9月の読書メーター
読んだ本の数:15冊(小説9冊・漫画6冊)
読んだページ数:3867ページ




レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)
軽くテンポの良い文章でサクサク読めるけれど、実はズシリと重い題材を扱っているところが有川さん。ヒロインの気持ちが痛いほど分かると言ったらそれは驕りでしかないけれど・・・それでも好きな人の前で少しでも自分を良く見せたいという思い、自分を分かってくれないというもどかしさや苛立ちが手にとるように分かって胸が痛くなりました。単なるハッピーエンドで終わらせず、確実に何かが残る本ですねぇ。読んでいる間中、小牧教官と毬江の事が頭から離れませんでした(笑)
読了日:09月28日 著者:有川 浩


カーニヴァル 4 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)カーニヴァル 4 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
今回の表紙はカロクですね。彼は何者?! とか、ヨギはどうなってるの?! とかまだまだこの時点では謎ばかり。ヨギのあのスタジャンには笑いました。
読了日:09月28日 著者:御巫 桃也


蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)
この本が辻村深月さんのマイベストに入っているとのことで興味を持った作品。なるほど、辻村さんの描く残酷さとか悪意はこの本から来たのかも。「蝶々の纏足」「風葬の教室」共に、主人公はどこか人生を諦観した早熟な少女。周りの生徒達の嫉妬や謂れのないいじめに身震いした。でもこの二人の少女達は、幼い頃に苦さを経験した分、きっとどこか陰のある魅力的な女性になっていくんだろうなぁ。
読了日:09月26日 著者:山田 詠美


華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)
「図書館戦争」「少年検閲官」等、書物が禁止される物語の原点になったのはこの作品だったんですね。50年も前に書かれたとは驚き!全く古さを感じさせません。自分でものを考えられなくなった人間・・・今の時代にピッタリと重なるようでゾクリと鳥肌が立ちました。真っ暗な闇と、赤々と燃えあがる炎の対比が見事。
読了日:09月23日 著者:レイ ブラッドベリ


図書館戦争LOVE&WAR 4 (花とゆめCOMICS)図書館戦争LOVE&WAR 4 (花とゆめCOMICS)
堂上のカッコ良さに何度溜息が出た事か・・・お風呂上がりにビール片手の姿が激しく好きです。堂上も郁もあまりにも真っ直ぐなのでつい応援したくなりますねぇ。というか、最近はこれだけ一途で激甘な少女漫画ってなかなかないかも。それにしてもこの帯はどうにかならないもんか!レジに持っていくの恥ずかしいですよ(笑)
読了日:09月20日 著者:弓 きいろ


ダブル・ジョーカーダブル・ジョーカー
楽しみにしていた「ジョーカー・ゲーム」の続編!魔王と呼ばれる寡黙な結城中佐の過去が明らかになる「柩」と、ビターな後味の「ブラックバード」が特に好みでした。超人的な能力を誇るD機関の学生達には相変わらずゾクゾクさせられるけれど、そんな中で人間的な脆さが垣間見える場面もあり・・・ますますこのスパイ達が好きになりました!前作同様、どの人物がD機関のスパイなのかを推測しながら読むのも面白い。
読了日:09月17日 著者:柳 広司


村田エフェンディ滞土録 (角川文庫)村田エフェンディ滞土録 (角川文庫)
国籍も民族性も宗教観もまるで違う友人達。お互いの文化を尊重しながらの会話が読んでいてとても心地よかったです。「家守綺譚」同様これといった起伏があるわけではないのですが、この作品の纏う空気がとても好き。最後の手紙に涙が止まらなかった。読む前はプッと吹きだしてしまうようなコミカルな表紙も、読了後に改めて眺めるとどことなく物悲しささえ感じます・・・。「家守〜」に登場した綿貫と高堂は相変わらずのんびりとしていて、ここだけ変わらない空気にちょっとだけ安堵。
読了日:09月16日 著者:梨木 香歩


ONE PIECE 巻55 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 巻55 (ジャンプコミックス)
お〜久々にこの人登場ですか!一時的とはいえ、味方につけたらかなり心強い相手ですねぇ。エースとジンベイの会話、なんだか胸が熱くなりました・・・!続きが楽しみすぎる〜〜 余談ですが、何気にミノコアラが好きです。
読了日:09月14日 著者:尾田 栄一郎



9月☆読書メーターまとめ(2)につづく…



2009.10.03 *Sat*

9月☆読書メーターまとめ(2)


9月☆読書メーターまとめ 続きです〜〜



もっそれ (3) (Wings comics)もっそれ (3) (Wings comics)
えっドラマCD化?!・・・・・・もう想像しただけで笑えます。一体、どうしたら良いんでしょう。屋久島の小さい頃、可愛いね。この3人とお別れなんて寂しすぎる〜〜(><)
読了日:09月14日 著者:南国 ばなな


もっそれ (2) (Wings comics)もっそれ (2) (Wings comics)
ダメです!もう爆笑の連続で・・・は、腹が捩れる〜〜!!! 「公共の場で読む」△どころじゃありません。読み終えた頃には何故か全身筋肉痛です(笑)
読了日:09月14日 著者:南国 ばなな


もっそれ (Wings comics)もっそれ (Wings comics)
何この漫画!も〜突如として笑いの発作が襲ってくるので、とても人前では読めません!唯一まとも(?)に見えた千歳が・・・千歳が・・・可愛いんだけどなぁ。
読了日:09月14日 著者:南国 ばなな


グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)
はー…もう圧巻でした。前作とはまた別の面白さがありますね。極寒の収容所、ブダペスト・・・と目まぐるしく舞台が移り変わります。前作は騙し騙されの心理戦で終始暗澹たる雰囲気でしたが、今回は波乱万丈の冒険小説といったところでしょうか。復讐、裏切り、葛藤・・・様々な感情が渦巻き、一時も目が離せない展開です。これ、三部作なのね。早く続きが読みたいです!
読了日:09月14日 著者:トム・ロブ スミス


グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)
いやぁ〜面白い。面白すぎる!「チャイルド44」の事件から3年。抑圧する者とされる者の立場が逆転する。レオがどれだけ過去の行いを恥じ、悔い改めようとしても、何百人もの無実の人々を投獄したという事実は消えない。時代がそうさせたのだとしても、抑圧されてきた人々はレオが幸せになるのに我慢ならないでしょう・・・夫と子供の間で究極の選択を迫られるライーサ。こんな良い所で終わっちゃうんだもんなぁ。下巻に進みま〜す♪
読了日:09月10日 著者:トム・ロブ スミス


悪魔と詐欺師〈薬屋探偵妖綺談〉 (講談社文庫)悪魔と詐欺師〈薬屋探偵妖綺談〉 (講談社文庫)
このシリーズは相変わらずよく分からない・・・^^;それでもなんとなく読み続けてしまうのは、やっぱりキャラが可愛いからでしょうねぇ。でも、曲がりなりにもミステリーなんだから、もうちょっと納得の行く推理を見せて欲しいです。まぁ、温かい目で見ていきましょう・・・
読了日:09月07日 著者:高里 椎奈


獣の奏者 2 王獣編 (講談社文庫 う 59-2)獣の奏者 2 王獣編 (講談社文庫 う 59-2)
上橋さん、何て素晴しい作品を書いてくれちゃったんだ!自分の中では守り人以上のお気に入りとなりました。母を亡くした孤独な少女が、静かで聡い、どこか影のある女性に成長していくまで・・・たった2冊でビックリするほどの年月が流れているのですが、その時間の流れがとても自然で心地良い。大公と真王の確執に翻弄されながらも、毅然とした態度を保ち続けるエリンの姿に涙せずにはいられません。このタイミングで続編が読めるなんて嬉しすぎる〜〜!!
読了日:09月02日 著者:上橋 菜穂子

読書メーター



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今月のイチオシはなんといっても「もっそれ」でしょう〜balloon_59.gif
この漫画、いつもお世話になりまくってるお友達のさくらさんから教えてもらいました!

こんなに腹がよじれるほど笑ったのって、何年ぶりだろうってぐらい笑いました…
たぶん、小学生の頃読んだ「お父さんは心配症」以来?(笑)
爆笑しすぎて、次の日本気で全身筋肉痛です!!

可愛い顔しているけど、とにかく言葉を聞き間違える千歳。
黙ってればカッコイイのに、アホで女王様好きな羽田。
ハーフみたいな美形だけど、千歳が好きでたまらないホモの屋久島。

羽田のキャラがね、もうたまらないね…(笑)

アホでホモの3人組(アホモ)が繰り広げる、学園ギャグコメディってとこでしょうか。
BLネタはありますが、あくまでネタだけでBLではありませんよ〜

いやぁ、このテンションが好きな人にはホントもう、超超オススメですballoon_34.gif
こんな面白い漫画教えていただいて、さくらさんには感謝感謝ですー!!!


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余談……
つ、ついにドラクエ9クリアしました〜balloon_28.gif



レンジャーLv99 バトルマスターLv99 賢者Lv99 魔法使いLv99 です(笑)
ついでに盾スキル・博愛スキル・気合スキル・さとりスキルは全員100まで上げました!

はぁ…もうここまでくると敵が弱すぎてねぇ…みんな逃げてくのよね。
ラスボスも4ターンで倒しちゃいました。あっけないのぅ。

これから宝の地図やら、やってないクエストやらがあるから、まだ当分は楽しめそう。
でも、一応クリアしたってことで、読書ペースも少し戻せるかな〜balloon_133.gif



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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
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ほし まぁまぁ良い
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愛読コミックの新刊情報です☆

◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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