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2007.08.20 *Mon*

「白鳥異伝」荻原規子


白鳥異伝(上)(下)
著者:荻原規子
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
双子のように育った遠子と小倶那。だが小倶那は“大蛇の剣”の主となり、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまう。「小倶那はタケルじゃ。忌むべきものじゃ。剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」大巫女の託宣に、遠子がかためた決意とは…?ヤマトタケル伝説を下敷きに織りあげられた、壮大なファンタジーが幕を開ける。



「空色勾玉」に続く<勾玉三部作>第二弾です。
今回も佐竹美保さんのイラストが麗しい。。。この方の画集があるなら欲しくなっちゃいますね。

いやぁ~本当に面白い!!の一言ですきもち


幼い頃から双子のように育った遠子(とおこ)小倶那(おぐな)
やがて小倶那は大蛇の剣の主となってしまい、自分の住んでいた国を滅ぼしてしまうきもち

いつも仲の良かった二人がやがては敵同士となり、引き離されてゆく様は本当に辛い…。


剣の力に操られてるとはいえ、小倶那の本質的なところはなにも変わっていません。
「ただ遠子を守るために強くなりたい、遠子のためになら自分の命をさえなげうっても構わない。」

結局はそこに行き着くんだもの。そんな小倶那の一途な想いがとても苦しい。


この物語の良いところは、主人公以外の登場人物も皆魅力たっぷりな事ですね~かお

無条件で見返りもなしに遠子を最後まで支え続ける菅流(極度の女好きが玉に瑕…笑)や、
皇子と駆け落ちまでして自分の意志を貫いた明姫など、、、誰が主人公になってもおかしくないくらい。


遠子と小倶那が、徐々にお互いを大人の男女として意識してゆく過程が良いです。
天真爛漫で何に対しても物怖じしない遠子が小倶那を意識した瞬間、女に変わってしまう…。
いつの時代も、恋愛というのは変わらないものですねぇ(笑)


<勾玉三部作>
空色勾玉


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2007.08.14 *Tue*

「グイン・サーガ115巻 水神の祭り」栗本薫


グイン・サーガ115巻 水神の祭り
著者:栗本薫
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
夜が更けても誰も部屋に戻ってこない心細さから、フロリーは一人、城の庭へ出た、そこをタリク大公に侍女と間違われてしまう。とまどいながらも世話をするフロリーの献身的な態度に、大公の心身は癒され、それは恋心に変わっていった。しかしそのことがタリク大公の妻の座を狙う、タイス伯爵の娘、アン・シア・リンに知られることになり、フロリーは監禁されてしまう。悲しみうろたえる彼女の前に、マーロールが現われた。



こ、これは……!!いつにも増して刺激的な表紙ですね~きもち
これをうら若き乙女(笑)が店頭で買うのは、相当勇気が要ると思いますわよ。

前の「快楽の都」の表紙もリギアだったし、、、さては丹野さん隠れリギアファンですね??


さて、肝心の中身ですが。
未だにに物語の舞台は、水の都タイスから動きませ~んかお

一言で言うと、水神の祭りをいろんな角度から隅々まで眺めた巻(笑)

おかげさまでずいぶんタイスとタイ・ソン伯爵に親近感を持ち始めたものの、
早く脱出してパロに行ってくれ~~!!という感じです。もう大半の読者はうずうずしてると思います。


フロリーは悲劇のヒロインになりきっていて、若干イライラしますねぇ。
ま、一部の男性ならそんなか弱い女性に、庇護欲をかきたてられたりするのかもしれませんが。。。

女性の視点から見ると、やっぱり美人でたくましいリギアのほうがいいなかお


いよいよタイス脱出の匂いがプンプンしてきました!!
愛しのイシュトヴァーンやリンダ、ハゾスが今どうなっているかも気になるところです。


水神の祭り―グイン・サーガ〈115〉 (ハヤカワ文庫JA)水神の祭り―グイン・サーガ〈115〉 (ハヤカワ文庫JA)
栗本 薫

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2007.08.11 *Sat*

「蛇行する川のほとり」恩田陸


蛇行する川のほとり
著者:恩田陸
評価:ほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
憧れの存在であった高校美術部の上級生・香澄と芳野の二人から、夏休みに演劇祭の舞台背景画を描き上げるための「合宿」に誘われた毬子。胸躍らせて「船着場のある家」に赴いた彼女を待ち受けていたのは、遠い夏の日に封印されたはずの秘密だった…。ノスタルジーの語り部・恩田陸が紡ぐ永遠の少女たちの物語。



読んでいるうちになんだか胸がしめつけられるような、、、懐かしく切ない気持ちになりますきもち


照りつける太陽、湖畔の家、ハルジョオンの咲き誇る野原…
まるでその場に自分がいたかのように、頭の中に鮮明に映し出されます。

そして全ては遠い夏の日の思い出に過ぎないのだと、読み終えた後に気付かされるんですよね。


ラストで全ての謎が明らかになってもなんだかスッキリしない。
確かに問題は解決されたはずなのに、心にチクリと名状しがたい痛みが残る作品でした。


淡々と物語が進んでいくので、映像化には向かないかもしれませんね~かお
文章でしか表現できない情景や、心の機微。映像化したら陳腐な作品になってしまうと思う。


それにしても…
この物語の登場人物は、皆美少年、美少女なんですよね。
だから恩田さんの作品って好きよ(笑)このおかげで美しい余韻に浸る事ができるっていうのもあるかも。


蛇行する川のほとり (中公文庫)蛇行する川のほとり (中公文庫)
恩田 陸

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2007.08.04 *Sat*

「狐笛のかなた」上橋菜穂子


狐笛のかなた
著者:上橋菜穂子
評価:ほしほし



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
小夜は12歳。人の心が聞こえる“聞き耳”の力を亡き母から受け継いだ。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の“あわい”に棲む霊狐・野火だった。隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年・小春丸をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が燃え上がる…愛のために身を捨てたとき、もう恐ろしいものは何もない。野間児童文芸賞受賞作。



守り人シリーズを読んであまりにも感動したので、文庫で出ていたこちらも購入してみましたきもち

本当に素敵なお話でした。「読んで良かった!」と心から思える作品です。

小夜と霊狐・野火のお互いを思いやる気持ち。相手に見返りを求めない一途な愛。
現代のドロドロした暮らし辛い世の中で、忘れていたものを思い起こさせてくれるような素敵な物語。


上橋さんの文章は、とても美しくて心地良いですね。

「満月の光がこうこうとすすきの原を照らしている。
風がわたるたびに、すすきの穂が銀色の水のように波うっていく。」


心の奥底にしまわれた過去の記憶を、優しく掘り起こしてくれるような…
古き良き日本の原風景を思い起こさせてくれる、そんな懐かしさがあります。


終章「若桜野を」を読んで、一気にこの本のファンになってしまいました~きもち
このラストはどうやら賛否両論あるようですが、個人的には大好きです。。。
たった4ページの短い章ですが、沢山の思いが詰め込まれていますね。


宝物になる本が、またひとつ増えましたかお


狐笛のかなた (新潮文庫)狐笛のかなた (新潮文庫)
上橋 菜穂子

新潮社 2006-11
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基本的に評価は甘めかもです。
ストーリーはいまひとつでも、キャラが良ければ全て良し!雰囲気が良ければとりあえず許せる!みたいな所もあります(笑)

ちなみに5つ星に王冠マーク ほし が付いているものは永久保存版きもち

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◆2015年マイベスト3◆

百年法 (上) (角川文庫)

百年法 (下) (角川文庫)

1位 百年法
(山田宗樹)


不老不死が実現した世界で、100年後には強制安楽死させられてしまう。

自分ならどうするだろうか、と思わず考えてしまう近未来SF作品。近い未来本当にこんな事が起こりそう。

スピード感あり、とても面白い作品です。
映像化希望!



絶望名人カフカの人生論 (新潮文庫)

2位 絶望名人カフカの人生論
(カフカ/頭木弘樹・編訳)


フランツ・カフカといえば、
ある朝起きると、巨大な虫に変身していた『変身』などが有名ですが、 カフカ自身のネガティブさ加減には、思わず吹き出してしまうほどです・・・!(笑)

あまりにも自虐的でネガティブゆえ、自分の悩みなんかちっぽけに思えてしまう。
元気のない人にこそ、読んで欲しい一冊。



EPITAPH東京

3位 EPITAPH東京
(恩田陸)


エッセイ風の物語、自らを「吸血鬼」と名乗る男の追想、そして作中の戯曲。
・・・と、3つのパートに分かれて物語は進んでいきますが、正直相当のカオス状態(笑)

でも、シェイクスピアの「エピタフ」(墓碑銘)だったり、 なかば都市伝説的な平将門の首塚の話、動物交差点の話など、とにかく雑学が豊富。

何故か最後まで面白く読めてしまった一冊です。

★4位以下はこちら

◆2014年マイベスト3◆

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

1位 ハーモニー
(伊藤計劃)


もうとにかく面白くて、想像以上に読み易かった事に驚きでした!

戦争、疫病、、、この世の全ての悪を取り除き、完璧に管理された世界は、
ある一人の少女によって綻び始めます。

劇場アニメ化もされ話題になった作品。



深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

2位 深紅の碑文
(上田早夕里)


第32回日本SF大賞を受賞した、
「華竜の宮」の続編です。

陸地の大部分が水没した未来。
地球規模の未曽有の大異変を前に、人類はどう対応するのか??

SFですが、決して遠い未来ではない世界の姿かもしれません。傑作です。



ウール 上 (角川文庫)

ウール 下 (角川文庫)

3位 WOOL
(ヒュー・ハウイー)


<サイロ三部作>の第一部目。

全ての生き物が死に絶え、荒廃した未来の世界。 生き残ったわずかな人間達は、地下144階建てのサイロで暮らしているという設定。

<清掃の刑>やらサイロの秘密やら、とにかく謎ばかりの展開で、夢中になって読みました。

★4位以下はこちら

◆2013年マイベスト3◆

金色機械

1位 金色機械
(恒川光太郎)


めちゃめちゃ好みのお話だったー!!

恒川さんといえば幻想的でちょっぴり怖い世界観が魅力なんだけど、
今回はSF・ファンタジーで味付けされた時代物。恒川さんの新境地です。

切なく悲しく、人間臭い恒川ワールドを是非堪能してみて下さい。



10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

2位 10月はたそがれの国
(レイ・ブラッドベリ)


不気味・奇妙・不思議。
・・・と3拍子揃ったこの作品。

全体的にホラー色が強く、特に「群衆」「びっくり箱」は一度読んだら忘れられません。

読んでいるうちに、のめり込んでしまう事間違いなしの短編集です!



新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)

3位 新選組 幕末の青嵐
(木内昇)


これを読んだら、絶対新選組が好きになる!保証するよ(笑)

様々な隊士の視点から進んでいく物語。皆がカッコ良くて(沖田さんは可愛くて)素敵すぎる。
女性作家さんならではの繊細で、それでいて力強い描写が魅力的でした!

それにしても、土方さんの男前っぷりは異常(* ̄∇ ̄*)

★4位以下はこちら

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