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This Archive : 2008年03月

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2008.03.31 *Mon*

「とっても不幸な幸運」畠中恵


とっても不幸な幸運
著者:畠中恵
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世界好き店長のいる酒場。クセモノ常連客が集うこの店に、いわくつきの「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。缶の中から現れたのは、不思議な幻影やベートーベンの曲や、昔の知り合いの姿…。いったいどんな意味が?そして缶を開けた人間にもたらされたのは「災い」?それとも「幸せ」?じんわり温かく、そしてほんのり切ないファンタジーミステリー。



「しゃばけ」シリーズですっかりファンになってしまった畠中さんの現代物ですかお
畠中さんって時代物じゃなくてもこんなに面白いお話を書けるんだなぁ…。ちょいとビックリ。


この物語は「とっても不幸な幸運」という名の、とある缶の謎を巡る6つの物語ですきもち

この缶は、100円ショップで売られてるという何ともみすぼらしい缶なんだけど…。
開けると様々な怪異現象が起こり始めるという、なんとも奇妙な代物。


初めにこの缶を持ち込んだのは、「酒場」のマスターの娘のり子。
彼女は興味本位で何気なく缶を開けたところ、死んだはずの母親が見えてしまう。

開ける人によっては、故人の顔が映ったしゃぼん玉を見たり、幻影を見たりと謎だらけの缶。

無愛想で客を選ぶ"武闘派"のマスターと、そこに足しげく通う常連客達。
彼らがその缶の謎を推理し、解決していくという一風変わったミステリですきもち


個人的にはハンサムなマジシャン天野のエピソード(第5話)と、
ひねくれマスターの若かりし頃のエピソード(第6話)が特に面白かったです。
そして第6話を読んだ後に終章がこの内容とは。。。泣かせるなぁ畠中さんかお

「しゃばけ」同様、じんわりとした温かさとちょっぴり切なさが混ざったような心地良い読後感でした。


*これは映画化したら面白そうですねぇ。

解説で書かれていたことですが、、、
マスターは坂口憲二、娘のり子は成海璃子、ウェイターの健也は小池徹平。

…うん、確かにこのイメージかも(笑)


とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)
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2008.03.29 *Sat*

「図書館戦争」有川浩


図書館戦争
著者:有川浩
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ!敵は合法国家機関。相手にとって、不足なし。正義の味方、図書館を駆ける!




有川さんの作品を読むのは「塩の街」に続き2冊目ですきもち

前の作品は弱々しいヒロインに嫌気が差して、どーーしても好きになれなかったのですが…
苦手意識をなくすために、今話題の図書館戦争シリーズに挑戦してみました。


…あら?この作品はなかなか好みかもしれないかお


主人公は、「塩の街」のヒロイン真奈とは正反対の性格。
運動神経は抜群だけど、単細胞で常に直球勝負の郁は読んでいて気持ちがいいですね!

顔は良いけど頑固一徹の教官堂上や、美人で毒舌の柴崎、超優秀だけど性格に問題ありの手塚
とにかく郁を取り巻くキャラクターの個性が、「これでもかっ!」という程強いです(笑)
でも郁自身もパンチのあるキャラのため、主人公の影が薄くなる事もなく。

会話もポンポンとテンポ良く進んでいくのが、小気味良くて好きだなぁ~きもち


国家が公序良俗に反する出版物を取り締まり、武力行使にまで至るようになった時代。
その国家権力に対抗して部隊を結成し、過剰な検閲に立ち向かう図書館。


今となっては「表現の自由」が当たり前になっているけれど、
昔は思想や表現を取り締まるなんてことが世界中であったのでしょうね。。。

この作品では本の検閲だけど、
どちらかというと、アニメとか漫画のほうが不適切なものが多い気もしますけどね(笑)


このシリーズ、まだ文庫化されていないのが残念かお
でも郁と堂上の関係が気になるので、続編もいずれ購入する予定です。


図書館戦争図書館戦争
有川 浩

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2008.03.26 *Wed*

「スロウハイツの神様」辻村深月


スロウハイツの神様(上)(下)
著者:辻村深月
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ある快晴の日。人気作家チヨダ・コーキの小説のせいで、人が死んだ。猟奇的なファンによる、小説を模倣した大量殺人。この事件を境に筆を折ったチヨダ・コーキだったが、ある新聞記事をきっかけに見事復活を遂げる。闇の底にいた彼を救ったもの、それは『コーキの天使』と名付けられた少女からの百二十八通にも及ぶ手紙だった。事件から十年ー。売れっ子脚本家・赤羽環と、その友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせたコーキ。しかし『スロウハイツ』の日々は、謎の少女・加々美莉々亜の出現により、思わぬ方向へゆっくりと変化を始める…。



あぁ、やばいです…。思わず胸がいっぱいになってしまう読後感、それにこの充足感。
読み終わった後に、すぐにでも再読したくなるぐらい本当に良い作品でしたきもち

熱狂的なファンが多い作家のチヨダ・コーキ、超売れっ子脚本家の
その他画家や漫画家などを目指す若き芸術家の卵達が、一つ屋根の下で共同生活を営む物語。


あらすじを読んで、どうも「冷たい校舎~」のようには気分が乗らないなぁ…と思っていたのですが、
「辻村さんの作品だし間違いない!」と絶対的な信頼を胸に読み始めました。

結果…私の中で、この先何度も読み返すだろうなぁという作品に位置づけられましたかおきもち


初めは環の勝気な性格と、強すぎる個性がなかなか好きになれなかったんだけど、、、
章が進むにつれ、傲慢で嫌な女だった環の印象が180度ガラリと変わってしまいました。
きっと、周りの友人達に恵まれていたのねぇ。

チヨダ・コーキがとても魅力的なキャラ。環をそっと見守る瞳がすごく温かい。
いつも周りにさりげなく気を遣い、外れてしまった軌道を元に戻す、そんな人物。


上巻では物語がどういう風に収束していくのか全く掴めなかったんだけど、
散りばめられた伏線が、下巻の最終章で一つずつ明らかになる度に涙してしまいました。。。

最後の"エピローグ"も彼らの将来をふと覗いたような気がして、個人的には大好きですきもち


チヨダ・コーキの小説は、本当に存在するのかと錯覚する程リアルに描かれていますねぇ。
実際に彼の小説を読めないのが残念でたまりません。

自分の人生観や生き方を変える程大好きな作家さんを持つのって、幸せなことだな、と思いましたかお


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2008.03.24 *Mon*

「ユージニア」恩田陸


ユージニア
著者:恩田陸
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
街を深く傷つけた、名家の大量毒殺事件。数十年を経て、今明かされる、遺された者たちの思い。果たして、街の人々は、真実を語っているのか? いったい誰が、なんのために無差別殺人を?誰もが見落とした毒殺事件の「真実」が、時を経て、様々な人の証言で暴かれてゆく。



今日は週明け早々体調を崩してお休みですきもち
…というわけで一日中読書にふけっております。至福の時(笑)

記念すべき100レビュー目は、大好きな恩田さんの「ユージニア」ですきもち


ある夏の日、日本中を震撼させた名家の大量毒殺事件きもち
唯一の生存者は、その家に住む盲目の美少女

この物語はその事件に関わった者達の回顧録のような形で進んでいきます。


うだるような暑さ、盲目の美少女の妖艶さ、禍々しい程に真っ白な花の記憶…。
物語には終始もやもやした暗澹たる雰囲気が漂っています。


犯人は予め冒頭で提示されているんだけど、物語がどこへ向かうのか一向につかめないのかお

章によって語り手が次々と目まぐるしく切り替わるから、
誰が嘘をついているのか、真実はどこにあるのかが見えなくてとにかく不安感を煽ります。。。


ラストも決してすっきりとしたものではなくて、 (恩田さんはこのパターンが多いですが…笑)
あくまでも読み手の想像にまかされているんですよね。好き嫌いはありそうです。

この作品は再読すると、また違う発見がありそうだなぁきもち


*ところで、この作品を読んでいてずっと小さな違和感を感じていたんですが…気付きました。

この本、あえて字が斜めに印字されているんですねぇ。
読者に無意識のうちに「違和感」と「不安感」を与えるのが目的なのかしら??
細かい所までぬかりがないですね~(笑)


ユージニアユージニア
恩田 陸

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2008.03.21 *Fri*

「バイオハザード3」やっぱりやめられない!


バイオハザード3
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
評価:ほし



【内容紹介】
ラクーンシティでの惨劇から数年後、T-ウィルスの感染は世界中へ広がり、人類はアンデッドへ、地上世界は砂漠へと化していた。さらに、アンブレラ社では“アリス計画"が始動し、アリスのクローン実験が繰り返されていく。そんな中、独り世界を彷徨うアリスは、アラスカが感染の及んでいない安息の地だと記されたノートを手に入れる。やがて、離ればなれになっていたカルロスたちと再会、そしてクレアと彼女が率いる武装集団も新たな仲間に加わり、一行はアラスカを目指すことに。そこでアリスたちは、燃料や食料を確保するため荒涼のラスベガスへ向かうのだが…。



な…なんでこんな所で終わっちゃうの~~かお これからが良いところでしょ?!
これがファイナルだっていう噂(あくまでも噂)なんだけど、問題は何も解決されてないじゃない。
こんな中途半端なラストは止めてほしい。

…とブツクサ言いながらも、やっぱりこのシリーズは面白いのですかお

前作に比べるとさらにホラー色が弱まっている気がします。ほぼアクションでしょうか。
もちろんゾンビはうじゃうじゃ登場するのですが、主人公アリスが強すぎて話にならないの(笑)

シリーズの最初から強いは強かったんだけど…今のアリスは向かう所敵なし。
実際武器なんか使わなくても、彼女は素手で十分です。。。


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今回の作品は主に砂漠でのアンデッドとの闘いがメインなので、
1や2のように暗い密室でいつ襲いかかってくるのか…?という緊迫感は半減していますね。
ゾンビの突然の登場にビクッと飛び上がることがないのは良いのですが(笑)


もしアリスが世界でただ1人生き残った"人間"になったとして…
世界中が砂漠になりゾンビだらけの世界になったら、食料は…ガソリンはどうするのかな??

この素朴な疑問が次のシリーズで解決されると良いのですが。果たして次回作はあるのかしらきもち


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2008.03.19 *Wed*

「球形の季節」恩田陸


球形の季節
著者:恩田陸
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
四つの高校が居並ぶ、東北のある町で奇妙な噂が広がった。「地歴研」のメンバーは、その出所を追跡調査する。やがて噂どおり、一人の女生徒が姿を消した。町なかでは金平糖のおまじないが流行り、生徒たちは新たな噂に身を震わせていた…。何かが起きていた。退屈な日常、管理された学校、眠った町。全てを裁こうとする超越的な力が、いま最後の噂を発信した!新鋭の学園モダンホラー。



「球形の季節」久しぶりに再読してみましたきもち

初めて読んだのは確か中学生の時。当時はこの本が怖かった記憶がありましたが…
今読み返してみるとこれはホラーというよりも、ファンタジーに感じられます。

舞台は東北の山に囲まれたとある田舎町たてもの
どこか"眠っているふり"をした街。生徒達の間に広まるある不吉な噂…。
やがてその噂通りに1人の女生徒が失踪してしまう。

こういう閉塞感漂う村って、「土地の持つ力」があまりにも強力で、荘厳すぎて…。
あくまでも人間は自然の副産物でしかない、という気がしてくるから不思議です。


久しぶりに読んでみると、この物語って恩田作品の原点だったのかな、とかお
じわじわと"何か"に侵食されていく例えようのない恐ろしさは「月の裏側」を思い起こさせるし、
山岳地帯にひっそりと存在する小さな村は「常野物語」の温かさを感じたりもします。

ラストはいつものように「もっとこの世界を楽しみたい!」と名残惜しい気持ちになるのよねぇ。。。

見慣れた日常から、いつの間にか異世界へと足を踏み入れてしまっている…。
この恩田さんの独特な世界観はやっぱり止められないですねきもち


*ところで、恩田作品ってわりと美形で個性の強い登場人物が多いのですが。

この作品の主人公みのりはごく平凡な女の子。
欲もなければ向上心もない…自然の流れに身をまかせるぼんやりとしたタイプ。

こう言っては悪いけれど、恩田さんの描くヒロインの中では一番印象が薄いかも(笑)


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2008.03.16 *Sun*

「インベージョン」不気味です。


インベージョン
出演:ニコール・キッドマン ダニエル・クレイグ
評価:ほし



【内容紹介】
地球外からやってきた謎の生命体。それは眠っている間に人間の習性を変異させ、次々と魂のないレプリカントを生み出していく。ワシントンD.C.の精神科医キャロルと同僚のベンは、原因をいち早く究明しウイルス拡大の阻止に乗り出す。生き残る術はただ一つ、決して眠らないこと。誰一人信用できない悪夢のような状況の中、二人はウイルスの侵攻を食い止めることができるのだろうか!?



ずっとDVD化を待ちわびていたこの作品、やっと観賞する事ができましたきもち

ニコールは恋愛物よりも、こういう作品のほうが美しさが引き立ちますね。
本当に美人な人は、笑顔よりも恐怖に引きつった顔の方が綺麗に感じる私は…変ですか?(笑)


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原作はジャック・フィニィの古典SF「盗まれた街」。(原作レビューはこちら
こういう侵略物の題材は人気があるのか、なんと今回で4度目の映像化とのことです!


原作とは設定が異なる部分が多々ありますが、面白いです。
決して眠ってはいけない、周りの人間達に自分が正常であることを悟らせてはいけない…
この緊張感がたまらないですきもち

ある朝起きてみると、夫が、妻が、友人が、何故かどこかが違う…。
一切の感情がなくなった人間というのは、こんなにも不気味なものなんでしょうかかお

街中が無表情な者達であふれている様子は、思わず鳥肌が立ってしまう。。。


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でもふと思ったんですが…
「人間ではない存在」になってしまった者達の秩序正しさといったらそれはそれは感心するほど。
人間という異分子がいなくなった世界は、争いもなく悲しみもないのかも…とも思ってしまいます。


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2008.03.15 *Sat*

「TVJ」五十嵐貴久


TVJ
著者:五十嵐貴久
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
お台場にあるテレビ局が、72時間テレビ生本番の最中に、正体不明のグループにのっとられた。劇場型犯罪に翻弄される警察。犯人たちの真の狙いは何か?30歳を目前にした女子経理部社員が、人質になった恋人を救うため、たったひとりで立ち向かう。



ごめんなさい、かな~り微妙な作品でしたきもち

五十嵐さんの作品は全体的にテンポよく読めるんだけど、とにかく設定が「ありえない」
この「TVJ」はその荒唐無稽さにさらに輪をかけています。。。


すうじ テロリストの狙いがいまいちハッキリしていないこと。

テロリストといえば、普通は彼らなりに自分達の信念を持って行動していますよね。
でも、この作品のテロリストにはその信念や理念が全くといっていいほどない。
お台場のテレビ局を乗っ取るという大それたことをするわりには、悪者にもなりきれていないし…。


すうじ テロリストと警察の交渉の場面に緊張感がないこと。

こういう作品で最も肝心なのはテロリストとの交渉場面。
相手を刺激させないように心理を読み取り、少しずつ有利な条件にもっていくように話を進める…
交渉のプロフェッショナルであるはずの大島には、緊張感がまるでないような気がします。


すうじ ヒロインに全くと言っていいほど魅力がないこと。

これ、かなり致命的だと思います(笑)
絶体絶命の状況下でのんびり悠長に構えていると思いきや…突然泣くわわめくわでイライラ度MAX。
とにかく彼女の心情の変化についていけず、中盤以降は「勝手にやっちゃってよ…」って感じ(笑)


好きな方には申し訳ありませんが、超辛口評価になってしまいました…かお
とはいえ「リカ」や「安政五年の大脱走」等好きな作品も多いので、まだまだ追っかけます!!


TVJ (文春文庫)TVJ (文春文庫)
五十嵐 貴久

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tag : TVJ  五十嵐貴久 

2008.03.13 *Thu*

「おまけのこ」畠中恵


おまけのこ
著者:畠中恵
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
一人が寂しくて泣きますか? あの人に、あなたの素顔を見せられますか?心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。じっくりしみじみ、お楽しみ下さい!



しゃばけシリーズ第4弾「おまけのこ」を読みましたきもち
今まで読んできたシリーズの中では、一番好みの作品だったかも??

「こわい」 「畳紙」 「動く影」 「ありんすこく」 「おまけのこ」
5つの短編が収められているのですが、どれも面白かったです~かお


このシリーズを読んでいるといつも感じるのですが…
ほのぼのとした温かさの中に、時折ハッと痛いところをつかれるような感覚があります。

それが人間の心の暗い部分だったり、見て見ぬふりをしている部分だったりするんだけど…
物語のラストでも、決してそのモヤモヤしたものが無くなっているわけではないの。

例えば「こわい」を読むと、切なくてやるせない気持ちが残るし、
「ありんすこく」ではラストで一太郎が“どうしてなの?”と苦悩する場面で終わってしまう。

そんな感情は普遍的なものだし、いつの時代にも共通するもの。
時代物のお話にもかかわらず、古臭さを感じさせない理由はそのへんにあるのかもしれません。


読んで初めて気付きましたが…
先日発売された「yom yom」に収められていた「ひなのちよがみ」は「畳紙」の続編だったのねかお

「畳紙」では、自分の心を隠したいがために、厚化粧を止められないお雛が登場するんだけど…
「ひなのちよがみ」のお雛はすっかり厚化粧を止めているんですもの。ビックリですよ!!

「しゃばけ」シリーズは一話完結の短編が多いので、基本的にどのお話からでも楽しめますが、
こういう風にちょっとずつリンクされている部分もあるんですねぇ。。。気付くと嬉しいですね。


*一番好きなのは表題作「おまけのこ」ですきもち
大事な「お月様」を守るために、若だんなのもとを離れ大冒険する鳴家。
椀に乗った鳴家が川を流れていく様子を思い浮かべると、可愛くて思わずニヤけてしまいます!


<しゃばけシリーズ>
しゃばけ
ぬしさまへ
ねこのばば


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2008.03.12 *Wed*

「凍える島」近藤史恵


凍える島
著者:近藤史恵
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
無人島とはこれまた古風な―とは言い条、お得意ぐるみ慰安旅行としゃれこんだ喫茶店“北斎屋”の一行は、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島へ。数年前には新興宗教の聖地だったという島で、八人の男女が一週間を共にする、しかも波瀾含みのメンバー構成。古式に倣って真夏の弧島に悲劇が幕を開け、ひとり減り、ふたり減り…。由緒正しい主題をモダンに演出する物語はどこへ行く。



むむむ、、、これまた本格的な推理小説だわ~きもち
最近軽い小説ばっかり読んでいたから、読了するまでにちょっとした労力を要しました(笑)


無人島、密室での殺人事件、次々と消えていく仲間達…。

それもただのありがちな本格ミステリというわけではないんですよね。
犯行に日本刀が使われていたり、となんだかほのかに「和」の雰囲気が漂う作品。


主人公あやめと、不倫相手の男とその妻…
こんなメンバーで無人島に旅行なんて、一波乱ないわけがないでしょ~かお

基本的にドロドロとした不倫モノが苦手な私には、この設定はちょっと苦痛でした。。。


ミステリとしては、最後までなかなか楽しく読ませていただいたのですが、
犯人の動機がどこか曖昧で、スッキリしないのですよねぇかお

それにどの登場人物にもこれといった魅力を感じませんでした。
まぁ推理小説の場合は、無闇に感情移入しないほうが犯人が分かりやすいかもしれませんが。


近藤さんの作品は初めてだったのですが、他にも色々なジャンルを書かれているようなので、
また違う作品にも挑戦してみようと思いますきもち


凍える島 (創元推理文庫)凍える島 (創元推理文庫)
近藤 史恵

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2008.03.11 *Tue*

「プロヴァンスの贈りもの」素敵な映画です☆


プロヴァンスの贈りもの
出演:ラッセル・クロウ マリオン・コティヤール
評価:ほし



【内容紹介】
少年マックスは毎年夏になると、南仏プロヴァンスでワイン造りにいそしむヘンリーおじさんのもとを訪れ、おじさんの所有するシャトーとぶどう園で楽しいバカンスを過ごしていた。やがて時は経ち、マックスはロンドンの金融界で豪腕トレーダーとして多忙な日々を送っていた。そんな彼にある時、10年も疎遠にしていたおじさんが亡くなったとの報せが届く…。



久しぶりに心がふんわりと温かくなるような、素敵な映画を観ましたきもち
南フランスの美しい風景と、そこに流れる穏やかな時間。とにかく引き込まれます。

ラッセル・クロウは本当に良い俳優ですねぇ。。。
「グラディエーター」や「ビューティフル・マインド」でもその演技力と存在感に目を瞠りましたが、
意外とこういう恋愛物も似合うんですね。新たな発見でしたかお

ヒロイン役のマリオン・コティヤールも、スタイルの良い超美人さんで目の保養~(笑)


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主人公マックスはロンドンの敏腕トレーダー。
とにかく金儲けのことしか頭になくて、同僚からは一目置かれながらも周囲に敵を作り続ける男。


マックスはヘンリーおじさんの訃報を聞いてプロヴァンスに飛び、
幼い頃おじさんと過ごした家と広大なぶどう農園を、さっさと高値で売り払おうと思うんだけど…


プロヴァンスの照りつけるような太陽、ほこりが被ったワイナリーの年代物のワイン、
ぶどう農園の土の匂い、おじさんとチェスをしたミニテーブル。

こんなのを見てまわるうちにだんだんと小さい頃の記憶が蘇ってきて。。。


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プロヴァンスの風景を観ているうちに、最初はカッコイイと思えていた証券会社の仕事も、
ロンドン中心部に高くそびえる高層ビルも、無味乾燥なものに思えてきます。

毎日騙し騙し合いしながらピリピリして仕事をする毎日…。
自然の大きさと温かさを前にするとなんてちっぽけでくだらないものなんだろう、って。

ストーリー自体はわりと淡々と流れていくのですが、
時折挿入されるマックスの子供時代の回想シーンが、うまくアクセントになっていますねきもち


*ちなみに子供時代のマックスを演じているのはフレディ・ハイモア君。
「アーサーとミニモイの不思議な国」でも主役をつとめていましたが、ホント良い味だしてますね。

この映画、休日の朝にでも是非観てみてください。心からオススメする作品です~かお
きっと朝からワインが飲みたくなるよ…(笑)


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2008.03.08 *Sat*

「死神の精度」伊坂幸太郎


死神の精度
著者:伊坂幸太郎
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。




伊坂作品を読むのは「オーデュボンの祈り」以来です~かお

読んだのが4年ぐらい前なので、うっすらとしか覚えていないのですが…
“しゃべるカカシ”という設定が新鮮で、なかなか面白かった記憶があります。


今回の作品も「面白い!」という評価が多かったので、期待して読み始めたのですが。。。
なんだかいまいちこの世界にのめり込めないまま終わってしまった、という印象ですきもち

とはいえ、ユーモアのセンスがたっぷりで読んでいて心地良い作品ではありました。

主人公は人間の“ミュージック”をこよなく愛するという、ちょっと変わった死神。

人間に死か、否か、その判断を下すために人間界にやってくる。
ある特定の人物に接近し、一週間その人物と過ごすことによって「可」か「見送り」かを決める。


「死神」と聞くとどうしても「DEATH NOTE」のデュークを思い出してしまうのですが(笑)
この物語の死神はデュークのような恐ろしい形相ではなくって、
意外にも誰からでも好意を持たれそうな好青年なの。 (もちろん相手によって顔を使い分けるのですが)

「死神」という重い言葉の響きと、その爽やかな風貌のギャップが新鮮だし、
人間の感情を理解できず、すっとぼけた返事をして周囲と話がかみ合わないのが面白いですきもち

例えば
「私、醜いんです。」という女性に対し、目を細めて顔を遠ざけて…
「いや、見やすい。見にくくはない。」と答えてしまうような(笑)

こちらの作品、3/22から映画公開されるみたいですね!死神役は金城武さんです。


死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)
伊坂 幸太郎

文藝春秋 2008-02-08
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2008.03.05 *Wed*

「ぼくのメジャースプーン」辻村深月


ぼくのメジャースプーン
著者:辻村深月
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された…。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく」の幼なじみ・ふみちゃんは、ショックのあまりに全ての感情を封じ込めたまま、今もなお登校拒否を続けている。笑わないあの子を助け出したい「ぼく」は、自分と同じ力を持つ「先生」のもとへと通い、うさぎ殺しの犯人に与える罰の重さを計り始める。「ぼく」が最後に選んだ答え、そして正義の行方とは。



例えば人を殺したとしたら、その罪は当然「殺人罪」。
もし動物を殺したとしたら、その罪は「器物破損」。完全にモノ扱いなのです。

では、他人の“心”をズタズタに引き裂いたとしたら…?これは罪にはなりません。

形あるものはまた同じものが作れるけれど、当然のことながら“心”は目に見えないものきもち
一度ヒビが入ってしまったり、壊れてしまった心はなかなか元には戻らない。

この作品は、そんな人間の心の重さを考えさせてくれる物語です。


クラスで可愛がっていたウサギ達の惨殺場面の、第一発見者となってしまったふみちゃん。
ふみちゃんはショックのあまり茫然自失となり、口も聞けなくなってしまう。

生まれつき不思議な力を持つ「ぼく」が、ウサギ殺しの犯人に与えた罰とは…きもち


辻村さんの作品は、どうしてこう理不尽なお話ばかりなんでしょうかお

自分の中の負の感情に押しつぶされまいと必死になる「ぼく」の姿が、読んでいてあまりにも痛々しくて。
読後感は悪くないけれど、本当に重い題材ですなぁ。。。


ライン


ところで、この作品「子どもたちは夜と遊ぶ」とリンクしているのですね。

子どもたちは夜と遊ぶ(上)子どもたちは夜と遊ぶ (下)


「子どもたちは~」の中で、秋先生がある生徒に囁いた言葉が何だったのか、
そしてその後に生徒がとった行動があまりにも不可解で、ずっと気になっていたのですが。

今回の物語の中でやっと明らかになりましたきもち

月子と恭司らしき人物も登場するので、何だか懐かしくなってしまいました!
思わず「子どもたちは~」を再読したくなったけど、重たすぎてなかなか軽く読める本じゃない(笑)

実はふみちゃんも、前作「凍りのくじら」でちょこっと登場していました。
あの時は「地味だし変わった子だなぁ…」という印象だったのですが、この作品を読んで納得。

前二作全体が「ぼくのメジャースプーン」の伏線になっていたとは…。
ホント巧いなぁ、辻村さんかお


ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)
辻村 深月

講談社 2006-04-07
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2008.03.03 *Mon*

「ペネロピ」マリリン・ケイ


ペネロピ
著者:マリリン・ケイ
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
名家の令嬢でありながら、魔女の呪いのせいでブタ鼻を持つペネロピ。呪いを解く方法はただ一つ、ありのままの彼女に永遠の愛を誓ってくれる、同じ身分の人と出会うこと。お見合いをくりかえすものの、相手はみな悲鳴を上げて逃げていってしまう。運命の男性を待ちつづけることに疲れたペネロピは、やがて自ら広い世界へ足を踏み出すが…すべての人に幸せをくれる、とびきりキュートでロマンティックな現代のおとぎ話。



人間誰もが、自分の容姿に何かしらコンプレックスを持っているものですよね。
もうちょっと目が大きければ…とか、もうちょっと背が高ければ…とかきもち


でもこの物語の主人公ペネロピが持つコンプレックスは、そんな可愛いものじゃないんです!
なんと…自分の全く関係のない魔女の呪いのせいで、ブタ鼻を持って生まれてしまったのですかお

呪いを解くために、ありのままの彼女を愛してくれる同じ身分の人とお見合いを繰り返すペネロピ。
とはいうものの…いくら温かい心を持っていても、お見合い相手はブタ鼻を見て逃げていってしまう。

お年頃の女の子としては悲しいものよのぅ…かお


ペネロピは両親によって世間から隠され、大事に大事に育てられてきた女の子。
もちろん外の世界については全くの無知。“深窓の令嬢”というにはちょっと違う気もしますが(笑)

そんな哀れなペネロピが自分の殻を破り、思いのままに外の世界へ飛び出していく物語ですきもち


本当に心温まる作品でした!!!

コンプレックスのせいで自分の可能性を狭めているなんて勿体ない!ということを教えてくれます。
ありのままの自分を好きになること。これが人生を楽しむための秘訣なんだなぁ。。。

この作品、一昨日から映画公開もされているようですねきもち


ペネロピ (ハヤカワ文庫NV)ペネロピ (ハヤカワ文庫NV)
マリリン ケイ リース・ウィザースプーン(序文) 永瀬比奈

早川書房 2008-01-08
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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
ほし 何も言えない

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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