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2007.12.27 *Thu*

「アブホーセン 聖賢の絆 古王国記Ⅲ」読みました!


アブホーセン 聖賢の絆(上)(下) 古王国記Ⅲ
著者:ガース・ニクス
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
アンセルスティエールの路上、じつに三百年ぶりの惨劇が起こった。古王国国王タッチストーンとサブリエルが暗殺されたのだ。新アブホーセンとなったライラエルは、自分の責任を果たし、罪のない人々を救うために、必死になって敵を追う。だが、彼女を待ち受けていたのは、予想をはるかに超えた惨状だった―。『古王国記』感動の完結。



「サブリエル」「ライラエル」に続く古王国記シリーズ最終章。
これで一応完結になるんですが、謎が多く残されたまま。不完全燃焼だよ~~かお


主人公は前作に引き続き、ライラエルサメス王子です。

サメス王子がものすご~く打たれ弱くて、、、密かに「へっぽこ王子」と呼んでいたんですが(笑)
読み進めるうちに、だんだんとしっかりした男性になってきたようです。

でもまだまだライラエルに頼り切っている様子。まぁ王子だから仕方ないのか。。。


物語自体はスピード感があって面白かったのですが、細かい所を書き切れていませんでしたねきもち
この壮大な物語を完結させるには、ページ数が少なすぎたかな?という感じがします。

ライラエルに常に忠実な不評の犬いきものの事についても詳しく知りたかったし、
ニックの事についてもっと触れてほしかったな…と。 (ニックはサメス王子より何倍も素敵!笑)

まだまだ冥界の静謐で荘厳な雰囲気を味わいたかったし、
ライラエルにはハンドベルで、もっと派手に攻撃して欲しかった気がします。

なんだかこの先ハンドベルの音を聴くと身構えちゃいそう(笑)

それにしても、このラストってありなんですか??ファンタジー小説だと思って油断できないですね。。。


<古王国記シリーズ>
サブリエル 冥界の扉 古王国記Ⅰ
ライラエル 氷の迷宮 古王国記Ⅱ


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*余談ですが、今日で20000アクセス超えました!!
いつも遊びに来て下さるみなさん、本当にありがとうございます~かお
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2007.12.25 *Tue*

「夢の守り人」上橋菜穂子


夢の守り人
著者:上橋菜穂子
評価:ほしほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
人の夢を糧とする異界の“花”に囚われ、人鬼と化したタンダ。女用心棒バルサは幼な馴染を救うため、命を賭ける。心の絆は“花”の魔力に打ち克てるのか?開花の時を迎えた“花”は、その力を増していく。不可思議な歌で人の心をとろけさせる放浪の歌い手ユグノの正体は?そして、今明かされる大呪術師トロガイの秘められた過去とは?いよいよ緊迫度を増すシリーズ第3弾。



やっと文庫版が出ましたよ~かお

軽装版に一度チャレンジしたんですが、挿絵と自分の中のイメージがあまりにもかけ離れていて(笑)
やっぱり挿絵がないほうが、自分の世界に浸れますね。。。


「精霊の守り人」「闇の守り人」に続く<守り人シリーズ>第3弾。
今回は女用心棒バルサは脇役。バルサの幼馴染タンダと師匠トロガイが主役です。

とにかく上橋さんの圧倒的な世界観、素晴らしい!の一言に尽きますかお

をテーマにしているせいか、物語全体に薄い霞がかかったかのような幻想的な雰囲気。

むせかえるような花の香り、歌い手の物悲しくも美しい歌声。
湖面に映る夢にとらわれた花の宮が、ありありと目に浮かんでくるようです。


昔から、人々の輪の中にいるのが居心地悪く感じて、どうしても馴染めなかった私には、
タンダとトロガイの生き方に共感できるものがありました。何て言うのかな、疎外感というか孤独感というか。

今まで感じていた言葉に言い表せない微妙な感情は、
この本を読んで「あぁ、こういうことだったんだ…」と妙に納得してしまいましたきもち

上橋さんが仰ってましたが、守り人シリーズは「外れた人たち」を主人公に据えているとのこと。
だからこそ、こんなにもこのシリーズに惹かれるのかなと思ったりもします。


*ところで、守り人シリーズに出てくる食べ物、妙に美味しそうに見えるのは私だけですかきもち

香ばしい木の実の香りがする甘い焼き菓子とか…
甘辛く煮た干し肉を炊きたてのごはんに混ぜたおにぎりとか…。うぅ、食べてみたい。


<守り人シリーズ>
精霊の守り人
闇の守り人


夢の守り人 (新潮文庫)夢の守り人 (新潮文庫)
上橋 菜穂子

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2007.12.22 *Sat*

「敬愛なるベートーヴェン」第九が素晴らしい☆


敬愛なるベートーヴェン
出演:エド・ハリス ダイアン・クルーガー
評価:ほし



【内容紹介】
1824年ウィーン。うら若き女性がベートーヴェンのアトリエにやってくる。彼女の名はアンナ。作曲家を志す彼女は、ベートーヴェンの新曲のコピイストとして雇われたのだ。期待に反し、女性のコピイストが来た事に憤るベートーヴェンだったが、やがて彼女の才能を認め、アンナは彼の作曲を支える存在となる。初演を間近に控え、昼夜を問わない創作活動を通して、二人の間には師弟愛以上の感情が芽生えていく。そして、遂に「交響曲第九番ニ短調」初演の日、耳の聞こえぬ恐怖を抱えながらも、オーケストラを指揮するために、ベートーヴェンはケルントナートーア劇場の舞台に立つ・・・。



ベートーヴェンの曲は本当に大好きですきもち

「テンペスト」「ワルトシュタイン」「熱情」。昔毎日必死になって練習した記憶があります。
世の中にはこんな天才がいるのかと…ベートーヴェンの頭の中はどうなっているのかとただ驚くばかり。

こんな経験も知識もないひよっこの私が、偉大な作曲家を評価するのも恐れ多い話ですが!(笑)


この映画はベートーヴェンのもとに女性写譜師が雇われる、というお話です。
原題は"Copying Beethoven"。邦題の「敬愛なるベートーヴェン」とは大分雰囲気が違うかな。

もちろんフィクションですが、ベートーヴェンって実際にこんな人物だったのかな?
…と実際に信じてしまいそうになるぐらい主演エド・ハリスの演技には脱帽でした~かお


img20fc03f8zik7zj.jpeg


中盤にあの有名な「第九」の演奏シーン (演奏時間は10分ぐらいはある…) が出てくるのですが、圧巻ですきもち
このシーンだけは5つ星をつけたいくらい、本当に心動かされる素晴らしい演奏でした!

ただ、この「第九」の演奏シーンに力が入りすぎて、ストーリーには手を抜いちゃった感が否めません(笑)
女性写譜師の人物像が描ききれていなかったような気がしますかお

でも、そのことを差し引いても「第九」のシーンはとにかく素晴らしいし、
ダイアン・クルーガーの美貌も、エド・ハリスの個性的な演技も一見の価値がありました。


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2007.12.20 *Thu*

「冷たい校舎の時は止まる」辻村深月


冷たい校舎の時は止まる
著者:辻村深月
評価:ほしほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください―。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。第31回メフィスト賞受賞作。



本屋で見かけてずっと気になっていたのですが、素敵な装丁に惹かれてとうとう購入きもち


いやぁ、本当に面白かったです!!!
辻村さんは初めて読む作家さんだったんですが……巧い。繊細な文章に引き込まれます。

調べてみたらこの辻村さん、1980年生まれとのこと。
ということは…デビューした時は今の私とほぼ同じ歳って事かな?軽くショックです~(笑)


物語からは深々とひたすらに降り続ける雪、凍てつくような空気が感じられます。

ちょうどこの作品を読み始めたのが雪がちらほら舞っている時だったからか、
頭の中で物語のイメージがすっかり出来上がっていました。

舞台は学校という閉塞された空間。登場人物一人一人の回想や過去を交えながら進んでいきます。

皆表向きは仲が良いんだけど、人には言えないようなトラウマや劣等感を抱えていたり、
微妙なかけひきがあったり、ささやかな恋愛感情があったり…。

辻村さんは、その一人一人のキャラクターの描き方が本当に丁寧なんですよね~かお


ジャンルとしては学園ミステリに分類されるんだろうけど、ホラーのような描写がちらほら。
じわじわと静かな怖さが迫ってきて、背筋がゾクリと寒くなります。

特に止まっていた時計が動き始めてからなんて、本当に怖い。でもやめられない(笑)


最初から最後まで伏線だらけなんですが…
後半からはパズルのピースが埋まるように伏線が収束していくので、とても小気味が良いですね。

そして読後感は意外にも爽やかなのが好印象でした!


恩田陸さんの「六番目の小夜子」とか「麦の海に沈む果実」が好きな方なら、きっとお好きかと思います。


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2007.12.12 *Wed*

「アポカリプト」逃げろ、逃げろ、逃げろ!!


アポカリプト
出演:ルディ・ヤングブラッド
評価:ほし



【内容紹介】
マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルを舞台に、一人の青年が過酷な運命に翻弄されながら家族を救うため奔走する。狩猟民族の誇り高き青年ジャガー・パウは、妻子や仲間と共にジャングルで平和な生活を送っていた。ある時、その村をマヤ帝国の傭兵が襲撃する。捕らえられ、他の仲間と一緒に街へ連れ去られるパウ。そして、干ばつを鎮めるための儀式に生け贄として差し出されるだったが…。



「パッション」に続きメル・ギブソン監督の映画です。

この人、もう俳優としては活動しないのかしら??
「ブレイブハート」とか「パトリオット」とか、結構好きだったんだけどなぁ。


個人的にはかなり好きな部類の映画です!!!
マヤ文明とかアステカ文明とか、昔から妙に心惹かれるものがありましたかお

正直この映画がどのぐらい史実に基づいているのかは分かりませんが、、、
かなり細部まで、丁寧にマヤ文明が再現されているようです。

なんていったって全編マヤ語なんですよ~かお
確かにこれが英語だったらしっくりこないとは思うけど…それにしても凄いですよね。


ていうか出演されている方、、、一応皆俳優さんなんですよね??
無名の俳優さんを使ってるのは明らかなんだけど、あまりに現代人からかけ離れた風貌。
びっくりしちゃいました。なんかもう、マヤ人そのままでしょ…(笑)

主演はルディ・ヤングブラッドという、ロナウジーニョをもっと男前にしたような人。


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後半、人間狩り(考えられない!!)から逃れた主人公は、
愛する妻子を助けるためにマヤ帝国兵に追われながら走る、走る、走る!!!
傷を負いながらも、執拗な追手から逃れるためにとにかく走り続けます。

この映画、マヤ文明の衰退…というよりもマヤ帝国からの逃走劇というほうがしっくりくるかも。


img0d4cee5fzikbzj.jpeg


もう息もつかせぬ展開に最初から最後まで映像に目が釘付けです。

さすがに生贄の場面は少しギョッとします。インディ・ジョーンズの生贄のシーンなんて可愛いものかも?
最近、ちょっとやそっとのグロいシーンでは動じなくなってる自分が怖い…(笑)


結局、この映画が言いたかったことは家族愛なのかなぁ。
期待していなかったわりになかなか楽しませてもらいました~きもち

あ、でも300<スリーハンドレッド>以上にグロいシーンがあるので、苦手な人はご注意ください…。


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2007.12.09 *Sun*

「グイン・サーガ118巻 クリスタルの再会」栗本薫


グイン・サーガ118巻 クリスタルの再会
著者:栗本薫
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ガンダルは豹頭王に看取られ大往生を遂げたが、その最後の反撃にグインも重傷を負う。マーロールはグインに代わり、タイス伯爵への裁きを上申し、タイ・ソンは失脚、マーロールが新たなタイス伯爵となる。そして後夜祭の夜、脱出作戦が始まった。地下水路を通っての脱出行は困難をきわめ、巨大ワニの出現に絶体絶命の窮地に陥ったところをヴァレリウスに救われる。夜が明ける頃、一行は、パロを目ざして、船上にあった。



とうとうグイン×リンダ、感動の再会です~~きもち

あまりに長かったタイス編から見ると、あっけなさすぎるくらいの二人の再会…(笑)
でもでも、そんなの構わないの。とにかくタイスを抜け出せた事が嬉しい。

やっぱりヴァレリウスの登場が大きかったかな~。
久々にヴァレちゃんの、グチグチネチネチ文句たらたらなおしゃべりが聞けて、
「あぁ、やっと元のグイン・サーガに戻ってきたんだなぁ…」とちょっとしみじみしちゃいました。


今回はグイン・リンダ・ブランのパートに分かれているのですが、ブランのくだりでは思わず涙…かお

やっぱり沿海州の人間ってだわ!
グインとドライドン騎士団だけは、この先絶対に敵対してほしくないものです。


パロの女王リンダもお転婆ではねかえりの14歳から、
美貌と知性を持ち合わせた、大人の女性に成長してしまいました。 (表紙絵をみてちょっとビックリした…)
昔のお転婆リンダが好きだった私には、ちょっと残念ではあるんだけど。。。

でもリンダとグインとの関係にちょっと気になる部分もでてきたりして、
この先二人の関係がどう変化していくのか、何気にドキドキしています。

未亡人になったとはいえ、なんていったってリンダはまだ21歳ですからね。
この先色恋沙汰もいくらでもあるというものよ…。ムフフフ。 (オッサンか。笑) 


月刊グインも終わり、次の119巻からはまた隔月ペースに戻るようです。
なんだか月刊のペースに慣れると、次の発売が来年の2月というのが妙に長く感じられるわ~きもち

まぁとにかく今年中にタイスに決着をつけられて、無事リンダとの再会も果たし安心しました。
栗本さん、来年からの展開にも期待しています!!


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2007.12.07 *Fri*

「ライラエル 氷の迷宮 古王国記Ⅱ」ガース・ニクス


ライラエル 氷の迷宮(上)(下) 古王国記Ⅱ
著者:ガース・ニクス
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
『サブリエル』の死闘から14年―古王国では、ふたたび死霊がらみの事件が頻発していた。そして、クレア氷河の奥では、十四歳のライラエルという少女が自殺しようとしていた。その歳になってもクレア族特有の「先視の力」をさずからないで、一族のつまはじきものになっていることに絶望したのだ。だが、そのライラエルの前に、ほかでもないサブリエルが現れて、千年も前に予言されていたライラエルの運命が明らかになる―。2001年ディトマー賞受賞、アマゾンコム・ベスト、2002年南オーストラリア・フェスティバル・アワードナショナル・アワード児童文学賞受賞、米国図書館協会選定トップテン・ベスト・ブック、ニューヨーク公立図書館選定本。



「サブリエル」に続く、古王国記シリーズ第二章ですきもち

サブリエル、前回登場した時はまだ若くて初々しくて、
「タッチストーンにキスなんてできないわ!」とか何とか言って騒いでたのに…。
もう今では子供二人も産んで、良きお母さんになっちゃってるのね。。。何気に急展開です(笑)

それもそのはず。前回のサブリエルの死闘から14年(!!)も経ってしまっているのですからかお


今回の主役は、クレア氷河に住むクレア族の娘ライラエルと、
第1章で登場したサブリエル&タッチストーンの息子サメス王子。あっさり世代交代(笑)

でもとにかく面白い!

「サブリエル」は、冥界の描写が多かったせいか重厚な作品という印象を受けましたが、
それに比べると今回の「ライラエル」は、ワクワクするような冒険譚といった趣でしょうか。

死霊が波になって襲ってくる様子にはさすがにギョッとさせられましたが…かお
(これは映像にしたらかなり怖いかも…笑)


好奇心旺盛で前向きなライラエルと、ウジウジ情けなさが鼻につくサメス王子。
あまりにも対照的な性格ですが、逆にこのほうが良いコンビになれたりするのかな。

この先、鍵 こもの となりそうなのは、
ライラエル達と一緒に旅をすることになる不評の犬と白猫モゲットですね。
この出自が不明な二つの存在が、今後ライラエル達にとって吉と出るか凶と出るか??

二匹とも絶妙なツッコミキャラなので、個人的には味方でいてほしいのですが…(笑)

さて、最終章「アブホーセン」へと続きます。。。


<古王国記シリーズ>
サブリエル 冥界の扉 古王国記Ⅰ


ライラエル―氷の迷宮〈上〉 (古王国記)ライラエル―氷の迷宮〈上〉 (古王国記)
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2007.12.03 *Mon*

「秋の牢獄」恒川光太郎


秋の牢獄
著者:恒川光太郎
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか―。まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれる―。数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す、新鋭・恒川光太郎の珠玉の作品集。




「夜市」で、日本ホラー小説大賞を受賞した恒川さんの新作きもち

本作は「秋の牢獄」「神家没落」「幻は夜に成長する」の短編3話が収められています。
恒川作品は、いつも気付かないうちに異世界に迷い込んだかのような感覚を味わいますね。


ぼたん 秋の牢獄

ケン・グリムウッドの「リプレイ」を彷彿とさせます。 (物語中でも引用されていますが…) 
ある秋の一日を何度も繰り返すことになる女子大生の物語。
人を次々と消してゆく「北風伯爵」とは…?なんだか都市伝説になりそうなお話です。


ぼたん 神家没落

主人公は何の気なしに入った家の近くの林で、見慣れない民家を見つけることにたてもの
その家にはある秘密があったのでした。主人公がこの家に辿り着いたのは運命だったのか…。


ぼたん 幻は夜に成長する

ある不思議な能力をもった女の子の物語。
恩田陸さんの「劫尽童女」を思い出しました。人間の心の闇が一番恐ろしい。。。
スッキリ納得できる結末ではないところが、余計に空恐ろしさを増しますね~きもち


いずれもある日を境に場所や時間に閉じ込められてしまった者達の物語です。

もしかしたら、自分のすぐ身近なところに異世界への扉があるのかもしれない…。
読んでいるうちにそんな不思議な感覚に陥ってしまいます。

前作「夜市」「雷の季節の終わりに」同様、ホラーというよりもファンタジー色の強い作品。
これからの作品にも期待大ですね!!


秋の牢獄秋の牢獄
恒川 光太郎

角川書店 2007-11
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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

ほし もう最高っ!!
ほし 面白い☆
ほし 惜しいあと一歩
ほし まぁまぁ良い
ほし 普通です。
ほし 苦手…
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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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