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This Archive : 2009年04月

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2009.04.30 *Thu*

梨沙「華鬼(2)」読みました♪




【華鬼(2)】梨沙rating_48.gif

響、四季子に襲われた翌日、神無は己の命を救ってくれた国一の生存を確認するため、庇護翼に気遣われながらも学校へと向かう。だが、国一の姿はそこになく、代わりに薄笑いを浮かべた四季子が彼女を待ち受けていた。動揺する神無の前にはさらに見知らぬ黒服の男が姿を現して…。

相変わらずウットリと見惚れてしまうカズキヨネさんのイラスト〜balloon_85.gif
この美麗なイラストが見たくて、本を買ってしまうと言っても過言ではありません…(笑)

今回は鬼頭の生家編です。
"鬼の花嫁"の刻印を刻まれた神無は、無意識のうちに鬼達を惑わせる色香を放つ。
花嫁は大切に守られるべき存在だけれど、鬼頭である華鬼は神無を疎ましく思っていて。

なんとも可哀相な神無ちゃん。。。 (イライラするけど、同情しちゃいます。笑) 
醜女、醜女と言われているけれど、イラストを見る限りはごく平凡な女の子だよねballoon_145.gif
でも鬼達は揃いも揃って美形、鬼の花嫁達も美女ばかり…ときたら、仕方ないんでしょうか。

美青年同盟2.gif

nanacoは自由奔放な美少年・水羽(表紙右下の金髪の子)がお気に入りだったんですが、、、
今回は若干、華鬼のほうに傾きかけております。…えっ、予想通りですか??(笑)

父親・忠尚との不和、そして華鬼が背負う"鬼頭"の名の重さ…
冷酷で残酷、優しさの欠片もなかった華鬼の印象が、少しずつ変わり始めました。
全く無意識のうちに神無を受け入れ始めているところに、思わずニヤリとしちゃいます。

華鬼を私怨で付けねらう響は、何故かどうしても嫌いになれませんballoon_89.gif
だってだって、、、子供の頃のエピソードを書くなんて、反則ですよねぇ。

★ ところで、この作家さんって主語が少なくないですか???
  よく「誰がこのセリフしゃべってるの??」と混乱するんですよね。そこが残念。 



 「華鬼」


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2009.04.29 *Wed*

たっぷり買ってきました。


至福の時です。.jpg

今日は読みたかった本をたっぷり買い込んできました〜balloon_85.gif
心なしか、ライオンのアスラン君と背比べしているような…。苦しそうな表情です。

point_20.gif 「いつもの朝に(上)(下)」(今邑彩)

point_20.gif 「99%の誘拐」(岡嶋二人)

point_20.gif 「僕僕先生」(仁木英之)

point_20.gif 「金春屋ゴメス 異人村阿片奇譚」(西條奈加)

point_20.gif 「海の底」(有川浩)

point_20.gif 「人格転移の殺人」(西澤保彦)

point_20.gif 「アルスラーン戦記5・6 征馬孤影・風塵乱舞」(田中芳樹)

point_20.gif 「闇に浮かぶ絵(上)(下)」(ロバート・ゴダード)

point_20.gif 「猿来たりなば」(エリザベス・フェラーズ)


期待大なのが、今邑彩さんの「いつもの朝に」。 (クマさんの表紙にやられました。笑) 
この作家さんの「よもつひらさか」という作品が本当に大好きで!!
今邑作品は絶版になっているものが多いのが残念でなりませんが、、、

あとは、「アルスラーン戦記」ですわね。
あまりに面白いので、勿体無くてチビチビと読み進めているところです…(笑)

今日買った以外にも欲しい本が沢山ありましたが、我慢です〜balloon_145.gif
吉野匠さんの「レイン」1巻も文庫化されていたなぁ。欲しい本リストに入れておこう。






2009.04.28 *Tue*

デュ・モーリア「レベッカ」読了しました〜☆


 

【レベッカ(上)(下)】デュ・モーリアrating_49.gif

ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た―この文学史に残る神秘的な一文で始まる、ゴシックロマンの金字塔、待望の新訳。海難事故で妻を亡くした貴族のマキシムに出会い、後妻に迎えられたわたし。だが彼の優雅な邸宅マンダレーには、美貌の先妻レベッカの存在感が色濃く遺されていた。彼女を慕う家政婦頭には敵意の視線を向けられ、わたしは不安と嫉妬に苛まれるようになり…。

ヒッチコックにより映画化された「レベッカ」の原作。
随分昔の作品ですが、新訳が出たので読んでみることに。 (装丁も可愛くなりましたね♪) 

nanacoはずぅ〜っと、勘違いしていたようですballoon_145.gif
この作品、非業の最期を遂げたレベッカが幽霊になって現れるお話だと思っていました。
でも、別の意味でゾクリと鳥肌が立つような…不思議な感覚の作品でした。

ありとあらゆる花が咲き乱れ、目を瞠るほど美しいマンダレーの屋敷。
「わたし」はマンダレーの主人マキシムに見初められ、後妻として迎えられることに。
ところがマンダレーには、水死した先妻レベッカの影があちこちに残されていて…。


003.gif


ロクな教養も社会経験もない20歳そこそこの小娘が、ある日突然貴族の妻に…?!
しかも、相手は財産もあり、端正な顔立ちをした非の打ち所のない穏和な男性ときたら。

世の中の女性誰もが羨むような玉の輿!! けれどそんな幸せは束の間で…balloon_89.gif

不調法で不器用で、何かにつけてヘマばかりする「わたし」。 (イライラします。笑) 
それに比べて、美貌の先妻レベッカはパーティーの主催、接待、何もかもが完璧だったという。
「わたし」はマキシムの愛が冷えていると感じ、不安と嫉妬に苛まれる。

海底からレベッカの水死体が見つかってからは、物語は一気に加速し始めます。
マキシムの告白により、徐々に明らかになるレベッカの人物像。そして隠された過去。
上巻とは打って変わって、サスペンス風の展開になるんですよね。

読了後に上巻の第一章を読むと、深い意味を持つことに気付かされますねぇballoon_59.gif
未読の方は是非是非。美しくも禍々しいマンダレーに魅了されること請け合いです!!


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2009.04.26 *Sun*

「バンテージ・ポイント」観ました♪




【バンテージ・ポイント】rating_48.gif

スペイン・サラマンカ、マヨール広場。国際テロ対策の首脳会議が開催される会場にて、アシュトン米大統領への狙撃事件が発生。事件の鍵を握る重要な目撃者は8人いたが、彼らが異なる地点・立場から見たものは違っていた―。現場にいたシークレット・サービスのトーマス・バーンズは、事件の裏に隠された真相をたった一人で追い始めるが…。

この作品、思っていた以上に面白かったです〜balloon_59.gif
終始目が離せないハラハラの展開で、あっという間の90分でした!!

すご〜く変わった手法なんですよね。
スペイン・マヨール広場での米大統領演説から、狙撃され爆発が起きるまで。
この短い時間を、その場に居合わせた様々な人物の視点から描かれているんです。

vantegepoint.jpg

怪しい!!と思えた人物でも、実際にその人の視点になってみると全く違っていたり。
逆に何も関係のないように見えた人物が、事件に深く関わっていたり。
二転三転する犯人像に、見事に振り回されてしまいました…balloon_145.gif

シークレット・サービス、一般人、警官…など合計8人の視点から描かれていますが、
徐々に、犯人像と事件の真相に近づいていく様が小気味良いですねぇ。

vantagepoint poster.jpg

一体誰を信じれば良いのか??
様々な人物の主観が入り混じるので、そう簡単には真相にたどり着けません(笑)

デニス・クエイド…もう結構歳だろうに、、、頑張っていましたねぇ。
「LOST」シリーズの主人公役だったマシュー・フォックスは相変わらず男前でした。
手に汗握る良質サスペンス&豪華キャストなので、これは一見の価値アリですよ〜balloon_28.gif


家族で楽しめる度:rating_48.gif
良質サスペンスに飢えている人に:rating_50.gif




2009.04.25 *Sat*

角田光代「さがしもの」読了しました☆




【さがしもの】角田光代rating_48.gif

「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。

「この本が、世界に存在することに」というタイトルを改題し文庫化されたもの。
うーん…改題しなくても良かったのになぁ…(笑)

本好きなら、絶対誰もが共感できるような本にまつわる短編集ですballoon_34.gif
角田さんの本に対する愛情が、ひしひしと伝わってくる作品ばかりですねぇ。
余計な装飾を一切削ぎ落としたような、真っ直ぐで綺麗な文章に好感が持てます。


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特に好みだったのは、、、

初めて売った古本に、何度も何度も運命的な再会を果たす「旅する本」
作家になった男性が、子供の頃の小さな書店の記憶に思いを馳せる「ミツザワ書店」
バレンタインにはチョコより本!! nanacoが妙に共感してしまった「初バレンタイン」

「本」と一言で言っても、新品の綺麗な本ではなくって、
持ち主の想いや記憶が沁みこんでいるような、古書にまつわるお話が多いですねballoon_133.gif

古い本の独特の匂いや、古本屋のお菓子のような甘い匂い…そんな描写が多くて、
この作家さんは視覚だけではなくて、嗅覚でも本を楽しんでいるんだな、と。

江國香織さん同様に、女性ならではの視点がとても的確で、
きっと、女性の本好きさんには特に共感できる部分が多いと思います〜balloon_85.gif


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2009.04.23 *Thu*

ポー「黒猫/モルグ街の殺人」読了しました♪




【黒猫/モルグ街の殺人】ポーrating_48.gif

推理小説が一般的になる半世紀も前に、不可能犯罪に挑戦する世界最初の探偵・デュパンを世に出した「モルグ街の殺人」。160年の時を経て、いまなお色褪せない映像的恐怖を描き出した「黒猫」。多才を謳われながら不遇のうちにその生涯を閉じた、ポーの魅力を堪能できる短編集。

恥ずかしながら、、、ポーの作品を本格的に読んだのはこれが初めてballoon_123.gif
現代の言葉で翻訳された「光文社古典新訳文庫」シリーズ。もう最高でっす!!(笑)

「黒猫」「アモンティリャードの樽」「早すぎた埋葬」「邪鬼」「モルグ街の殺人」…など、
合計8つの短編が収められています。

悪夢のような物語の数々。 (というか、寝る前に読んだら絶対悪夢を見ます。笑) 
現代のホラー小説と比べると、設定や物語の展開自体は特段怖いわけでもないはず。
なのに、この得体の知れない空恐ろしさや、後味の悪さは何なんでしょうね…。


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魔女の化身と言われている黒猫の復讐を描いた「黒猫」
生きたまま暗い土の中に埋葬されるという苦痛を味わった「早すぎた埋葬」
ある殺人事件を、天才的なひらめきを持って解決する探偵デュパンの「モルグ街の殺人」

個人的には、この3つが特に好みの作品でした〜balloon_34.gif

全体的に、罪の意識に苛まれて自滅していく形が多いですねぇ…。
この本の怖さは、人間の奥底にある悪意が形を取って目の前に現れる事かな。

★余談ですが…
「黒執事」の中でシエルが寝る前にポーを読んでいる場面があったような。
「坊ちゃん、寝る前にポーなんか読んでたら悪夢を見ますよ」とか言ってたような…(笑) 



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2009.04.21 *Tue*

恒川光太郎「草祭」読了しました☆




【草祭】恒川光太郎rating_48.gif

団地の奥から用水路をたどると、そこは見たこともない野原だった。「美奥」の町のどこかでは、異界への扉がひっそりと開く―。消えたクラスメイトを探す雄也、衝撃的な過去から逃げる加奈江…異界に触れた人びとの記憶に、奇蹟の物語が刻まれる。

デビュー作「夜市」でファンになった恒川さんの最新作。
去年の秋頃からずっと積読になっていましたが、やっとこさ読みました〜balloon_34.gif

幻想的な美しい装画を手がけているのは影山徹さん。
この方の絵は色々な所で見かけますが、一目で分かります。 (「旅のラゴス」も影山さんですね!!) 
恒川さんって、本当にイラストレーターさんに恵まれているなぁ…という気がしますねぇ。


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「美奥(びおく)」という不思議な町を舞台にした連作短編集ですballoon_71.gif
「けものはら」「屋根猩猩」「くさのゆめがたり」「天化の宿」「朝の朧町」5つの短編です。

それぞれに深い味わいがあるのですが、特に「くさのゆめがたり」は秀逸ですねぇballoon_91.gif
禁断の秘薬にまつわるお話なのですが、人の生死を左右する"オロチバナ"の妖しい魅力。
「美奥」という世界観は、この一篇に集約されているといっても過言ではないかも。

恒川作品に惹かれるのは、現実と異世界が1つの場所に同居しているから。
全くの異世界という訳ではなくて、"不思議"がトロリと現実に混ざり合っているから。
架空の世界なのに、どこか郷愁の念を抱かせる描写が、たまらなく好きです。。。

朝もやに覆われた野原や、人影のない恐ろしいまでに静かな町。
ぽっかりと空に浮かんだ満月に、じっと寄り添い合っている獣達…。

幻想的な恒川ワールドをたっぷりと堪能できた一冊でした〜balloon_28.gif


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2009.04.19 *Sun*

「ペギー・スー4 魔法にかけられた動物園」読了♪




【ペギー・スー4 魔法にかけられた動物園】セルジュ・ブリュソロrating_48.gif

ついに悪のお化けを滅ぼしたペギーは、砂の魔法をかけられた恋人セバスチャンを救うため、世界一きれいな水の街アクアリアにやってきた。しかしそこはまるで、奇妙な怪物たちの動物園。巨大な蛇、石を噴く宇宙クジラ、家を焼くドラゴン、生きた携帯電話…宇宙からやってきた彼らは、どうやら地球征服を狙っているらしい!?ペギーと相棒・青い犬の新たな対決がはじまる!待望の文庫第四弾。

な、なんてことだ…!!!balloon_125.gif
セバスチャンはイケメンのはずなのに、表紙のセバスの 陰気臭さ といったら!!
nanacoは物語の内容よりも、セバスチャンばかりに気をとられていました…(笑)

前作で、とうとうお化け (しかもかなり悪質)  を退治したペギー達。
世界一水の綺麗な街アクアリアにやってくるが、何故かその街は一変していて…。
家を焼くドラゴン、灰色人間、うじゃうじゃと現れる蛇、蛇、蛇…!!今回も波乱万丈です。


012.gif


前作までは、どちらかというとちょっぴりホラー風味のファンタジーだったのですが。
ドラゴンやETまでもが出現して、だんだんとSFチックな展開に…。
nanaco的には、背筋が薄ら寒くなるような怖さがあるほうが好みかも。

ほぼアクアリアから舞台が動かないので、若干盛り上がりに欠けるかなぁballoon_89.gif
でも、いつもながらにセルジュ・ブリュソロさんの発想力には感服してしまいます!!

灰色の煙でできた家々が立ち並ぶゴーストタウンや、灰色人間。
面白い物語を語って人々を虜にし、廃人同様にしてしまう奇怪な木。
そして、セバスチャンの聡明さと良い男っぷりにも、魅了されてしまいますねぇballoon_85.gif

純粋な水がないと形を留められず砂になってしまう、という呪いをかけられたセバスチャン。
彼の呪いは解くことができるのか?? 続きが気になるところです…balloon_59.gif


 1作目「魔法の瞳を持つ少女」    2作目「蜃気楼の国へ飛ぶ」
 3作目「幸福を運ぶ魔法の蝶」


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2009.04.18 *Sat*

乙一「小生物語」読みました☆




【小生物語】乙一rating_47.gif

多数の熱狂と興奮を喚んだ現代の「奇書」がついに文庫版で登場。希代のミステリー作家・乙一の波瀾万丈、奇々怪怪にして平穏無事な日常が独特の“ゆるゆる”な文体で綴られる。虚実入り交じった小説家の一六四日間をご堪能ください!文庫書き下ろし日記(三日分)付き。

「GOTH」なんていうグロい作品を書かれる乙一さんって、どんな人なんだ??
私生活が全く想像できない。どんな会話をしているのか、どんな友達がいるのか…

そう常々感じていたnanacoには、乙一さんの日常が垣間見れる嬉しい作品でした〜balloon_28.gif
「○月○日、…をした。」というように日記形式に綴られているので、気軽に読めます。
ハイ、この作家さんは日記まで凄まじかったです(笑)

作家なのに活字離れしている…ゲーム&漫喫のぐぅたら三昧。
リサイクルショップで買ったソファに、何故か幽霊の少年がいたり…と、
どこからどこまでが現実なのか虚構なのか分からない、なんとも乙一さんらしい日記。

「プルい!」には本気で笑いました…。 (未読の方、164ページを立ち読みしてください。笑) 

読みながらどうにもこうにも顔がニヤついてしまい、
いつものようにバスの一番後ろの席で怪しい人になってしまいましたよぅ。

乙一さん好きな方には、是非オススメしたいですねぇ〜balloon_133.gif


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2009.04.16 *Thu*

「モンテ・クリスト-巌窟王-」観ました〜♪




【モンテ・クリスト-巌窟王-】rating_49.gif

無実の罪で牢獄へと送り込まれた船乗りが、婚約者の愛を取り戻し、自分を陥れた者たちへの復讐を果たすために、“モンテ・クリスト伯”となってパリの社交界へと乗り込んで行く…。アレクサンドル・デュマ原作の「巌窟王」を映画化したアクション・アドベンチャー。

アレクサンドル・デュマの「巌窟王」はあまりにも有名。
nanacoも子供の頃少年少女文学で読んでいたので、とても馴染みが深い作品です〜balloon_34.gif

無実の罪で孤島の牢獄へと送り込まれ、日々拷問を受けるエドモン。
彼は、自分をはめた人物が幼なじみのフェルナンである事を知り、復讐を胸に脱獄。
エドモンは"モンテ・クリスト伯"として、社交界に華々しくデビューするが…。

monte cristo2.jpg

エドモン役のジム・カヴィーゼル、最初はミスキャストかと思ってたんですが、、、
伯爵になってからのエドモンは、とにかくものすごい男前なんですよねぇballoon_85.gif
自分の婚約者を奪われ、人生を奪われ、復讐に燃える姿がなんとも素敵です…(笑)

いくら年月が経ったとはいえ、その人の顔や声が変わるわけでもないのに、
当時の婚約者以外、誰一人として"モンテ・クリスト伯"の正体に気付かないもんかねぇballoon_145.gif

裕福な暮らしをしながらも、美しい婚約者のいるエドモンを妬んだフェルナン。
親友の婚約者を手に入れておきながら、いざ結婚したら浮気し放題!!
コイツがあまりにも卑怯なヤツでねぇ…。勧善懲悪の展開がせいせいしますわ。

monte cristo.jpg

牢の中での生活は、想像を絶するほど凄まじかったものの、
同じく囚われの身だった司祭との出会いが、なんとも心温まるものでした。。。

全く学のなかったエドモンに字を教え、剣術を教え…
「復讐は何も生み出さない」と、なんとかエドモンに伝えようとする場面がとても好き。
……復讐、しちゃったけどね(笑)


家族で楽しめる度:rating_46.gif (たまにきわどい場面も…笑) 
名作文学が好きな人に:rating_50.gif




2009.04.14 *Tue*

北山猛邦「瑠璃城殺人事件」読了しました♪




【「瑠璃城」殺人事件】北山猛邦rating_49.gif

1989年、日本。1243年、フランス。1916年、ドイツ―時代と国を超えて繰り返される密室殺人。図書館で胸を貫かれた女性、城から忽然と消えた6人の騎士、戦地で消えた4人の遺体。それらに隠れた、ある男女の恋の運命。不可能犯罪も輪廻転生したのか?切ない思いと仰天トリックが全編彩る本格ミステリ。

城シリーズ2作目です〜balloon_34.gif
シリーズとは言っても登場人物や世界設定は異なるので、全く別の作品ですね。

前作「クロック城殺人事件」は、いまひとつ物足りない気がしたのですが、
今回は中世ヨーロッパ、忽然と消えた遺体、そして輪廻転生して生まれ変わる男女…
nanacoの大好きな要素がたっぷりと詰め込まれていたので、前作以上に楽しめましたballoon_75.gif

1989年、日本最果ての図書館。図書館内の密室殺人の謎。
1243年、フランス「瑠璃城」。6人の首なし騎士の死体の謎。
1916年、ドイツ×フランス前線。塹壕内で消えた4つの死体の謎。

複雑に絡み合う3つの時代。輪廻転生して生まれ変わる恋人マリィとレイン。
国と時代を超えて生まれ変わる2人は、何故いつも殺し合わねばならないのか…??


036.gif


すごく好きですねぇ、こういう輪廻転生ものballoon_123.gif
SFミステリとでも言うんでしょうか…。通常のミステリでは有り得ないような要素が沢山です。

本格ミステリが読みたいと思う方には、受け付けられないかもしれませんねぇballoon_89.gif
輪廻転生が根底にあるのを理解していないと、とてもこのトリックは解けないんですもの…。
複雑です。複雑すぎます。それでもこの世界はすごい好きだー!!!

1つ1つのトリックが素晴しいです。
特に「最果ての図書館」での密室殺人。よくこんなの考えたなぁ…。
図解が載せられているので、一目瞭然。このトリックは完全に消化できました。

今回は前作のように殺伐とした雰囲気ではなくって、
マリィとレインの恋愛要素が盛り込まれていたのも、好みだったのかもしれませんねぇballoon_85.gif
しかも城主の娘と騎士だからね!! もうnanacoのツボ完全に抑えてますよ…(笑)


 「クロック城殺人事件」


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2009.04.13 *Mon*

天堂里砂「紺碧のサリフィーラ」読了です♪




【紺碧のサリフィーラ】天堂里砂rating_47.gif

海神の怒りに触れて海中に没し、12年に一度、姿を現すといわれる幻の島シェイン―彼の地を求め、訳ありの青年サリフは船を探していた。なんとか潜り込んだのは、そんな島は存在しないと嘯く、不遜な男ワディムが率いる商船“花の乙女”号。しかし、なぜか海軍が執拗にサリフを追いかけてきて…。紺碧の海を舞台に繰り広げられる冒険譚、登場!第4回C・NOVELS大賞特別賞受賞作。

ブログのお友達茨木月季さんに紹介していただきましたballoon_28.gif (月季さん、ありがとうございます♪) 

倉花千夏さんのイラストが美しくて、うっとりとしてしまいます。
この物語の雰囲気にもピッタリだし、なにより主人公のサリフが美青年…(笑)
結局ソレかい!!って、ツッコまないでくださいねぇballoon_145.gif

12年に一度だけ現れるという幻の島シェイン。
シェイン行きの船を探していた訳ありの青年サリフは、"花の乙女"号に便乗させて貰うことに。
何故海軍はサリフを執拗に追ってくるのか?? 海の底に沈んだ島シェインの謎とは…??

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この作品の舞台となる世界が、とっても魅力的ですねぇballoon_59.gif

海神の怒りに触れて海の底に沈んだシェインの伝説は、とっても幻想的だし、
サリフの全身に入れ墨のように描かれている花の模様とは…??という謎もすごく面白い。

でも、なんだかサリフも、"花の乙女"号の船長ワディムも、キャラが薄いような気がballoon_89.gif
もっと2人の関係を親密に描いても良かったんじゃないかな〜??と。 (変な意味じゃなくてね…笑) 
サリフの容姿が完璧に近い分、もっと性格を大雑把にしたら親近感が湧いたのかも。

幼い頃のサリフのエピソードも、さらに掘り下げて書いて欲しかったですねぇ…。
ちょっと不満が残ってしまうのも、この世界がものすごく魅力的だったからなんですけどね。

サリフには全身に花の模様があるのに、何で顔にはないんだろう??
…と、余計なところばかり気になってしまいましたよぅ(笑)


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2009.04.12 *Sun*

「グイン・サーガ126巻 黒衣の女王」読了です♪




【グイン・サーガ126巻 黒衣の女王】栗本薫rating_50.gif

巡礼団全滅という惨事は、ヨナにとって信仰を揺るがすほどの大きな出来事だった。しかしヨナは、任務を続行することにし、スカールら騎馬の民に守られながらヤガを目指す。実はスカールも、戦うミロク教徒の出現に危機感を抱いてヤガ潜入を画策しており、それに際してヨナの力を借りる代わりに彼の護衛を申し出たのだった。一方、イシュトヴァーンは、カメロンの苦悩などおかまいなしに、勝手にパロへと出立してしまった。

楽しみにしていたグイン新刊です〜balloon_85.gif

125巻が「七人の魔道師」に続く?!というところで終わったので、
今回はサイロン編になるのかな〜??と思っていましたが、イシュトの求婚編でした(笑)

若干ネタバレしている部分もあるので、未読の方はご注意くださいね!!


003.gif


このシリーズを今まで読んできた中で、一番nanacoが好きだったのは、、、
なんといってもイシュトとリンダが、蜃気楼の幻の中で将来を誓い合う部分。

3年待ってくれ。必ず王になって戻ってくる。リンダ、その時お前は王妃だ!!

…みたいな、何ともロマンチックな約束をしたんですが。
見事にイシュトは王になったよ。他の国を乗っ取るといういささか強引なやり方だけど。
ずっとnanacoはこの瞬間を夢見ていたけど、なんだか期待していた展開と違うんだよなぁballoon_145.gif

今更くっつくには、今の2人はあまりにも責任が重過ぎる。
ゴーラとパロ、粗野と洗練。略奪する者とされる者。まるで対極にあるようなもんですしね。

リンダは煮え切らない態度だけど、久々に彼女の素顔が垣間見えた感じです。
イシュトの突然の来訪にそわそわして、何度も鏡を確認したり、服選びに迷ったり。
そうだよなぁ。未亡人とはいえまだ22歳だったなぁ…balloon_89.gif

ナリス様の事を考えると、なんだか複雑な気持ちです。

結局イシュトとリンダはどうなるんだー!!!
でも、美青年と美女の子供だったら、さぞや可愛い子が生まれるんだろうなぁ(笑)
で、世の中はいずれ彼らの子供と、スーティと、ドリアンの戦いになったりして。

うぅっ…恐ろしや。


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2009.04.11 *Sat*

上田早夕里「魚舟・獣舟」読了しました♪




【魚舟・獣舟】上田早夕里rating_49.gif

現代社会崩壊後、陸地の大半が水没した未来世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題作。寄生茸に体を食い尽くされる奇病が、日本全土を覆おうとしていた。しかも寄生された生物は、ただ死ぬだけではないのだ。戦慄の展開に息を呑む「くさびらの道」。書下ろし中編を含む全六編を収録する。

ブログのお友達日向永遠さんから教えていただきました〜balloon_59.gif (日向永遠さん、ありがとうございます!!) 

すごい作品でした。まるで日本のSF小説じゃないみたい。
6つの短編が収められていますが、どれも奇想天外な発想で度肝を抜かれました…。
特に、nanacoは表題作「魚舟・獣舟」「くさびらの道」「小鳥の墓」が好みでしたballoon_85.gif


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point_20.gif 「魚舟・獣舟」

舞台は、陸地の大半が水没した未来世界。
たった30ページ程の短い作品にもかかわらず、この圧倒的な存在感はなんだろう。

"魚舟""獣舟"という異形の生き物、そしてその生き物に密接に結びついている人間達。
もはや依存関係としか表現しようのない結びつきが、とても痛々しい…balloon_89.gif
ネタバレになるので多くは語れませんが、この世界観は凄いです。

いずれ、この作品と同じ設定の長編が書かれる予定とのこと。
これだけで終わるのは勿体ないと思っていたので、すんごく嬉しいですー!!


point_20.gif 「くさびらの道」

日本中で、身体を茸に食い尽くされる…という謎の奇病が蔓延する。
寄生茸は毒素を放出し、人々に既に死んだはずの家族や恋人の幻覚を見せるという。

毒素に覆われ、崩壊し打ち捨てられた町。
「助けて…助けて…」と、人々を惑わす幽霊達の叫び。。。
一見ホラーっぽい題材ですが、残された者達の苦悩と悲しみが怖さを和らげています。


point_20.gif 「小鳥の墓」

短編…というより、これはもう中編だよね〜balloon_38.gif
実は、この作品を読んで真っ先にあさのあつこさんの「NO6」を思い出しました。

ダブルE区は誰もが住みたいと願うクリーンな理想都市。
一見理想郷のように見えるが、裏で徹底的に管理・規制された社会。
そして<外>の町は、暴力や犯罪が日常茶飯事の、ダブルE区とは正反対の荒廃した町。

自分の置かれた環境に違和感を感じているエリート少年と、社会に反抗する不良少年。
まるで「NO6」の紫苑クンとネズミみたいじゃない。

この作品、作者のデビュー作「火星ダーク・バラード」の前日譚とのことで。
「火星…」のほうも文庫化されているので、是非読んでみたいです〜balloon_34.gif

  装丁も綺麗だよね♪ 


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レビューが長くなってしまいましたね…(汗)
上で紹介した以外の作品も、それぞれに突飛な発想で面白かったです。
上田早夕里さん、これから要チェックの作家さんですねぇballoon_75.gif

それにしても「火星ダーク・バラード」………
文庫なのに1000円もするんですか。高いぞー!!!


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2009.04.09 *Thu*

最近読んだマンガです〜♪




「あまつき」9巻(高山しのぶ)

最新刊!!! 待ってましたよ〜〜balloon_28.gif
今回は、妖怪退治専門組織の陰陽寮の過去についてがメイン。
陰陽寮の人物は謎ばかりだな…。何故佐々木さんが目を失ったのかも明らかに。

現代編も、ようやく何か進展がありそうな予感です。
でもそれが江戸へのタイムスリップ(??)へと、どう結びつくのか…。
今回は、梵天の出番が全くといっていいほどなかったのが切ないですぅballoon_73.gif

次の巻では、10巻限定版付録小冊子がつくみたい。
読者アンケートの、好きなキャラクター1位…誰になるんだろうなぁ。梵天??

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「FAIRY TAIL」14巻(真島ヒロ)

街中にしかけられた罠によって、仲間と闘うはめになったFAIRY TAIL。

まぁ、、、予想していた展開ですね(笑)
最近はなんだか新鮮さが薄れてきていると感じるのは、nanacoだけでしょうか〜balloon_145.gif
ほぼコスプレマンガになってきているような気も…。

ロキが復活してきたのは嬉しかったです。

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「真空融接・春」(びっけ)

先日ハマった「真空融接」の続編が出ました〜balloon_85.gif

全寮制の学校で暮らすラエルとアレクシ。
彼らは唇を通して力の受け渡しをする「供給者」と「補給者」という関係。

やっぱりこのマンガ、すごく好きですねぇ。
今回はラエルとアレクシの小さい頃が可愛かったー!!!
アレクシパパのパートナー・ジルと、小さいアレクシの林檎のエピソードが好き。

描き下ろし30Pは、身分差のある男女のパートナーのお話。
パートナーは恋人とは違うんだけど、それでも嫉妬してしまう気持ちが愛しい。

014.gif



「あめのちはれ」1巻(びっけ)

またまたびっけさんの新作。
名門男子校に入学した葉月・冬馬・悠介・淳太・円の6人。

入学式は珍しく春の嵐に見舞われ、激しい雷が落ちた時、、、
なんと6人全員が女子の身体に変化していた!! というなんとも突飛な作品。
もともとはみんな美少年だったから、女子になっても美少女になるのね…(笑)

それ以来、雨の日は女子、晴れの日は男子になるという現象が起こることに。
スカートを履いている間に男子に戻ってしまうのは、恐ろしいね。




2009.04.08 *Wed*

「冷たい密室と博士たち」森博嗣


冷たい密室と博士たち
著者:森博嗣
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが…。究極の森ミステリィ第2弾。



「すべてがFになる」に続くS&Mシリーズ2作目ですきもち

良くも悪くもオーソドックスな手法なので、万人受けはしそうだけれど若干物足りないかな。
前作は、美貌の天才プログラマ&四肢切断死体…という衝撃的な設定だったのですが。
それに比べると、やっぱりインパクトに欠けてしまいますねぇかお

大学助教授・犀川と、彼の生徒である萌絵。 (密かに犀川先生に想いを寄せている…) 
二人は、犀川の親友・喜多の誘いで低温度実験室を見学していたが、
その夜に、密閉された実験室の中で男女の大学院生が死体となって発見される…。


ライン



「すべてがF…」の真賀田四季博士は、喜怒哀楽といった感情とはおよそ無縁でしたが、
今回の登場人物は、何て言ったらいいのかな…。とても人間臭いというのかなぁ。
だからこそ殺人の動機も手に取るように分かるし、すごく哀しくもある。

今回も、文系の私には「???」という理数系薀蓄のオンパレードですが(笑)
まぁこのあたりはトリックには関係ないので、問題ない……と思います。多分。

それにしても、、、やっぱりお嬢様学生の萌絵の人物像がぼやけているなぁ。
確か複雑な計算も瞬時に解けたはずだし、推理力も本物だとは思うんですけどね。
どうしてもキャラがつかめないんだよなぁ。


<S&Mシリーズ>
すべてがFになる



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2009.04.07 *Tue*

「1408号室」観ました〜♪




【1408号室】rating_47.gif

娘を亡くし、頑なに現実しか信じられなくなったオカルト作家マイク・エンズリンの元に、ある日、ニューヨークのドルフィンホテルから一通の葉書が届く。そこには、「絶対に1408号室に入ってはいけない」と書かれてあった。その後、彼は"1408号室に宿泊した56人の客が全員一時間以内に死亡した"という驚愕の事実を知る。オリン支配人の執拗なまでの忠告を無視し、遂にマイクは1408号室の扉を開けた。そして?

先日読んだキングの「幸運の25セント硬貨」に収録されている「1408号室」。
個人的にすごく好きな作品だったので、DVD化されるのを楽しみにしていました〜balloon_34.gif

スティーヴン・キング映画史上No.1大ヒット、とのことだったけれど、
明らかに「ミスト」「グリーンマイル」「シャイニング」には劣りますねぇ。。。
それでも主演ジョン・キューザックの迫真の演技には目を見張るものがありました!!

1408.jpg

この作品、ほぼホテルの一室(1408号室)で完結しています。
…にもかかわらず、ある意味ものすごくスケールが大きいんですよね。

何十人もの客がその部屋で「全員1時間以内に死んだ」といういわくつきの部屋balloon_89.gif
主人公マイクの前に、理解を超えた超常現象が次々と襲い掛かります…。
突然時計がカウントダウンを始めたり、音楽が大音量で鳴り始めたり、死んだ娘の姿が見えたり。

当然の事ながら、ドアも開かない、電話も通じない。
まるで部屋全体が悪意の塊であるかのように、徐々に歪み始めて…balloon_59.gif

1408 poster.jpg

原作とはところどころ異なる部分がありましたが、なかなかの出来でしたballoon_37.gif

でもキングの作品って、大抵映像化すると怖さが半減しちゃうのよね…。
きっと文章でしか表現できない怖さがあるんだろうなぁ。
「世の中には理解できない事もあるんだ」と片付けられる人にはオススメです〜balloon_133.gif


一人で楽しめる度:rating_48.gif (是非部屋を暗くしてどうぞ) 
家族で楽しめる度:rating_42.gif (間違いなく家族向きではないです。笑) 




2009.04.06 *Mon*

三浦しをん「月魚」読みました♪




【月魚】三浦しをんrating_50.gif

古書店『無窮堂』の若き当主、真志喜とその友人で同じ業界に身を置く瀬名垣。二人は幼い頃から、密かな罪の意識をずっと共有してきた―。瀬名垣の父親は「せどり屋」とよばれる古書界の嫌われ者だったが、その才能を見抜いた真志喜の祖父に目をかけられたことで、幼い二人は兄弟のように育ったのだ。しかし、ある夏の午後起きた事件によって、二人の関係は大きく変っていき…。透明な硝子の文体に包まれた濃密な感情。月光の中で一瞬魅せる、魚の跳躍のようなきらめきを映し出した物語。

初・三浦しをん作品です〜balloon_34.gif
この作家さんは、エッセイが面白いと聞いてずっと気になっていたんですよね。

いやぁ、すごくすごく良かったです!!
"耽美的"という言葉が、これほどしっくりくる小説はないでしょうねぇ。
どこまでも透き通っていて、時折匂い立つような妖艶さを秘めた文章がとにかく好きballoon_123.gif

古書店「無窮堂」の若き当主・真志喜(ましき)と、幼なじみの瀬名垣。
彼らは幼い頃から兄弟のように仲良く育ったが、ある夏の日の出来事によって関係は一変。
あの日、一体何が起こったのか?? 二人が心に秘めたものとは…??


003.gif


罪を背負ったまま、人を愛することができるのか??
「幼さゆえの過ち」と一言で片付けるには、あまりにも重たすぎる夏の日の事件。
お互いを想うあまりに溝が深まっていくのが、読んでいてとても痛々しかったです…balloon_89.gif

「水底の魚」「水に沈んだ私の村」「名前のないもの」が収録されていますが、
特に好みだったのは、学生時代の真志喜と瀬名垣の関係を描いた「水に沈んだ私の村」。
どこか切なげな雰囲気が漂う夏の夜。長く光の尾を引いて輝く花火。

登場人物がそれぞれ心に秘めた想いや、消えることのない罪悪感。。。
そんな心情が透明感のある描写と相まって、どこか危うげな雰囲気を醸しだしてますねぇballoon_59.gif

それにしても…この真志喜と瀬名垣、本当にギリギリの関係なのよね…(笑)
nanacoは瀬名垣同様に、着流し姿の真志喜にやられました!!!

そういや、なんとなく村上春樹さんの「ノルウェイの森」に雰囲気が似てる。
当時中学生だったnanacoは、「もう絶対村上作品は読まないー!!」なんて思ってたんだけど、
今読んだらまた違うかな?? ようやく大人になったってことかしら…balloon_145.gif


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2009.04.04 *Sat*

春物買ってきました!!!


北海道もやっとこさ雪がなくなってきたので……
そろそろ衣替えをしようと、新しい服&靴をGETしてきましたballoon_85.gif

一応、仕事用なのでシンプルなものを選びました。

まずはINEDのカーディガン2枚。

シンプルで。.jpg

↑ベージュの透かし編みカーデ。
こういう色は、着まわししやすくて良いですねぇ。
ボトムスによっては地味になりがちなので、なるべく赤や緑の派手色と合わせます。。。

たまには鮮やかなのも。.jpg

↑黄色というべきか黄緑というべきか…。
とっても発色の良い色なので、1枚で春らしく着られそうです〜balloon_133.gif

意外と合わせづらいんです….jpg

↑こちらはターコイズブルーのブラウス。
可愛い〜!!!と、一目惚れしたんだけど、、、意外と合わせづらいんですよね(汗)
ぬぬぬ……衝動買いのクセを直さなくてはballoon_89.gif

春カラー.jpg

↑ピンクとホワイトのパンプス。


札幌はまだまだ寒いですが、せめてカラーだけでも暖かくしたいですねぇ。





2009.04.02 *Thu*

アゴタ・クリストフ「第三の嘘」読了です〜♪


第三の嘘.jpg

【第三の嘘】アゴタ・クリストフrating_50.gif

ベルリンの壁の崩壊後、双子の一人が何十年ぶりかに、子供の頃の思い出の小さな町に戻ってきた。彼は少年時代を思い返しながら、町をさまよい、ずっと以前に別れたままの兄弟をさがし求める。双子の兄弟がついに再開を果たしたとき、明かされる真実と嘘とは?「悪童日記」と「ふたりの証拠」で全世界の読書界に衝撃と感動を与えたアゴタ・クリストフの連作は、本書をもって完結し、奇跡の三部作の全構造が明らかになる。

「悪童日記」「ふたりの証拠」に続く3作目。これで完結です〜balloon_59.gif

前作を読んだのが去年の秋ごろだったので、大分間が空いてしまいましたが、、、
このシリーズはあまりにもインパクトが大きいので、読んだ時の記憶が鮮明なんです…(笑)

"子供"というにはあまりにも賢く美しい容姿を持つ双子、リュカとクラウス。
リュカは国に留まり、クラウスは地雷の埋まった国境を越えて、離れ離れになった二人。
「ふたりの証拠」では、国に留まったリュカの事が綴られていたはずなのですが。。。

……???? あれ???
久しぶりに故国に戻ってきたのは何故かリュカになってる。クラウスじゃないの??
沢山の疑問符を頭に抱え込んだまま、久しぶりのこのシリーズを読み始めました…balloon_89.gif


001.gif


今まで自分が信じ込んでいた土台が、見事にひっくり返されました!!

リュカ(LUCAS)クラウス(CLAUS)の名前がアナグラムになっているので、
前作では、双子の片方は存在しないんだろうなぁ、なんて安易に考えていたのですが。。。
まんまと作者にミスリードされちゃいましたねぇballoon_145.gif

めまぐるしく入れ替わる視点、二転三転する展開。
読めば読むほど現実と虚構が入り乱れて、頭が混乱しそうになりましたが、
読み終えて納得。全て作者が意図的にそういう構成にしていたのですねぇ。脱帽ですballoon_91.gif

作者自身、ハンガリー動乱の折りに西側に亡命している方なので、
この物語に登場するリュカとクラウスに、ご自身を投影されていたのね。深いなぁ…。
戦時下の食料不足も、地雷原の凄まじい描写も、人心の荒廃も、妙にリアリティがあります。

こんなレビューじゃ、ちっとも分からないですよねぇ…(笑)スンマセン。
とにかく"衝撃的"という言葉以外見つかりません!!


 「悪童日記」               「ふたりの証拠」


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2009.04.01 *Wed*

樹なつみ「花咲ける青少年」愛蔵版♪


花咲ける青少年.jpg

樹なつみ「花咲ける青少年」愛蔵版(全6巻)

か、買っちゃいましたぁぁ〜〜balloon_127.gif
随分昔の作品ですが、来月から始まるアニメ化に合わせて愛蔵版が出版されたみたい。

世界的大企業バーンズワース財閥の会長ハリー。
彼は、大切に育て上げた一人娘・花鹿(かじか)に、あるゲームを持ちかける。

それは、花鹿の夫探しゲーム。
ハリー自ら選り抜いた、強烈な個性と魅力を持つ3人の美青年達。
気軽に始めたゲームが、やがて一国の王位継承をめぐる争いに発展して…。

003.gif

今まで色々なマンガを読んできましたけど……
倣立人(ファン・リーレン)!!! nanacoはこの人以上に色気のある男性を見たことがありませんballoon_28.gif
ちなみに立人は4巻&6巻の表紙の人。 (どこまでも黒髪美青年に弱いんだよなぁ。笑) 

立人は華僑財閥・倣(ファン)家の総帥。
幼い頃から英才教育を受けた超優秀&冷静沈着な人物だけど、夫候補ではないの。
花鹿をひそかに想っていて、彼女の夫探しゲームにいつも悶々と悩む図がたまらない(笑)

美青年同盟2.gif

このマンガ、単なる恋愛物語じゃなくって、
政治的陰謀や、巨大企業同士のかけひき、そして一国の王位継承権まで絡んでくるのが凄い。
王子様まで花鹿の夫候補になってくるもんだから、スケールが大きすぎー!!!

ストーリーが骨太な上に、とにかく美青年ばかり…。
もう、イケメンという言葉では軽すぎる。い、色気がありすぎますぅ〜……。

「花咲ける青少年」公式サイト 4月5日スタートですballoon_34.gif


     




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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
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ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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