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This Archive : 2008年05月

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2008.05.30 *Fri*

「蒲公英草紙 常野物語」恩田陸


蒲公英草紙 常野物語
著者:恩田陸
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未知を予知するちから……、不思議な能力を持つという常野一族。槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。今を懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。



大好きな「常野物語」シリーズ2作目が文庫化されました!

たんぽぽそうし。なんとも素敵な言葉の響きですよねきもち
文庫版の一面に描かれた可愛らしいたんぽぽの表紙が、とても気に入っています。

今回の舞台は第二次世界大戦前の日本の田舎の農村。
まるで絵に描いたかのように、穏やかで人と人との結びつきが強い古き良き時代。
人間関係が希薄な現代と比べると、人々の温かさと実直さがちょっぴりこそばゆかったです(笑)

そんな穏やかな時代に生きた、ある1人の少女の日記「蒲公英草紙」こもの

彼女の語り口が穏やかで、どこか気品が感じられるからなんでしょうか?
読み終えた後には、ただただ心の奥底から温かさを感じましたかお


ライン


「常野物語」というからには、もちろんある種の超能力を持った常野の人々が登場します。
いつの時代もふらりとやってきては、自然と人々に馴染み、突然ふらりと去ってしまう漂泊の民。

今回スポットを当てているのは、前作「光の帝国」でも登場した春田一族。

この春田一族の能力は、他人の人生を丸ごと記憶として"しまう"こと。
3作目「エンド・ゲーム」の拝島一族の"裏返す""裏返される"ってのもスリルがあったけど…

もし自分が能力を持つなら、春田一族の"しまう"能力のほうがいいなぁ(笑)


目立たないのに、いつも無意識のうちに人々に温かさと優しさを残していく、不思議な一族。
このところしょげていた私の心にも、小さな温かさを残していきましたかおきもち


<常野物語シリーズ>
光の帝国
蒲公英草紙
エンド・ゲーム



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2008.05.28 *Wed*

「図書館革命」有川浩


図書館革命
著者:有川浩
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
正化三十三年十二月十四日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入、そして…。極上のエンターテインメント『図書館戦争』シリーズ、堂々の完結編。



「図書館戦争」シリーズ、とうとう完結です~きもち

今までどちらかというと苦手意識があった作家さん。(きっと「塩の街」のせいね…笑)
でもこのシリーズを読んで、一気に有川さんのファンになってしまいましたよ!


ある日突然起きた原発テロ。
日本中を震撼させたそのテロのやり口は、ある人気作家の作品に酷似していた。
作家の表現の自由を奪おうとする良化委員会に対抗して、図書隊は自由を守ろうとするが…

「図書館革命」というタイトルに相応しい怒涛の展開です。
今回も非常に重いテーマですが、それを感じさせずサラリと描いてくれるのが凄い所。

辻村深月さんの「スロウハイツの神様」でも同じことを感じたんだけど、、、
ある作品を模倣した殺人やテロ。この作品を創り出した作家は果たして罪に問われるのか??
ホントに難しいテーマ。こんな事件が実際に日本で起こったら物議を醸しそうだわ…。


1巻目ではヘマばかりして常に怒られていた郁も、ここまでくると随分と成長しました。
やっと堂上と対等に向き合えるようになった、という感じかな~かお

この巻は「ベタ甘」との噂があったんですが、個人的にはもっと甘さが欲しい!
何しろ2人ともバリバリの体育系だからね、どことなくムードが足りないのよね(笑)

恋愛面の不完全燃焼は「別冊図書館戦争1」で満足することにしましょきもち


<図書館戦争シリーズ>
図書館戦争
図書館内乱
図書館危機


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2008.05.21 *Wed*

「デルフィニア戦記 放浪の戦士(2)」茅田砂胡


デルフィニア戦記 放浪の戦士(2)
著者:茅田砂胡
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
卑劣な陰謀によって偽王の濡れ衣を着せられ逃亡する男・ウォル。異世界から落ちてきた少女・リィ。孤独な魂の邂逅からはじまった旅に志を同じくする仲間たちが結集、国王軍が結成された。だが、首都コーラルを目指し進軍する彼らを待ち受けるのは、敵の大軍と悪辣な罠なのだ―。



デルフィニア戦記やっぱり面白いなぁかお
もうこれはドラクエとかファイアーエムブレムとか、ゲームの世界ですネ(笑)

ポンポンとテンポ良く話が進んでいくので、読んでいてとても小気味良いッ!
思いっきり勧善懲悪の世界だけど、こういう単純明快なストーリーも良いなぁと思うのです。

国を追われた王ウォルと、異世界からきた美少女リィ。
2人は一旦ラモナ騎士団を離れて、デルフィニアの首都コーラルへ向かうことに。

この巻で登場したウォルの幼馴染イヴンが良いキャラしてますきもち
山賊の副頭目にしておくには惜しいぐらいの端正な顔立ちと金褐色の肌。それに黒一色の衣装。
「グイン・サーガ」の黒太子スカールを彷彿とさせるような。。。

このシリーズも「彩雲国物語」と同じで、美男子が多いのは嬉しい限り(笑)

リィの超人的な能力も相変わらずです。
黒主と呼ばれ畏れ敬われてきた馬をいとも簡単に手懐け、難攻不落の城壁を易々と飛び越える。
果たして、この少女に体力の限界はあるんだろうか??


<デルフィニア戦記シリーズ>
デルフィニア戦記 放浪の戦士(1)



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2008.05.18 *Sun*

「闇の展覧会 霧」アンソロジー(カービー・マッコリー編)


闇の展覧会 霧
著者:アンソロジー(カービー・マッコリー編)
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
人は理性の許容範囲を越えた出来事に直面したとき、どのように行動するのか?突如、身の毛もよだつ奇怪な生き物が跳梁をはじめたメイン州のある田舎町。住み慣れた町が異形の世界へと変化したとき人々は…本アンソロジー最大のボリュームで描くスティーヴン・キングをはじめ、デニス・エチスン、リサ・タトルらの名匠が築き上げる、おぞましくも魅惑的な異形のモニュメント。恐怖に痺れること必至の五篇の物語を収録。



スティーヴン・キングの「霧」が読みたくて購入しました!
先週から「ミスト」というタイトルで映画公開されているみたいですね。

キングの作品を読むのは久しぶりだったんですが、、、いやぁ~怖くて面白いですね。
中編で終わらせるのが勿体ないぐらいでしたきもち

嵐の後、突如街を覆い始めた深い、深い霧。
たまたまスーパーマーケットに買い物に来ていた主人公と幼い息子は、外の異常さに気付く。
むせかえるような濃い霧の中を、想像を絶するような異様な生き物が跋扈している。

得体の知れない生き物が店の外に待ち構えている恐怖。
太陽の光をも覆いつくしてしまうほどの、深い霧。

こう、じわじわ~っと恐怖が来るんですよねぇ。
相手の正体が見えないっていうのは、こんなにも人間を追い詰めるものなのねかお

そんな八方塞がりの状況下で、追い詰められた人々が取った行動とは。。。

ライン


本作はキングの作品の他にも、4つの短編が収録されています。

「遅番」デニス・エチスン
「石の育つ場所」リサ・タトル
「昼、梟の鳴くところ」マンリイ・W・ウェルマン
「三六年の最高水位点」デイヴィス・グラッブ



「石の育つ場所」は、どこかで読んだような話だなぁと思っていたんですが、
恩田陸さんの「いのちのパレード」の中の「観光旅行」に似てる!!

"石が動くのを見た者はかならず死ぬ" …こ、怖い。



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2008.05.17 *Sat*

菜の花畑!


今日の札幌はお天気も良かったので、朝からドライブに行ってきましたきもち

札幌から車で1時間半。
滝川の菜の花畑を見てきました~かお

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もう見渡す限り黄色!!!

菜の花のほのかに甘い香りが、すがすがしい空気に乗って漂ってきますかおきもち

ダーリン君は最後の最後まで「臭い臭い」と連発してましたけどね…(笑)
朝早い時間だったからか人もほとんどいなくて、たっぷり菜の花を観賞できました!

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2008.05.15 *Thu*

「穴」ルイス・サッカー



著者:ルイス・サッカー
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。かちんこちんの焼ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。ある日とうとう決死の脱出。友情とプライドをかけ、どことも知れない「約束の地」をめざして、穴の向こうへ踏み出した。



穴。
何とも単純なタイトルと、面白い表紙に惹かれました(笑)
ひょっこり穴から顔を出した男の子と… 玉ねぎ…?

荒野のど真ん中の矯正キャンプに入れられた少年スタンリー。
キャンプでの仕事は1日1個、スコップで大きな大きな穴を掘ること。

人格形成のためと所長は言うけれど、実はその目的は違うところにあるようで。。。

ところどころに挿入された昔話が、物語の謎を解く鍵になっていますこもの

この本、とっても感想が書きづらいなぁかお
不思議と吸引力のある本なのに、あらすじを説明すると面白みがなくなってしまうような気が。

だから、今回は多くは語らないでおきますネ。
是非この不思議な本を一度手にとって、先入観ナシでじっくり読んでみて下さい。
読んでいるうちに、きっと玉ねぎと1杯の水の大切さが実感できるはずですよ~(笑)

ちなみに、読後感はとても良いですきもち



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2008.05.13 *Tue*

「ゆめつげ」畠中恵


ゆめつげ
著者:畠中恵
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
江戸は上野の小さな神社で神官を務める、のんびり屋の兄・弓月としっかり者の弟・信行。夢に入って過去や未来を見る「夢告」が得意な弓月だが、迷い猫を捜せば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、全く役に立たないしろもの。が、何を見込まれたか、大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼が。礼金に目が眩み弟をお供に出かけたものの、事態は思わぬ方向に転がって…。大江戸・不思議・騒動記。



「しゃばけ」シリーズの著者・畠中さんの「ゆめつげ」文庫化されました~かお

ハードカバーの装丁が幻想的な雰囲気でとても好きだったので、
文庫の表紙絵が漫画っぽく変わったのは残念だなぁ…と思っていたのですが。。。
でも読み終えてみると、意外と本のイメージとこの絵はピッタリかもなんて思い始めました(笑)

ある寂れた神社で神官を務める兄弟。
兄・弓月はのんびりとした性格で、いつもしっかり者の弟・信行から怒られてばかり。

でも、弓月には夢を見て占いをする夢告という特殊な能力があった。
弓月はある人物から夢告を使っての人捜しを頼まれ、信行と共に引き受けてしまうが…。


ライン


「しゃばけ」シリーズに比べると、同じ時代物でも一段とミステリ色が強い作品ですねぇ。
妖怪は一切出てこないけれど、この作品には人と人との繋がりと温かさがありますきもち

なんていうか、兄弟愛って素晴らしいわぁ、と思いました。
信行は、普段さんざん兄の性格をこきおろして反抗しながらも、実はすごく心配性。
常に兄の身体を気遣い、時には心配のあまり涙も流す。

兄も普段は弟に頼りっきりなのに、「ここぞ!」という時には断固として譲らない。
このお互いを思いやる気持ちが、読んでいて心が温かくなるんですよねぇ。

2人の漫才のようなかけあいも面白いし(笑)

でも、夢の世界の描写をもう少し深く表現して欲しかったなぁ、というのが正直なところですかお
夢に入っている時の印象が薄くて、なかなかイメージがわきませんでした。

*それしても"弓月"(ゆづき)って名前、素敵だと思いません??
自分の子どもが生まれたら弓月って名付けようかしら…男も女もいける?!(笑)




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2008.05.11 *Sun*

「煌夜祭」多崎礼


煌夜祭
著者:多崎礼
評価:ほしほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
十八諸島の世界を巡り、世界各地で話を集め、他の土地へと伝え歩く。それが我ら語り部の生業。冬至の夜、我らは島主の館に集い、夜を通じて話をする。それが煌夜祭―年に一度の語り部の祭。お話ししよう。夜空を焦がす煌夜祭の炎壇でも照らすことの出来ない、真の闇に隠された恐ろしい魔物の物語を…廃墟となった島主の館で、今年もまた二人だけの煌夜祭が始まった―!



第2回C・NOVELS大賞受賞作きもち
これはもう素晴らしい!!の一言です。これ以外言えない(笑)

ある冬至の夜、廃墟となった館で始まる2人だけの煌夜祭。
2人の語り部は夜を徹して、世界中を回って見聞きした話を交互に披露していきます。

彼らの話に共通して出てくるのは、冬至になると人を喰らう魔物きもち
魔物達はみな儚いほど美しい容姿を持ち、普段は人々の中に紛れているが…
一年に一度の冬至が来ると、たとえ愛する人に対しても本能を抑えられなくなってしまう。


一見この作品は、それぞれ独立した短編集のようですが、実は全てが繋がっているんですよかお

交互に話す2人の話は、微妙に重なり合っているところが出てきて…
話が進むにつれて、語り手たちは徐々にお互いの正体に気付き始める。。。

個人的には第五話「王位継承戦争」が一番好みでしたきもち
自分の呪われた正体を知りながらも、苦心して島を守ろうとする美しき王子。
そして、王子の相談役となる秘められた過去を持った青年。2人の正体と悲しい運命とは…?


も~本当にビックリです!!第1話から終章まで全てが伏線だったなんてね。
登場人物も時代も舞台も違うというのに、実は最終的には一つの流れに収束していたんですねぇ。

仮面で顔を覆った2人の語り部の正体が明らかになった時は、ただひたすら泣けました。。。

「その人のためにならオレは命を投げ出しても惜しくない。
オレの心と体は、最後の血の一滴まで、その人に捧げるつもりでいる。」


この言葉が最後のエピソードに結びついた時は、思わず切なさと安堵感でいっぱいになっちゃった。

ファンタジーとしてもミステリとしても正に一級品ですよ~~かお
もちろん、永久保存版入り決定です!




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tag : 煌夜祭  多崎礼 

2008.05.08 *Thu*

「彩雲国物語 花は紫宮に咲く」雪乃紗衣


彩雲国物語 花は紫宮に咲く
著者:雪乃紗衣
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
長年の夢を叶え、晴れて彩雲国初の女性官吏となった紅秀麗。突然の大出世に驚いた街の人々からはちょっと敬遠され気味で、ショックを受けたりもしたけれど、ぐっとこらえて新しい環境に乗り込む決意をする。…が、バリバリ男性社会の外朝は秀麗に冷たくて、正式配属前の新人研修もなんだか前途多難。相変わらずな王様のすっとぼけた求愛をかわしつつ、ついに秀麗の戦いの幕が上がる!?



彩雲国物語、第3弾ですきもち

とうとう彩雲国初の女性官吏となった秀麗。 (わりとあっさり受かっちゃう?)
秀麗は外朝で新人官吏として働き始めるわけですが、他の官吏の彼女を見る目は冷たい…。

トップ3で及第したにも関わらず、雑用を命じられたり、なんと厠掃除までさせられる秀麗きもち
でも決して泣き言を言わず「いつか必ず見返してやるっ!」という心意気が素敵です。
しかも気を利かせて厠にお花まで置いちゃったりして…(笑)


それにしても男性官吏達の陰湿な嫌がらせといったら…!!! お前達は子どもかっ?!
ある意味、「図書館危機」の郁に対するイジメより酷いかも。男なのにね、男らしくないわ。
まぁ、確かに自分より優秀でさらりと及第した女性なんていったら、敵意を持つのも当たり前か?

秀麗の事が大好きな劉輝も、やっとこさ王様らしくなってきましたね~かお

劉輝は秀麗の嫌がらせを今すぐにでも止めさせたいけれど、それは秀麗の為にはならない…。
いつになく葛藤する場面が多くて、以前よりも随分大人の男(笑)に見えてきました。

劉輝には、秀麗に対してガンガン強気でいってほしいけれど。。。
個人的には、いつもひっそりと秀麗を守っている静蘭のほうがやっぱり好きなのです。

今回の注目人物は秀麗の叔父・紅黎深(こうれいしん)。かなり凄みがありましたかお
超優秀で、冷静で、冷徹で、天上天下唯我独尊タイプ(笑)
というか紅一族は穏やかな顔してものすごく怖い…。絶対敵に回したくない人達だわぁ。


<彩雲国物語シリーズ>
彩雲国物語 はじまりの風は紅く
彩雲国物語 黄金の約束




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2008.05.06 *Tue*

「チル☆」松井雪子


チル☆
著者:松井雪子
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
少女チルの側には、彼女にしか見えない“くねり”がいる。青白い顔と黒い尾だけを持っていて、皮肉を言ったり、いじわるしたり。そして、仲良しの老犬セミマル、遊園地で出会ったマシュマロ、いないはずの弟ギン…。生きること、失うこと、そして忘れてしまった大事なことを描く、美しくて繊細な、魂の物語。



お友達のmiwa125さんからオススメしてもらった本ですきもち (miwaさんありがと~♪)

なんだかちょっぴり不思議で、可愛らしい絵が満載の絵本のような作品。
松井さんの真っ直ぐで美しい文体と絵がとてもマッチしています。

なんていうんだろう。すごく感想が難しい作品だわ…。
感動してジーンと心温まるような本だと思っていたんですが、それもちょっと違う。
どこか懐かしくて切なくて、胸がキュンと締め付けられえるような……そんな作品でした。

第2章「生きてく約束」は涙が止まりませんでしたかお

小さい頃からずっと少女チルのそばにいた老犬セミマル。
セミマルは今まさに最期の時を迎えようとしているけれど、チルはその事実を認めたくない。
チルは噂を信じて、「ヤマザクラの山」の温泉にセミマルを連れて行こうとするけれど…。


第4章「虹のむこう」もやっぱり切ない。

ある日突然、チルの前に昔死んだはずの弟ギンが現れる。ギンの姿は何故かチルにしか見えない…。
そしてチルの反対を押し切って念願の小学校に行ったギンの周りでは事件が。。。

この作品を一風変わったものにしている一番の理由は、チルにしか見えない"くねり"の存在。
"くねり"がいなくても、確かに物語は成り立つはずなのよねぇ。
でもこのなんとも不思議な存在のおかげで、物語により一層深みが増している気がします。

*miwaさんのレビューでも書かれていましたが、挿画の絵が白黒なのがホント勿体ないなぁballoon_59.gif
すぐにでも色鉛筆で色を付けたくなるわ~(笑)




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2008.05.03 *Sat*

「デルフィニア戦記 放浪の戦士(1)」茅田砂胡


デルフィニア戦記 放浪の戦士(1)
著者:茅田砂胡
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった…。二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく―。



やばい…またシリーズ物に手を出してしまった~きもち (どうやら全18巻らしい)

いやぁ、1巻目から見事にハマりました。面白いです。
どことなく、壮大なヒロイック・ファンタジー「グイン・サーガ」を彷彿とさせるものがありますね。

物語の冒頭部分から、一気にこの世界に引き込まれましたかお

謎の騎士達に囲まれ、絶対絶命のピンチに立たされた旅の青年。
そんな孤立無援の状況の中、突然助太刀を申し出たのはまばゆいばかりの美貌を持つ美少年。
そして少年はとても人間とは思えない見事な剣術で次々と追手達を倒していく。。。

この「少年」、実は女であることはかなり早い段階で分かるのですが。

人目を惹くような美貌の持ち主でありながら、本人は外見に関しては全く無頓着。
しかも並大抵の男でも敵わない剣の技術を持ち、驚くほどの口の悪さなんです…(笑)


色恋にはとんと疎い朴念仁タイプのウォルと、なんとも食えない少女リィとのコンビが最高ですかおきもち

実は一国の王であるウォル。彼は思いがけず奇妙な連れを得て、王座奪回を目指すわけですが…
この先2人の関係はどうなるのか、2人の存在はデルフィニアにどんな波乱を巻き起こすのか?

ぐわ~~このシリーズ、ハマりそうだぞ…(笑)




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レビューの評価について

基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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